7月30日 木曜日
・ゆりちゃんとたけちゃん
朝、あゆみちゃんとたけちゃんがなのはなに来てくれると、パッと雰囲気が明るくなる様に感じます。
どこからか赤ちゃんの泣き声が聞こえていて、どこからかオルゴールのような音楽が聞こえていて、どこからかはピーちゃんの鳴き声も聞こえます。
昼食の時、たけちゃんがお父さんとお母さんの横に寝ている姿、ゆりちゃんがお父さんに抱っこされて、興味深そうに周りを見ている姿。
きっと、何もかもが新しくて、新鮮で、ワクワクして、以前お父さんが話していたように、愛されることを願って生まれてきたのだと思いました。
赤ちゃんを見ていると、物事の感じ方や考え方が、純粋で誰だって、本当はこうだったんだろうなと思います。
集合の時、30分ほど、ゆりちゃんを抱っこさせて頂きました。
いつ泣いてしまうか少し不安な所もあったのですが、廊下を移動したり、リビングで話しかけたり、少しみんなより高い位置にゆりちゃんを抱っこすると、とてもご機嫌に話したり、笑ってくれました。
最後は泣いてしまったけれど、お父さんが変わって抱っこをしたら、ゆりちゃんがキョトンとした顔で、みんなを見ていて、
一瞬に泣き止んでしまい、とても可愛かったです。
あゆみちゃんやのぞみちゃんが赤ちゃんを連れて来てくれるのが本当に、本当に嬉しくて、2人の成長を一緒に見れるのが嬉しいし、なのはなの中で、なのはなのみんなの中で育てられる2人を見れるのが、私にとっても希望だなと思います。
そして、私もなのはなの中で、なのはなのみんなの中で生きられるのが幸せだなと感じます。
・カボチャ配達屋さん
午前はカボチャの貯蔵準備の作業をしました。
何と、メンバーはさきちゃんとよしみちゃんと私の、久しぶりにシスターが揃って嬉しかったです。
最初は、まあちゃんも来てくれて、カボチャの悪い所落としをして頂き、私たちはひたすらカボチャを拭きました。
思っていた以上にカボチャが多く、1玉1玉が重たかったので、腕が痛くなったのですが、パンプキン選手権をして、
10玉拭けたら「10パンプキン!」というと、とても面白かったです。
途中からは3人で作業をして、カボチャを全て吹き終わった後は、台車とコンテナを持って来て、カボチャを運びました。
体育館から5年生教室の距離は、意外と長くて、大変だったのですが、全身に汗をかきながら、1コンテナに10個のパンプキンを入れて、1つの台車に4コンテナ。1度に35~40個のカボチャを運んでいきました。
最初は数を数えていたのですが、途中から分からなくなっていたので、丁度、台車で運んだ数をメモに書いたら混乱せずに済みました。
5年生教室に、縦横を合わせ、規則正しく並べると、カボチャ王国に来た様な、カボチャじゅうたんのような、緑の濃い、大きな大きなカボチャに圧倒されました。
3人で7、8往復をしてカボチャを運び、カボチャをコンテナに入れるのも、カボチャを運ぶのも、カボチャを下ろして、並べるのも、カボチャ自体が重いので、とても大変だったのですが、さきちゃん達と「良い筋トレになるね」と笑いながら、カボチャ配達屋さんになりました。
今回は昨日収穫をしたエビスカボチャの貯蔵準備をさせて頂いたのですが、他にもバターナッツ、スクナカボチャ、粉雪姫カボチャも運んで並べました。
エビスカボチャは大きいものでは4キロ以上もあり、平均が3.3~3.5キロ。
全体数が283個だったので、合計で933~995キロもあり、私たちは1トンほども3人で運んだと思うと、達成感を感じました。
無事に貯蔵準備ができて、痛みも少なく、大きなカボチャがたくさん採れたのが嬉しかったです。
・夏の始まり、梅雨の終わり
午後は山小屋のササゲの草取りに行きました。
久しぶりの山小屋作業が嬉しくて、道中には、少し季節外れのアジサイが見えたり、どんどん夏らしい景色になっていて、気持ちが明るくなりました。
山小屋に着いた頃には少し雨が降っていたのですが、ササゲの紫色の花が閉じていても可愛くて、草取りも雨後でとても抜きやすかったです。
と、思いきや、どんどん空の色が黒くなり、ポタポタと水滴が顔を濡らし、あっという間に大雨となりました。
少し雨宿りをすることになり、車に乗り込むと、一気に大雨が降り、車の窓ガラスが見えない位、豪雨となりました。
「滝のような雨」という言葉がそのまんまで驚いたのですが、車の中で晴れることを願いながら、少しでも空の青を見ると、みんなで叫ぶように笑いました。
雲の動きが早く、何百メートルも何千メートルもある大きな黒い雨雲が、どんどん動いて、途中からは小雨となりました。
丁度その頃、まりのちゃんが帰ろうと伝えに来てくれて、心に迷いがあったのですが、またあっという間に雨が降ってきて、さすがまりのちゃんだと思いました。
草取りが少ししかできなかったのは残念だったのですが、帰りの車では「夏」をテーマにした、「私は誰でしょうゲーム」で盛り上がり、とても楽しく、雨も仕方がないやと吹っ切れました。
古吉野に近づくにつれて、ものすごく光が眩しく、晴れていて、やっぱり雨上がりのジメジメとした空気はあったのですが、いよいよ梅雨が明けたと思いました。
帰ってからはソバの選別をしたり、細々と作業をしていたのですが、夕方に空に虹が出ていて、神様がわたしたちを見守ってくれている様な気がしました。
虹の写真を撮ることができて良かったし、これで本当になのはなの夏が始まると思うとワクワクしました!