「『国境のない生き方』読書感想文」 りな

7月28日

 久しぶりに日記を書けることが嬉しいです。
 雨の期間中に、コツコツと本を読むようにしています。私はとても本を読むのが遅いのですが、お父さんに教えてもらったように、コツコツと本を読んで速読できるようになりたいです。

 ヤマザキマリさんの、『国境のない生き方』を読みました。『ヴィオラ母さん』 を読んで、とても感動して、もっとヤマザキマリさんの本が読みたいと思って、この本を読むことにしました。
 ヤマザキマリさんの幼少期の自然と触れ合っている場面から始まって、イタリアに留学して、子供を産むまでの物語を読んでいると、私もヤマザキマリさんを小さい時から知っていて、まるで一緒にイタリアに行ったかのような気分になりました。ヤマザキマリさんが、小さい時に、家の留守番で寂しい気持ちがあっても、妹を守るために寂しい気持ちを自分の中に閉じ込めていたのが、本当に凄いなあと思いました。虫が友達で、自然や野生の生き物と共存して、隣り合わせで生きている生き方が、こんなにも人を強くするんだなあと思いました。

 ヤマザキマリさんは、視野が地球でとても広くて、読んでいると何を悩んでいるのかも分からないぐらい自分がちっぽけに見えるなあと思いました。14歳の欧州1人旅のお話も書かれていました。言葉も違って知らない人ばかりのところに放り出されるなんて、私には考えられないぐらい不安です。でも、ヤマザキさんは「頼れるのは自分しかいない」という気持ちで、旅をしたのが勇気があって凄いことだなあと思います。年齢も同じで、人ごととは思えなくて、私ももっともっと自分自身に責任を持って自立して生きないといけない、と背筋を正されました。

 自分を疑ったり、自分以外だったら何にでもなりたいと思うような、マイナスな気持ちも、それは精一杯生きていないことなんだと思いました。精一杯生きるというのは、がむしゃらにでも前だけを向いて生きることなんだと思いました。前に向けないような時でも、ヤマザキさんのように、人間の世界ではなくて、もっと広い地球を感じて、視野を広げたらいいんだと思いました。地球に比べると、悩みなんてとてもちっぽけなんだと気づきます。

 私は、ヤマザキさんが息子のデルスさんに言った言葉がとても心を打ちました。
「人間に愛されることよりも、この探検家のデルスのように、何よりも地球に愛される人間になりなさい。地球が、お前には生きてほしいと思うような人間にならなきゃいけない。そうすれば、きっと自然がお前を守ってくれるよ。たとえ、台風にあっても、どんなに孤独でも、自然がきっとお前を生かしてくれる。」
 息子さんに言った言葉なのに、そのまま私に言ってもらっているような気持になりました。そうか、地球に愛されるような人間になればいいんだ、と気が付くことが出来ました。この言葉は、お父さんがおっしゃっていた、「目に見えないもの、植物や生き物、物を敬う気持ちがあると、優しくなれるよ」という言葉と同じような気がしました。2018年のウィンターコンサートで、サーカステントの中に入って助かった人も、きっと本当の意味で優しくて、地球に愛されていた人達だったんだなあと思いました。

 私は、小さい世界の中で、狭い範囲だけで生きようとしていたんだなあと気づきました。もっと私達の生きている地球には、植物も、動物も、虫もたくさん生きていて、どんな生き物も共存しているんだなあと思うと、自分に籠っていることなんて自分勝手で浅い事なんだと思えます。国境のない生き方を読んで、もっと他の生き物を感じて、視野を広くずっと前を向いて生きて生きたいと思いました。

 最後に、なのはなファミリーに出会えたからには、ずっと地球のためにささげられるような人生にしたいです。この本の最後に、何億光年もの月日を経て輝いている星を見て、「それぞれに光を放ちながら、輝いている。生きているうちに届かなかった光も、死んだ後、遠い誰かに届くのかもしれない。」という言葉が書かれていました。どんなに暗くても、いつか放った光が誰かに届く日が来るんだ、そう思って、謙虚に生きていきます。出来る精一杯の光を放てられるように、毎日を磨きたいです。

 
 午後は、畑Aチームから順に、浴衣の着付け教室がありました。浴衣の着付け方を実際に浴衣を選ぶところから始めて、河上さんに教えていただけるのがとても嬉しかったです。
 私はCチームのみんなと一緒に教えてもらいました。髪をお団子にまとめて、選んだ浴衣を羽織りました。河上さんが、見本を見せながら、1工程ずつ細かく教えてくださいました。
 まず、羽織ったら袖を持って、ピンと浴衣を伸ばします。そうすると、背中の縫い目が、背骨に沿って真っ直ぐになります。襟も合わせて綺麗にすると、次はお尻の高さの浴衣を持って、くるぶしのところまで裾を持ち上げます。この時、お尻にくっつけてピンとしながらずりずり上げるように持ち上げます。そうすると、上半身が動かずに、綺麗に動かせるのだと聞きました。

 裾も、斜め上に持ち上げるようにすると、足元がすっと細くなって、歩いて少し崩れても、スカートのように広がらないことを教えてくださいました。ただ浴衣を着るだけではなく、綺麗に着崩れしないで着れる方法をたくさん教えてもらえるのがとてもありがたくて嬉しいなあと思いました。

 肘をくっつけて浴衣を合わせるところは、去年何回も着たはずなのにとても難しく、河上さんが手を貸してくださいました。今年は内々の納涼祭もあるので、ぜったいにそれまでに自分で着られるようになりたいなと思いました。

 襟はくぼみのところに合わせて交差させることや、首からこぶし1つ分開けることなど、一番綺麗に見える着方も教えてもらえてとても嬉しかったです。浴衣を着られる機会があること、浴衣を綺麗に着こなせられるようになれることが、嬉しくて、浴衣を着られるのが楽しみだなあと思いました。