「やりたいこと、楽しめること」 ゆい

7月27日

 雨が続いています。夕方に、スイカ畑に行ったら、思わぬスピードで病気が広がっていました。気持ちをいれすぎるのはいけませんが、ショックです。まずい、と思い、夜の集合でお父さんに質問させてもらい、明日対策をとってきます。でも、実はまだたくさんとれそうなので、ひとまずスイカは成果を出してくれたと思います。
 ネギも、湿気にやられています。ネギはまだまだこの先が長いので、今が肝心と思いました。畑に出たいです。畑よ、ちょっと乾いてください。

 でも、雨でラッキーなこともありました。布草履作りが途中になっていたので、作業希望を出したら、今日、大人数で時間をもらえました。質を高めるために、かなり厳しめに言ってしまいましたが、みんなで良いものを作った方がいいから、妥協しないほうがいいと思います。
 私もこれぞ、という完成品を作ることができて嬉しかったです。
 たけちゃん抱っこタイムもあって、たけちゃんが図書室にいてくれました。8割方すやすや眠っていました。たけちゃんの眠りにあうように、BGMは、ジブリのオルゴールにしてみました。

 

 午後一番には、お父さんのヒラメ解体ショーがあり、みんなで見学することができました。お父さんがヒラメを5枚におろし、最後の4枚目を骨とわけるとき、お父さんが、「これは、えんがわですね」と言いました。テラテラとあぶらがのって、光っていて、美味しそうでした。
 皮をひくのが特に難しそうなのに、お父さんは簡単そうに包丁を身と皮の間に入れて剥いでいました。私も一度、台所でぶりだったか、皮をひくのをさせてもらったことがあり、そのときは、(全っ然、できない。なんて難しいのだ)と思ったのを覚えています。
 お父さんが皮をひくと、ぺらぺらの皮が綺麗に一枚とれました。
 そして、そのあと、お父さんが、身を昆布締めにしてくれました。昆布とおろした身をサンドイッチにしてラップでくるみます。素朴なのだろうけれど、すごくうまみのありそうな、日本らしい調理なのだろうと感じ、そういう繊細な味を楽しめるのは、素敵だなと思いました。

 
 桃畑では、あんなちゃんたちが、新しく作ったネットを早速、かけてくれていたようです。帰ってきたあんなちゃんがネットが足りないんだ、と話してくれました。作るのは1日でできるから、作りたいけれど、材料の仕入れに時間がかかってしまいます。
 もし間に合うなら、すぐにでも作りたいのですが……。どこかで材料だけすぐに手に入らないものでしょうか。

 

 夜の集合でスイカの質問をさせてもらったと、冒頭にかきましたが、お父さんが、防除や肥料の相談を、魅力的に言ってくださいと以前から話されていて、私もお父さんに真似て七五調を取り入れて質問したら、みんなが拍手をくれて、嬉しかったです。自分が自分が、というのはよくないし、自分の悪い癖ではあるけれど、やっぱり、何か発表してみたり、表現してみたりして、みんなが喜んでくれたり、楽しんでくれたりすると、私はすっごく嬉しくなってしまいます。もっとみんなを笑わせてみたいな、驚かせてみたいな、楽しませてみたいな、という気持ちが溢れてきます。

 

 そして、何回も言ってしまいますが、お父さんからダンスを習いたいです! ハウスミーティングで、それを言ったら、お母さんが、「ゆい、お父さんと、踊れるのはお母さんだけやで」とおっしゃって、その場にいったメンバ-が笑っていたけど、本当にそれはそうです!
 ラテンのリズムで踊りたいです。ああ、楽しそうだなぁ。
 今年はコロナの影響で、色々とイレギュラーだけれど、それを良い方へ変える力にしたいです。 

 ひとまず、明日、雨の合間に、スイカとネギを守る対策を講じてこなければ。草刈りも遅れているから、進めたいのですが。
 やりたいこと、やるべきこと、たくさんあります。おとうさんが、人間は野生的であるべきと、ハウスミーティングで話してくださいました。仕事も遊びも本当は境がないのです。時間で働くように管理されるようになり、人工的におさえつけられたことに慣れてしまい、その枠から抜けるのが怖くなったのは、私も同じ性質をもっていると思います。
 オンオフをつくらないのだよ、とミーティングなどでお母さんが教えてくださったことがあります。私もそこで躓いている自覚があります。オンオフはない。仕事も遊びも区切りはない。全てがやりたいこと、楽しめることにしてしまう、そういう生き方にしたいです。
 
 読んで下さってありがとうございました。