「虫取り網を持って」 なつみ

7月27日

 昨日の夜は(明日の朝は虫取り編みを持って、スズメを捕まえに行くぞ)と、意気込んで、眠りにつきました。
 朝7時に、スズメの鳴き声と、雨がシトシト降る音で目が覚め、止み間を見極めて、レインコートに濡れてもいいズボンを履いて、片手には綺麗な、エメラルドグリーンの虫取り編みを持って、意気揚々と、畑に向かいました。

 昨夜から、自分が虫取り編みでスズメを捕まえて、笑顔で古吉野に戻る想像を幾度もしました。喜びのイメージトレーニングは万全です。
 今朝、いざ捕まえようと虫取り編みを持って、蕎麦畑のネットの中を走っても、編み目をくぐり抜け、ネットの外にスズメは出て行ってしまい、とても一人では捕まえられそうになかったです。捕まえ方のイメージトレーニングが出来ていませんでした。
 仕方無く、帰り際、あかりちゃんのご飯のミツバを虫取り編みに詰め込んで、虚しく帰りました。
 古吉野に戻り、やすよちゃんと捕まえに行く約束をしました。明日はかご落とし作戦で罠を仕掛け、時間の許す限り待ちます。
 神様。たった1匹でも良いので、私たちにスズメをハントさせてください。

 
 捻りはちまきに黄色いはっぴ。鋭く研がれた柳刃包丁。
 お父さんがヒラメの解体ショーをしてくださいました。
 骨に身がついていない5枚おろし。身から皮を切り離す包丁捌き。
(お父さんは美意識の塊なのでは)と思うくらい、どこを切り取っても綺麗でした。
 そして最後に、昆布締めにする工程まで見せて貰いました。
 昆布とヒラメのサンドイッチ姿を見ることは無かったので、すごく大きな昆布締めサンドイッチを見させて貰えて、すごく嬉しかったです。
 ヒラメがおろされたとき、白身と、少しピンク色の部分があって、それがすごく可愛らしくて綺麗だと思いました。目が、左右対称ではないことには驚きました。あと、お腹が真白で、ひれの先端は少し黄色がかっていて、それもなんだか品高い感じがして、自分が知っていたヒラメは、ただ茶色い魚だったので、ヒラメの見る目が変わりました。
 去年はヒラメに対してなんとも思わなかったのですが、今日はヒラメへの興味がわきました。お魚について、すこし調べてみたい気がします。
 解体ショーが、自分が思っていたよりもずっと楽しくて、素敵なショーでした。
 見させて貰えて嬉しかったし、私も捌きたい!! と思いました。

 今日も一日ありがとうございました。おやすみなさい。