「美味しいお蕎麦を」 なつみ

7月26日

 お父さんお母さん、年を越す前に、蕎麦の脱穀、唐箕がけ、天日干し、選別を何とか終わらせて、みんなと美味しいお蕎麦を頂けるように努めます。(私は年越しまで待てない…!)

 午後にはやよいちゃんと一緒に蕎麦の唐箕がけをしました。
 どんどん、2人で唐箕がけを極めていきます。
 蕎麦を唐箕に入れる人は、コンテナに乗り、低いところから高いところへ蕎麦を入れるのではなく、高いところから、低いところへ、やりやすくなるよう工夫しました。

 また、入れ口は1回目を気持ち広めに、2回目をかなり狭めて、ゴミを入らないように使いました。
 これは、お父さんが1回目の唐箕がけしている時に教えてくださったことを活かしました。口が大きくなれば、選別は荒くなり、口が狭くなれば、選別が厳しくなる。
 ゴミが多い一回目は、口を気持ち広めにしてつまらないようにしました。
 あらかた選別された2回目は、主に小さな葉っぱと蕎麦。
 これは入れ口を1センチほどの幅にして、ほぼ蕎麦しか通らないようにしました。
  選別された蕎麦が出てくる出口は、最初発砲スチロールでやっていたのですが、飛び散って、もったいない婆さんが出てくるので、米袋の口を出口にはめて、出てきた蕎麦を受け止めました。

 機械の使い方が分かると、とても面白いです。
 2人とも、お互いがどんどんスピードUPしてやりやすくなるように、「こうしたらいいのでは」という案が、ポンポン出てきて、型がはまれば、どちらも手が余ることなく、ガラガラ唐箕は動き続きます。
 効率の良い作業は、面白いです。
 少しずつ学んで、良いようにしていく私たちを、お父さんは、
「らしくなってきた。そうでなくちゃね。」
 と、嬉しそうに見てくださりました。
 もう、唐箕がけはやよいちゃんとしか出来ないのでは、と思うほど、役割がはまって、息がぴったりで、本当に楽しかったです。
 今日、唐箕の仕組みを理解して、やよいちゃんと効率と質を上げながら、最高の仕事が出来たと思います。明日も頑張っていきたいです!

 「明日はヒラメの解体ショーするよ」と、お父さんが教えてくださりました。
 去年、お父さんがヒラメをさばくと、骨に身がついていなくて、驚いた思い出があります。(今年も、解体見られるんだ!)と今から楽しみです。
 4連休明けて、明日になるのが、嫌だなぁ、寂しいなぁと思っていたけど、楽しみが出来て嬉しいです。

 話は変わるのですが、『みをつくし料理帖』最終巻を読み終えました。
 今、読み始めている人がいっぱいいて、ネタバレになるので詳しくは書けないのですが、最後まで、澪さんの仲間は、澪さんの幸せを願って、それを1番に考えて商いをしたり、言葉をかけたり、色々なところに手を回したり、知恵を貸したり……。
 澪さんの人柄は、本当に良くって、だから仲間にも恵まれているのだと思います。
 最終巻は、中盤から、涙、涙、涙で、心が洗われました。
 12巻目に「花だより」という、最終巻以後の澪達の生活が書かれた巻があります。
 もう1回、最終巻を読んでから(もう一度泣きたい) 、花だよりを読みたいと思います。
 お父さん、素敵な本をありがとうございます。

 今日も一日ありがとうございました。おやすみなさい。