「得られるものを意識して」 えみ

7月23日

*スイートコーンのネット移動

 午後は最初にお父さんも来てくださり、山畑のスイートコーンのネットを移動する作業をしました。スイートコーンが鳥や獣に食べられないよう、畑の周囲と上に大きいネットがかかっていたのを、すでに収穫の終わった弾の上部から取り外してこれからの弾の上部に移しました。
 作業を始める前に、お父さんがみんなに対して「どうやって進めるのが一番いいと思いますか」と質問されました。ネットを畝に対して垂直方向に手繰り寄せて移動させるか平行方向に手繰り寄せて移動させるかの二択でした。私は平行方向だとスイートコーンの株をまたがなくてはならないし、草丈の高い株にひっかかってしまうと思って垂直方向に手繰り寄せる方に手をあげました。ほどんどのみんなも同じように考えていて、実際そうすることになりました。
 ネットの両端に人が均等に入り、一度畝の端までネットを全て手繰り寄せてからみんなで行進するように奥まで運んでから再度広げていきました。お父さんが全体を指揮してくださるとみんなが無駄なく動くことができ、作業自体1時間と少しであっという間に終わらせることができました。
 質と効率のバランスを図るのは難しいけれど、上手くとれた作業では気持ちよく終わることができる気がします。今回は上部の鳥よけネットは畝全体まで広げられなかったけれど、天敵であるカラスはネットがかかっているというだけで畑によってこないということで適当なところまで広げて終わりにすることになりました。みんなで苦労して時間をかけたところで得られるものがどれぐらいあるか。どんな作業にしろ、その視点をもっていることはとても大切だなと思いました。
 
 夕方にほんの短い時間でしたが桃の発送準備の手伝いに入らせてもらいました。とても緊張した空気の中、どうやって動けばいいのかあたふたしてしまってあまり役に立てずに申し訳ないなと感じてしまった部分もあったのですが、桃に囲まれた会場に入れただけで幸せな気持ちになりました。
 梱包に慣れている人はみんな手つきが早く、次々とやれることを見つけて動いていました。自分の未熟さに改めて気づき、もっと周りを見て仕事を見つけ、みんなの役に立てるようになりたいと思いました。
 昨日のブルーシート敷きをしたときにも感じたことなのですが、桃が無事にお客さんに届くまでには日ごろの手入れから収穫、発送まで一度も気が抜けないのだと知って、それを全てこなしているあんなちゃんがすごいなと思いました。
 またみんなと作業させてもらえることがあったときには、精一杯できることを頑張りたいです。

*れいこちゃんの誕生日

 今日、7月23日はれいこちゃんのお誕生日でした。私がアセスメントで初めてなのはなに来た日、センターでダンスを踊っていたれいこちゃんの生き生きとした笑顔にくぎ付けになったのを覚えています。その後のOMTも一緒にさせてもらって、ここなら治ることができるのかもという希望をもらうことができました。
 れいこちゃんリーダーで以前Cチーム作業に入らせてもらったとき、れいこちゃんは作業の効率はもちろん、それだけでなくその場にいるメンバー1人ひとりが動きやすいようにと考えてくれているのを感じて、その雰囲気の中だと自分も楽しんで作業することができたなと思います。
 なのはなの代表として、常に表現者で居続けているれいこちゃんが本当に素敵でかっこいいです。
 私もれいこちゃんのようにみんなのために笑顔をふるまえるような優しい人になりたいと感じます。これからも一緒に生活させてもらえることが嬉しいです。

 
 読んでくださりありがとうございました。