「桃ネット一段上へ」 ゆい

7月23日

○れいこちゃんのお誕生日

 れいこちゃんはきらきら輝いて、希望や夢を体現したように生活しているようにみえます。映画の中のヒロインがそのまま存在するような、綺麗さ、明るさを感じます。悪戯っぽい笑顔や、みるひとをワクワクさせてしまうような笑顔、希望と優しさ、勇気を称えた笑顔。そして、いつも今も未来も明るいのだと信じて疑わないし、一緒にいる人もそのように巻き込んでしまう空気感のれいこちゃんが大好きです。

 先日、れいこちゃんに、乳酸菌の仕込みを手伝ってもらいました。二人で、3分クッキングみたいでした。れいこちゃんは、私が調合しやすいように、「れいこ、持っていようか?」と、私に声を掛けながら優しく手伝ってくれました。そして、すごく嬉しかったのは、れいこちゃんが私の大雑把さというか、大胆さを笑って楽しんでくれたところです。

 かなり急いでいた私は、米のとぎ汁をボトルに入れるときに周りにこぼしてしまったり、結構ないい加減具合だったのですが、れいこちゃんがそのとき、ふっと笑いました。私が、「わー。ごめん、滅茶苦茶だね。ひいちゃった?」と言うと、れいこちゃんは笑って、「いいや、全然」と答えてくれて、なんとなく、れいこちゃんは私のおっちょこちょいで大雑把ぶりを楽しんでくれていると感じて安心したのと、自分もなんだか楽しくなって、(これでも、いっか!)とすごく肯定できるような気持ちになりました。
 れいこちゃんは、そういう力があるのだと思いました。人と一緒にいて、人を肯定して、楽しんで、今をきらきらしたものに変えてしまう。

 そして、乳酸菌にはその続きがあって、その日に仕込んだ乳酸菌は、今までで一番良くできました。(ああ、れいこちゃんマジックの効果なのだ)と思ったのでした。
 れいこちゃん、お誕生日おめでとうございます。れいこちゃんと仲間でいられて、嬉しいです。

 

○桃ネット、もう一段上へ

 ネットの材料が届き、今日から30m×20mの桃ネット作成が始まりました。あんなちゃんから発注してもらい、今後採れていく桃を守る為、大急ぎで作るのです。非常にやる気です。

 今回は、これまでと違うことがありました。それは、体育館が、ジャガイモで埋まっているので、図書室や、和室を使うしかないということです。
 そのことが分かってから、寝る時に、会場のセッティングを考えていました。どうやったら、限られた空間でもスムーズにできるかを考えていて、ネットがまっすぐに引っ張られていく為には、ミシンの隣に、バーをつけて、ネットを支えたらいいのではないかと思いました。できたら、バーは塩ビパイプの様なもので、くるくる回ったら、ネットがより軽くなるな、とか。では、どうやってバーをとりつけようか?
 しかし、そのときふと思いました。別に、バーじゃなくても、ただ、長机でもいいのじゃないか。ミシンからの落差が大きいほど、ネットは斜めになって縫いにくくなるけれど、ネットの横幅が全て載る机をセットすれば、引っ張りやすくなるのではないか。

 これまでは体育館だったので、そういうセットをしていなかったのですが、今回、図書室と和室ということで、すぐに長机を使うイメージがつき、今日、早速やってみました。
 やってみて、驚くほど、スムーズで、どうして今までこれを思い付かなかったのだ、と思いました。ネットが軽い。斜めに落ちないからずれない。だから真っ直ぐ縫える。すると、縫い損じもなく、修正をする必要がないので無駄がない。高さがあるので、縫った後のネットがストンと落ちて、その後畳みやすいなど、色んなメリットがあったのです。
 体育館を使えなかったために気付いた、怪我の功名ならぬ、ジャガイモの功名でした。本当に、どうして今まで気付かなかったのだろう。

 長机を導入したことにより、補助の人の配置も変わりました。これまで、後ろに一人、前に一人でしたが、二人とも前にいき、一人はミシンの目の前、これは今まで通りですが、もう一人が、ミシンと逆サイドの端のネットを持って、重くなっていくネットを、真っ直ぐに一緒に引っ張る役割りにしたのです。

 2年生教室では、あやかちゃんチームで、さくらちゃんとつきちゃんが、図書室では、私がミシンをかけて、りんねちゃんがミシンの前で、さきちゃんが逆サイドに立ってくれました。
 本当に、速かったです。りんねちゃんとさきちゃんの絶妙なひっぱり具合で、ミシンは止まらず、1時間で25mを縫い進めました。当初、あんなちゃんに制作予想時間を提出したときは、チームによっての差も考慮して、平均15m/時間で計算しました。
 体育館でやっていたとき、うまくいって20m超が最高でした。それも、メンバ-の慣れや、ネットの重さによって、毎回そうはいかないという感じでした。
 今回、コンスタントに20mは必ず縫えるというやり方を確立できたと思い、それがとても嬉しいです。

 さきちゃんやりんねちゃんがいてくれると、縫い終わったあとのチェックや、次の段取りもものすごくスムーズで、最高のチームで進めさせてもらえるのがありがたいです。
 途中、集中力が切れたら、冷たいお茶を飲んで休憩をしました。

 今日を終えてみると、私たちのチームだけで110mほどを縫っていました。2チーム同時に進めて、80%完了です。明日の午前中には完成します。今、ネット作りは波に乗っている状態と思うので、あんなちゃんが、雨の間に、今年使わなくてもいいから来年にも備えて、もう一枚作っておこうと言ってくれて、それは嬉しいと思いました。
 そして、拙速というわけではなく、縫い目も格段に綺麗になっており、強度も増していると思います。質が、高くなっていくのが嬉しいです。桃の木に、実際に掛けたとき、強く引っ張るので、丈夫でなければならないと思い、返し縫いの頻度をあげました。
 最後の1枚は、これまでの集大成として最高の質とスピードで完成させられるだろうと、楽しみです。
 

○最後に、スイカ速報

 受粉から約40日、積算温度900度で収穫のスイカは、現在、6月16日に受粉したものが、38日目、積算温度は853度となりました。非常に順調です。
 (積算温度については、6月末から計算をさぼってしまっていたのですが、気象庁のサイトで既に過去の気温の平均を出してくれているものがあり、それを積算するだけで済みました)
 叩くと、水分がなみなみとたたえられた音がします。雨が多く、水っぽくなりすぎてはいないかと、懸念されるところですが、有機肥料だけで育てたことと、グルタミン酸などが効果を発揮してくれているのではと期待してます。
 平均4㎏と言われる中玉種にしては、大きく見え、非常に綺麗で、明後日、満を持して収穫となります。
 カラスは事件以降、一切きておりません。乞うご期待。