「最高の遊び」 なつみ

 昨夜は雲が厚かったのか、水星の流れ星を見ることは叶いませんでした。
 その代わりに、と言っては何ですが、お風呂後に、タンポポの葉っぱをあかりちゃんにあげたり(これであかりちゃんからの好感度UP)、クロキンを5分間なでなでタイムを勝手に設けて遊んだり。
 久しぶりに生き物に触れて、反応の素直さに心が緩みました。
 素直に可愛いなと思います。

 今日は太陽が肌を刺し、痛いくらいの晴れ。
 絶好の作業日和。メニューは豆の追肥土寄せです。
 日記に、巡った畑を順番通り書きたいのですが、ななほちゃんに、
「なつみちゃん、今日行った畑って、どこだっけ。え? コミュニティが最初? 梅林はどこの次?」
「早朝作業の…。いつだっけ。」
 と、まあこんな感じに忘れてしまいました。済みません。
 でも、そのくらいたくさんの畑を回りました。(ゆず畑。半分畑。コミュニティ。河原小田んぼ。河原大。諏訪神社。うなぎ取り畑大、小。上原さん畑。梅林手前。梅林奥。梅林奥奥。いいとこ下畑。保育園東。保育園奥。第2鉄塔。新桃畑。)
 
 ジャガイモ掘りのスピードが継続しているのか、自分もみんなも覚醒したように凄まじいスピードで土寄せをしていきます。
 まえちゃん、みかちゃん、どれみちゃん、ゆりかちゃん達が、重たい管理機で、フカフカの土寄せ天国に畑をしてくれていたおかげで、作業はとてもやりやすかったし、管理機をかけてくれたみんなのことを思うと、なんとしても全部終わらせたい気持ちになりました。
(のりよちゃんは、フカフカの畑に興奮して、いいとこ下畑で鼻血を出してしまっていました。緊張していた心が、のりよちゃんのおかげで和みました。)

 印象に残ったのは、否、残らざるをえないのは保育園東です。
 もう、土がごろごろで、鍬で持ち上げるとガラガラです。
 みんな、大変すぎて、「ゴロゴロガラガラ、ゴロゴロガラガラ…」。
 声も出ず、鍬と石のような土の塊が触れ合う音だけが静寂の中に響きます。
 途中、大変すぎて笑えてきました。大変さを笑い声で飛ばして、またゴロゴロガラガラに向かう。
 心が折れそうになったときは、励まし合いました。
「頑張ろう。」
 その一声で、何度も気持ちを助けて貰いました。みんながいたからやりきれました。
 
 そして、保育園前東と、奥を終えて、のりよちゃんが汗だらだらの私たちに最高のプレゼントを用意してくれました。
 古吉野に戻ると、先に到着していたのりよちゃんが水の出ているホースを持って、
「ななほちゃんおいでー! まちちゃんおいで! なつみちゃんおいでー!」
 と声をかけてくれて、水もぶっかけてくれました。水浴びのプレゼントです。
 暑くて仕方無かったのに、水を浴びるだけで一気に涼しくなって、こんなに気持ちいいのは初めて楽しくて嬉しくて仕方無かったです。
 最後、諏訪神社の土寄せを終えたときは、心と身体。バランス良い疲れがどっときて、お腹も空いているのに気がつきました。

 一日を通して、ずっとみんなと一緒に作業させて貰えて、全力の空気を感じながら働くのはこの上ない最高の遊びです。
 働きを遊びというのは、矛盾を感じるかも知れないのだけれど、私は今日一日ずっと全力で遊ばせて貰ったと、そう思います。

 どうかこのまま、みんなと一緒に、ゴロンと良くなれますように。
 自分が治って行く過程。どこまでも謙虚に。治っても謙虚に。
 お父さんお母さんの教えてくださる気持ちを全部、心の中心に据えて良くなります。
 今、良くなりたい、一生懸命になりたいと願う中で、お昼の集合の話は自分の中で大事に取っておかなければならないと、強く思いました。
 お父さんお母さんを信じて、真っ直ぐに頑張ります。
 おやすみなさい。