「走り続けた1日」 るりこ

7月19日

○走り続けた1日
 朝から夕方まで、みんなとずっと走り続けたという感じがします。夜になって、静かなリビングにいると、今日1日のことが何だかずっと前のことだったような気もしてきます。
 とてもとても充実した日でした。

 りゅうさん、なおちゃん、お仕事組さん、学校組のちさちゃんも一緒に、大人数で大豆の追肥と土寄せを回りました。
 早朝の2時間は追肥、シエスタ後は追肥と土寄せ、午後は土寄せをしました。

 リーダーののりよちゃんの勢いと明るい声かけのなかで、牛肥のバケツリレーが始まりました。1枚目のコミュニティ畑では、のりよちゃん、ゆりかちゃん、やよいちゃんが先頭に立って、その3人に繋ぐように、みんなで1本の列をつくりました。
 わたしはちさちゃんからテミを受け取り、それをゆりかちゃんへ渡しました。ちさちゃんが、わたしがゆりかちゃんに渡しやすいようにとテミの向きを気に掛けてくれたり、先読みをして次の畝にテミを並べていってくれました。ちさちゃんといると、いつもそういうふうに目の前の人が動きやすいように心と身体をつかって動いていて、わたしもちさちゃんのように視野を広くもって、誰かのための自分でいられるようにありたいと思いました。
 
 みんなの勢いがすごくて、分単位で1枚の畑の追肥が終わっていきました。1番速かったものでは新桃畑の追肥で58秒と、1分もかからずに終わりました。
 早朝から太陽が出ていて、とても暑かったです。1枚の畑が終わるたびに、のりよちゃんが水分補給をしようと声を掛けてくれて、こまめにお茶を飲んでいたので、作業をしているときは思い切り作業に集中することができました。

 朝食を摂ってからのシエスタは、とてもよく眠れました。体力を温存し直して、またみんなと畑へ飛び出しました。この時間からは、なんと、なおちゃんも来てくれました。久しぶりになおちゃんと畑に出ることができて、とても嬉しかったです。

 

 話しが飛んでしまうのですが、今日1日の作業のなかでも最もわたしが心に残ったのは、午後からの土寄せでした。朝から夕方まで1日中、みかちゃんたちが管理機がけを進めてくれていたおかげで、どの畑も大半の土がふかふかで、最高に気持ちがよかったです。

 午後2時過ぎから7時まで、みんなと畑を駆け巡りました。驚くのが、土寄せもほとんどの畑が10分から20分の間で終わるのでした。
 わたしは改めて、自分の力じゃないと思いました。正直、この暑さのなかで自分の体力と集中力が持ち続けるか不安もありました。土寄せはハードです。わりとバテやすいです。でも時間が経っても、畑が5枚、6枚を越えても、クワを動かし続ける手は止まらなくて、そして集中も持続しました。自分でも驚くくらいに疲れが出なくて、ずっとやっていられると感じました。そう思ったのは今日だけじゃないです。つい先日のジャガイモ掘りのときにも感じました。

 みんなの勢いのなかにいると、自分の力を引き出してもらっているのだと思いました。みんなと達成感を感じたり、喜びを共有できる瞬間が自分のなかに溜まっていって、また次もその嬉しさをみんなと分かち合いたいと思えるから、たとえ短い時間のなかだけでも自分から離れて、みんなの一部になれているのだと感じました。
 自分一人だったら土寄せも追肥も果てしなくて、気持ちから負けてしまうけれど、みんなと一緒だからどんなことだってできるのだと、改めて感じました。なのはなの人数の力を感じました。
 わたしの力じゃない。自分じゃない。みんなの一部になっているだけで、今、わたしはみんなの力で動いているんだ。
 今日、わたしはそのことに気がつけたことが嬉しかったです。

 土寄せは午後だけで10枚の畑を回ることができました。残りは小さな畑が3枚。今日のみんなの勢いだったら、ものの15分くらいで終わるのではないかと思います。
 ジャガイモ掘りから、大人数作業のスピード感が進化したと思いました。

 古吉野に帰ったら、汗をグッショリをかいていたことに気がつきました。もともと汗かきの方ではないと思っていたので、自分がこんなにも大汗をかいていたことに驚きました。お風呂が最高に気持ちよかったです。

 のりよちゃんが楽しいときも大変なときも、明るく前向きな空気と声かけでテンポよく引っ張り続けてくれて、のりよちゃんがいてくれたから、こんなにも楽しく、密度の濃い時間を過ごすことができたと思います。のりよちゃんがリーダーでいてくれると、みんなも嬉しそうで笑顔が広がって、そういうムードづくりを作ることができる、のりよちゃんがすごいです。
 みんなと夢中になって畑を駆け回り、「終わらせる!」という気持ち一つで、全力で動けた1日がとても楽しく、充実していました。
 みんなとの成功体験がまた1つ、増えた気がしました。

 

 まとまりがありませんが、読んでくださってありがとうございました。
 おやすみなさい。