「全力の先に」 ひろこ

7月17日

○全力が楽しい!

 今日は1日ジャガイモ掘りデーでした。
 午前の作業では、河原開墾畑の続きから、下町川下に行きました。下町川ではつきちゃんとペアでさせてもらいました。まえちゃんから、傷イモゼロのペアには素敵なお楽しみがあります、という発表があり、(よしがんばるぞ!)と、傷イモを出さないように、より緊張感を持ってやることが出来ました。
 土が柔らかく、掘りやすくて、つきちゃんと協力して、傷イモゼロを達成することが出来ました。全体では3ペアが傷イモゼロ達成し、じゃんけんでそのお楽しみの権利を得られることになり、私がペアを代表してじゃんけんすることになり、じゃんけんをしたら、勝ち残り、見事その権利を得ることが出来ました。そのお楽しみとは…。
 「永禮さんとダンプに乗ってコンテナを運ぶ権利と、ペアでジャガイモ掘りが出来る権利」という、とっても素敵なお楽しみでした。
 永禮さんがお昼から来て下さる予定になっていて、永禮さんがいて下さるだけで嬉しいのですが、永禮さんとジャガイモ掘りが出来るなんて、ダンプに乗れるなんて、凄く嬉しいと思いました。
 楽しみに、午後の作業に向かいました。午後は、ほぼ全員でジャガイモ掘りでした。お父さんお母さんもいて下さって、とても嬉しかったです。
 永禮さんとペアでやらせて頂いて、永禮さんが優しく気持ちを添わせて下さって、永禮さんが「息ピッタリだね」と声をかけてくださったり、「せーの」「そーれ」というかけ声で掘り上げていって、テンポ良く進んでいきました。永禮さんが1掘りで掘り上げておられて、凄いなと思いました。私も、もっともっとパワーをつけて。力強くなりたいと思いました。
 1畝が終わり、傷イモはゼロでした。

 下町川上畑からは、進め方が変わりました。お父さんが教えて下さって、4人一組で進めていきました。2人がスコップでひたすら掘って、2人がひたすらジャガイモをコンテナにいれていきました。私は、まえちゃんとなおとさんが掘ってくれるペアにつき、かにちゃんと後者の役割をさせてもらいました。
 まえちゃんとなおとさんのスピードが速い速い!置いていかれてしまわないように、ジャガイモを見失わないように、必死にジャガイモにくらいつきました。
 お父さんのアドバイスで、掘っている所をちゃんと見ておいて、ジャガイモが土に埋まらないようにしました。
 かにちゃんも速い速い。3人のスピードに乗っかるかたちで、私ももうスピードになりました。
 次に行ったのは第一鉄塔上畑です。ここは、アンデスレッドという赤いジャガイモの収穫をしました。ここではじめにデモンストレーションと題して、一番速いチームということで、まえちゃんとなおとさんの私達のチームがやることになりました。
 すると、全体がものすごい速さで進んでいるのを感じました。近くののりよちゃんけいたろうさんチームも、同じくらいのスピードで進んでいって、お互いに、負けまいと必死になっているのを感じました。
 あっという間に収穫が終わって驚きました。回収を収穫と同時に進めているので、収穫が終わったらほぼ終わり、後は傷イモを回収して、終わりです。すごく速いです。
 下町川よりも1株に出来ている芋の数が多く、まえちゃんとなおとさんのあまりの速さに、遅れてしまいそうになり、息をするのを忘れて必死になっていました。
 この勢いで隣の保育園前畑に行きました。中腰は腰が痛くなるのですが、そんな甘ったれたことは言っている暇などなく、本当に息をする間もないくらいの勢いで、どんどん進んでいきました。一番疲れているのは、まえちゃんとなおとさんのはずなのに、1人のスピードは落ちることがありませんでした。しかも、かにちゃんと私がジャガイモを取りやすいように掘り上げてくれて、2人の息もピッタリで、気遣いが優しくて、私も精一杯全力を尽くそうと思いました。
 途中でスコップを交代し、掘りをかにちゃんとさせて貰ったのですが、まえちゃんとなおとさんのように、1度にどさっと掘り上げることが難しく、改めて2人が凄いなと思いました。それでも、今までの3杯くらいのスピードで掘ることが出来たと思います。このスピード感でやることが出来るんだと知りました。
 みんなが必死でした。でも、その空気はとても前向きで明るくて、良いものでした。
 永禮さんが来て下さって、ダンプに積むとき、みんな疲れているはずなのに、笑顔でした。清々しい笑顔でした。その笑顔は、達成感に満ちあふれていました。
 お父さんお母さんも笑顔で、喜んで下さって、みんなで達成感を味わえて、本当に嬉しかったです。
 全力を尽くすことの気持ちよさ、楽しさを感じました。効率良くスピーディーに進む作業は楽しいです。そして、全力を尽くすとこんなにも楽しくて、達成感を味わえるのだと知ることができ、とても嬉しかったです。疲れることは、恐くはありませんでした。疲れ果てて歩けなくなることはありませんでした。むしろ、全力の先には、大きな喜びと達成感がありました。
 なのはなでは、その達成感と喜びを共有する仲間がいます。そのことも、すごく嬉しいことだなと感じます。
 手を抜かず、全力で動いていきたいです。全力を尽くせる人になりたいです。いや、なります。

 保育園前畑はデストロイヤーで、赤系のまだら模様が恐竜の卵みたいで可愛かったです。コッペパンのような形の大きなものもありました。
 アンデスレッドやデストロイヤーのポテトサラダが楽しみです。

 あとは崖崩れハウス前畑下が残っています。明日もジャガイモ掘りをすると思うので、頑張りたいです。
 いったい何トン採れたのか、結果が楽しみです。体育館がジャガイモの海になって、1年分のジャガイモが集まります。凄く豊かな気持ちになります。美味しい新じゃがのなのはなカレーも楽しみです。

○本のこと
 高田郁さんの『晴れ時々涙雨』を毎日数ページずつ拝読しています。あたたかいエピソードに、心があたたまり、そして目頭が熱くなり、ぽろぽろ涙が出て来ます。
 お父さんが新しく本を購入して下さり、読みたい本がたくさんあります。読書の時間が毎日の小さな楽しみになっています。

 読んで下さってありがとうございました。大好きです。