「清々しい」 あす

7月17日

 朝採れのトウモロコシを朝食にいただきました。何度食べても嬉しい味がします。
 甘くて何より鮮やかな黄色を見ると元気が湧きました。
 上の歯を支えにして、下の歯と顎を使って食べる食べ物は他にないのではないでしょうか。
 2分40秒間、沸騰した湯で湯がいてくれて、塩をまぶした手で熱々のトウモロコシをこすって味付けをしてくれているようです。
 どんな風に準備してくださっているのか、早く台所に入れるようになりたいです。

 朝食前の2時間、昨日のジャガイモ掘りの続きを行いました。
 河原開墾は、永禮さんたちが林を開墾して畑の更地にしてくれた、と伺いました。
 土の色が濃い茶色で土が少々湿っていてサラサラです。
 開墾したてで土の中から木片や石がゴロゴロ出てきます。
 中には形や色がジャガイモそっくりの紛らわしい石も出てきますが、硬いので見分けがつきます。

 メークイーンは細長い形が特徴で、畝の中にわりと広がって実がついています。
 中には芸術作品のような面白い形をしたものも出てきます。
 ほとんどがスーパーで売られるLサイズの卵程の大きさです。
 まん丸の石ころのような白豆サイズのじゃがいももあります。
 掘り出したじゃがいもがこの先どんな用途でどんな人の口に入るのか想像しながら進めました。

――
 午後からのじゃがいも堀は、お父さんお母さんも畑に見えてみんな気合いが入っていました。
 天候との勝負で雨が降る前に一枚でも多くの畑を終わらせよう、とみんなで気持ちを一つにしました。

 午前の3倍の速度でどんどん畑がひっくり返されて行きます。
 掘っていく人とオレンジコンテナに詰める人の役割分担がなされて、初めから終わりのトータルの時間が短縮されました。
 デモンストレーションを見て、早く仕上げるイメージが湧きました。
 みんなの闘争心が刺激されメラメラと掘るスピードが速くなっていきました。
 お父さんお母さんが畑にいる+とてつもなく速いデモを見させられた=やるしかない!の構図です。
 次から次へと掘り出されるジャガイモを必死で見つけて掴んで土を払ってコンテナに入れてをひたすら続けました。
 は! と顔を上げたらもうドン付き(畝の終わり)まで来ていて無我夢中でやっていたと気づきました。
 今日は畑計5枚で3.2トン採れたそうです。

 疲れたことは間違いないのですが、今までと違って「最後まで」楽しく疲れていても動けました。
 傷のついたジャガイモが畑にまだ残っていて、ゆいちゃんとさりーちゃんと見落としチェックをしていました。
 早く作業を終えたい、とは思いませんでした。まだまだやれる!と思いました。
 最後のお父さんの締めの言葉も、あんなに温かい言葉を頂けるとはつゆ思わず驚きでした。
 みんなと明るい雰囲気の中で役割を全うできて、帰りも足取り軽く歩けてちょっと成長できていたら嬉しいです。

 帰り道にピーマン2弾の見回りをしているつきちゃんと一緒になって
 やったね! と言って、一緒にハイファイブ(ハイタッチ)しました。
 まだまだたくさん立派なピーマンが畑にたくさんなっています。誇らしいです。

 子供玄関前ではジャガイモ担当のやよいちゃん、つきちゃんが
「やったね! 疲れたけど楽しかったー!」とハイタッチしてました。
 ジワ~と熱くなるものがありました。

 気持ち良い、清々しい疲れがある、ということと、
 自分の汗のにおいを、なのはなで知りました。
 身体を動かして、上から下まで洋服が搾れるくらい汗をかくことは久しぶりです。
 ほどほどに頑張りながら、時にはトコトン体を動かして疲れる。バランスを学んでいきたいです。