「心の底から楽しかった」 なつみ

7月17日
 
  ジャガイモを掘りまくる。スコップを一時も離さず、土を掘り返す。
 やよいちゃんの「いち、に、さん」の掛け声と、自分の呼吸しか聞こえませんでした。
 ただ、ずっとやよいちゃんのスコップの位置と掛け声に合わせて、掘り返す。
 
 まえちゃんやなおとさんが掘る姿を見て、
 やよいちゃんが「私たちも同じスピードでやるよ」と声をかけてくれました。
 まえちゃん達は滅茶苦茶速いです。
 いつ息をしているのか、不思議なくらい、ザッザッザと、どんどん掘っていきます。
 2人の息がぴったりで、芋はドンドコ出てきます。
(そうか、あれを目指すのか)
 目指すレベルの高さに、付いていくしかないのだけれど、本音を言うと少し尻込みしたくなってしまいました。ごめんなさい。
 掘り始めると、息を合わすことがかなり難しく感じました。
 自分の協調性の無さに、こんなに壁に感じたことはなくていい経験をしました。
 息が合うと、やよいちゃんが「息が揃ってきて良い感じです。」と、満面の笑みを向けてくれました。
 やよいちゃんも四股分裂しそうだと思うくらいキツいのに、外向きに、仲間のためのやよいちゃんであり続ける姿。本当に美しく強いです。

 芋がたくさん出てくると、疲れていても笑顔になります。
 クリームパンナちゃん型、ハート型があって、見つける度に、心が弾みます。
 芋を傷つけてはいけないから、慎重に。でも一発で決める大胆さと潔さ。
 上手く掘り上げた時の爽快感。
 お父さんが私たちを指揮してくださって芋掘りの面白さをたくさん味わいました。

 そして、芋掘りを楽しいと感じる心と身体。なのはなで作って貰いました。
 お父さん、お母さん。私に働くこと、動くことの楽しさを教えて頂いてありがとうございます。私を、お父さんお母さんの子供、なのはなの子供として、育てて頂いて、本当にありがとうございます。
 文字では軽く見えてしまうかも知れない。ならば、姿勢で感謝を伝えていきます。
 今日は、みんなと最高に楽しい一日を過ごさせて貰えて、心の底から楽しかったです。
ありがとうございました。

 今日も一日ありがとうございました。頑張った日のご飯は、生きてて良かったと思うくらい美味しかったです。幸せです。おやすみなさい。