「子守唄」 れいこ

7月15日

 今日から、あゆみちゃんがたけひろくんを連れて復帰してくれました。
 初日はひでゆきさんも一緒に、なのはなに帰ってきてくれました。
 連日、のぞみちゃんがゆりちゃんを連れてきてくれて、なのはなが、6年生教室が、柔らかな空気につつまれます。

 7月15日は、ついに、なのはな保育園の始まりの日、そして、たけひろくんとゆりちゃんにとっては、なのはなバースデーになるんだなと思って、新しい2人の小さな仲間が、なのはなで大きくなっていってくれることがとても嬉しいです。
 お母さんが、1人で1日中赤ちゃんを見ているのは大変でも、なのはなだったらみんなで1人10分ずつ抱っこしていたら、60人で600分、あっという間に1日が過ぎちゃうね、と話してくださいます。
 のぞみちゃんやあゆみちゃんが、赤ちゃんを抱いてなのはなに帰ってきてくれて、愛しそうにわが子を見つめる眼差しに、私まで心を柔らかくしてもらって、そして希望をもらいます。

 今日は、あゆみちゃんとのぞみちゃんがお互いの赤ちゃんに授乳をしていました。
 なのはなで一緒に畑を作ったり、ステージを作ったり、全部さらけ出して、助け合ってきた仲間と共に、子育てもしていける、そんな繋がりが温かくて、なのはならしくて、嬉しかったです。

 夕方には、ゆりちゃんとたけちゃんが一緒に泣き出してしまって、私はたけちゃんを抱っこさせてもらいました。
 初めは顔を真っ赤にして、はちきれんばかりに大きな声で泣いていて、こんなに小さな体からどこにそんなパワーがあるのだろうと思いました。
「たけちゃん、どうしたの? たけちゃん、いい子だね、たけちゃん、かわいいね♪」
 のぞみちゃんが、おしめかな? と教えてくれました。
 のぞみちゃんに教えてもらって、たけちゃんのおむつを変えました。
 とっても小さなおしりが可愛らしかったです。

 それでもたけちゃんは泣き止まなくて、私は子守唄を唄ってみました。
 私はあんまり歌がうまくないけれど、と思いながらも、「北の国から」を自然と口ずさんでいました。
 すると、たけちゃんの目があっという間にとろんとしてきて、瞼が下りてきました。
 とても可愛らしくて、そして、私の歌でも眠ってくれたことが嬉しくて、私はたけちゃんに救われた! と思いました。
 でも、あとでよく考えてみたら、「北の国から」には歌詞がなくて、「ああ~あああああ~」という感じだったので、音痴かどうかはあんまり関係なかったんだと思って、ちょっと面白かったです。
 ゆりちゃんは、本当に運動神経がいいんだなと思って、抱っこさせてもらったとき、こちんとしている感じで、重心の取り方がうまいんだなと思いました。
 2人の赤ちゃんに、心をふっと緩めてもらって、理屈じゃない、人として大事なことを教えてもらっている感じがして、嬉しいです。
 私もいつかあゆみちゃんやのぞみちゃんのように、お母さんになる日が来るのかもしれないと思ったら、きっともっと強くなりたい、優しくなりたいと願いました。

 ほかにも、今朝、朝食前には、やよいちゃんが呼び掛けてくれていた、スイートコーンの湯がしをさせてもらいました。
 大なべにお湯を沸かして、もぎたてのスイートコーンを茹でさせてもらって、もぎたてのスイートコーンの皮をむいたときの快感、そして、お鍋に投入した瞬間のその鮮やかな黄色に、心が躍りました。
 今日は、朝食や昼食にも、夕食にもスイートコーンがついていて、本当に粒がぎっしりと大きくて、甘みが凝縮していて、こんなに美味しいスイートコーンを作れる、やよいちゃんやみほちゃんや、Aチームのみんなが凄いなと思いました。

 今朝の洗いでは、食器洗いの後の片づけ当番で、るりこちゃんが、「今日は、自分の気になっているところを宣言して、好きなところを掃除してください!」と言ってくれました。
 私は、その言葉を待っていました! と思って、「すすぎ受け、極めます!」と宣言し、すすぎ受けの隙間の汚れを歯ブラシで磨きました。
 日々の時間の中ではなかなか行き届かない、隅々の掃除や整理整頓をみんなで進めることができて、とても気持ちのいい1日のスタートでした。
 今日は、とてもいい日でした。