「いつでも、どこでも、高い理想を」 えりさ

7月15日

 今日からあゆみちゃんがたけひろくんを連れてなのはなに出勤を再開しました。ずっとあゆみちゃんに会いたくて、この日が待ち遠しかったです。今日はひでゆきさんまで一緒に来ていて、3人揃って会えたことが本当に嬉しくて、暖かい気持ちでいっぱいになりました。

 午前中図書室にいた時、ひでゆきさんが挨拶に来て、「きゅうりありがとうございます。幸せをいっぱいいただきました。」と言ってくださいました。驚きでした。ただのきゅうり3本なのにこんなに喜んでくださって、きゅうり担当になってかったと心の底から思いました。明日からまた細々作業が入るので、きゅうりの手入れを頑張りたいと思いました。あゆみちゃんとたけちゃんとあまり話せなかったけれど、廊下を渡る時、いろんな人に抱っこされて幸せそうに眠っている小さいたけひろくんを見た時や、笑顔で食堂に入ってきたあゆみちゃんを見て、とても安心しました。

 

 あゆみちゃんやたけちゃんやひでゆきさん、のぞみちゃんやゆりちゃんがなのはなに帰ってきた時に感じる安心感。育てた野菜を喜んでもらえる時の嬉しさ。みんなで作業を終わらせた時の達成感。お父さんやお母さんの話を聞いて新たな発見をした時。なのはなで感じるあらゆる感情(良い感情も、寂しかったり、悔しかったりする感情もひっくるめ)をこうやって毎日経験できて素直に幸せです。

 最近妹と話していて、これを初めて声に出して言いました。「なんか、幸せをやっと感じれるようになった」と。「私は今幸せなんだな」と素直に思えたことなんてなかったし、幸せな人なんてこの世にいないと思っていたはずなのに、べつに深い話をしていたわけでもないのに、ぽろっと妹との日常的な会話に「幸せ」という言葉が出てきて自分でもびっくりしました。

 

 サリーちゃん繋がりで、さっき、妹が書いた日記を読ませてもらいました。嬉しくて、嬉しくて、涙がポロポロ流れました。サリーちゃんはこういう風に、動物やなのはなにある自然を感じていたんだなと思って、心がいっぱいになりました。改めて、サリーちゃんがなのはなに来てよかったと思いました。

 

 最近、きゅうりの辛子漬け作業で初めて台所に入らせてもらいました。もうすぐ一年なのはなで生活させてもらって、すっかり慣れていたはずなのに、台所に入ると自分の家の中にある未知なる世界を知ってとても不思議な感じがします。きゅうりの加工作業や、野菜切りをするとまた野菜の見方が畑にいる時から変わって、いくら自家消費でもなるべく綺麗な野菜を育てて調理したいと思いました。どこまでも美意識を持って、台所でも、畑でも過ごしていきたいと思いました。

 

 久しぶりにギターの練習をしていて、私は指使いの見た目に関してあまり考えなく、とりあえず音を出そうとしていたから綺麗な音色がなかなかでてないことに気がづきました。少し手間で時間がかかっても常に指先まで高く美意識を持たないといけないなと分かりました。

 そういう意味で、美意識と志は似ているなと思います。都合に良い時だけではなく、常に、毎日、いつでも、どこでも、高い理想を持つことが正しい生き方だと思います。