「桃のいいかおりの中で」 りな

7月15日

 今朝は、ひろちゃんに誘ってもらって桃の皮むきに入らせてもらいました。桃の品種は加納岩白桃で、手で強く握ったら潰れてしまいそうなほど柔らかかったです。
 皮がとても白くて、手触りが滑らかでした。包丁で少し切込みを入れると、スーッと皮が剥けて、とても気持ちが良かったです。桃の実は皮を剥いている最中にも甘い汁が出てきて、とてもみずみずしくて、とても甘そうでした。
 今朝剥いた桃は、3鍋分ぐらいで、これをジャムメンバーのゆきなちゃんとひろちゃんとまよちゃんが長い時間煮詰めてジャムにしてくれます。桃の皮むきの作業に入らせてもらえたことがとても嬉しかったです。

 午前は、河上さんとあやかちゃんと一緒に、若桃の甘露煮用の若桃の皮むきとカットの作業をしました。今朝剥いた桃に比べると赤ちゃんのように見えて、皮についているけばけばも可愛かったです。
 皮むきはでこぼこにならないように綺麗に剥きます。そのために、出来るだけ皮を長く剥きます。若桃の皮むきをさせてもらうのは今日で3回目で、少しコツをつかんできました。

 ピーラーを持っている手の親指で、若桃を押してピーラーを滑らせるようにして動かすと綺麗に剥けました。でも、へたやお尻の近くは、へこんでいるところがあって綺麗に皮を剥くのが難しかったです。
 河上さんと作業することはあまりないので、一緒に作業出来てとても嬉しかったです。河上さんがお孫さんのお話をしてくださったり、たくさん面白いお話をしてくださって、とても楽しかったです。

 若桃の皮剥きをしている私達の隣では、ゆきなちゃんとひろちゃんとまよちゃんが、コトコト桃を煮詰めてジャム作りをしていました。とても甘くてとろけてしまうようないい香りがして、鍋の中を少しのぞかせてもらうと、桃の果肉がたくさん入って、トロトロしていました。べっこう色でキラキラ光っていて、宝石のようでした。煮崩れがしていなくて、代々桃ジャムメンバーさんが探ってきた秘伝の作り方なんだろうなあと思いました。1鍋に何時間も煮詰めるんだよ、と教えてもらって、桃ジャムメンバーさんの愛情がたくさん瓶に詰まっているんだなあと思いました。

 河上さんから、昔はトマトの甘納豆も作っていたんだよ、と教えてもらって、トマトの甘納豆は食べたことがないので、どんな味がするんだろう、と思いました。
 皮むきが全部できたものを河上さんが茹でて下さって、茹でた若桃のカットをさせてもらいました。茹でた若桃は、熟れた桃のように柔らかくなっていて、とても甘そうでした。手で持ったら崩れてしまいそうなぐらい柔らかいものもあって、慎重に触りました。

 河上さんがお手本を見せて下さいました。カットする形はくし形で、vの字に包丁の刃を入れて切り取っていくように切っていきました。
 まだ小さいのに、普通の桃と同じ大きさの立派な種が入っていました。摘果させてもらったときは、種が固まっていなくてとても小さかったのに、硬殻期でこんなに大きな種が作られたんだなあと思って、桃の木が凄いなあと思いました。
 最初はとても難しくて、手で持っていると崩れて綺麗に切り取れませんでした。でも、だんだんコツが掴めてきて、綺麗なくし形に切り取れるようになったのがとても嬉しかったです。
 桃のいいかおりの中で作業させてもらえてとても楽しかったです。

 あゆみちゃんやひでゆきさんやのぞみちゃんが帰ってきてくれて、一緒に桃やトウモロコシなど、贅沢な昼食が頂けてとても嬉しかったです。ゆりちゃんやたけひろくんにもあえて、とても癒された気持ちになりました。

 午後は桃花づくりをしました。桃花づくりをしているときに、なっちゃんがたけちゃんを抱いてリビングに来てくれて、そっと座布団にたけちゃんをおいてくれました。たけちゃんはすやすや眠っていて、寝顔がとても可愛かったです。座布団に収まるぐらい小さくて、でもちゃんとすやすや呼吸をしていて、とても尊い存在に思えました。

 あゆみちゃんが、「いい子でね」と、優しくたけちゃんに布団をかぶせているのを見て、私もとても癒された気持ちになりました。赤ちゃんは、お腹がすいたり、眠たかったりしたら泣いて、何にも考えていないけれど、こうして生きていることが尊くて、嬉しいんだなあと思いました。私も、たけちゃんやゆりちゃんを抱いてあげたいなあと思いました。桃花は、加納岩白桃の1100個を今日で作り終えることが出来て、それからは白鳳の組み立てに入りました。白鳳は、薄ピンクと白の花びらが組み合わさった桃花です。

 私は、岡山夢白桃のバーツを作っていました。岡山夢白桃は、外側が白くて、中が薄ピンクの桃花です。桃花はたくさん種類がありすぎてどの桃花がどの品種なのか分からなくなるので、1つ1つまあちゃんに教えてもらいました。外側を白くして、内側を薄ピンクにするには、白い紙で折ったパーツの内側に薄ピンクの紙を貼ったら作ることが出来ます。私は、りんねちゃんと、薄ピンクの紙を貼る作業をさせてもらいました。
 去年も同じように貼っていた記憶があるのですが、去年はあまりうまくできなかったような記憶があります。でも、今日してみると、上手く貼り付けることが出来てとても嬉しかったです。
 パーツもたくさん作ることが出来て、岡山夢白桃は1000個の桃花を作りたいんだと聞いて、まだまだ頑張らないとなあと思いました。

 明日は久しぶりに晴れると聞いて、たくさん畑作業を進められるように、精一杯頑張りたいです。