「ミッションクリア」 りな

7月12日

 雨雲が途切れて、今日は朝から晴れていて、日が照っていました。畑の土の表面は乾いていて、太陽の力って本当に凄いなと思いました。
 午前は、しなこちゃんと一緒に大玉トマト、ミニトマトに硫酸石灰の液肥やりをしました。いつもしなこちゃんが原液を用意してくれて、一緒に原液を作るのは初めてで嬉しかったです。作るといっても、硫酸石灰を量って水に溶かすだけなのですが、電子ばかりや計量カップや小さじを使ったりして、理科の実験のようでした。

 大玉トマトは、1株に6個も7個も大きな実がついていて、細い茎で支えているトマトがとても強いなあと思いました。背は支柱の高さを超えていて、何段にも実が付くのだなあと思って、これからもたくさん収穫できたらいいなあと思いました。
 畝間に液肥が流れ込まないように慎重にしました。畝間には落ち葉堆肥が敷かれていて、落ち葉堆肥が液肥を畝の上にため込む役割をしてくれました。この石灰でまだ緑の実も色づき始めてくれたらいいなあと思いました。
 
 ミニトマトは、500リットルタンクに濃い硫酸石灰の液肥を入れて、ホースで水やりも兼ねてやりました。ハウスの中は真夏のように暑くて、ミニトマトが水をたくさん吸って涼しそうだなあと思いました。
 ミニトマトの液肥やりが終わったところで、崖崩れハウス前畑のえびすかぼちゃのダコニール防除をしました。私は防除に慣れていないのですが、慣れているしなこちゃんがいてくれて、とても心強かったです。しなこちゃんが10リットルの噴霧器を担いでくれて、私は9リットルの噴霧器を担ぎました。ハウス前畑は思ったよりも広く、この畑で40リットルを撒きたいと聞き、たくさんの量だなあと思いました。
 
 9リットル満タンに入った噴霧器はとても重たく、肩に下げていると痛かったです。でも、10リットル入っているしなこちゃんのほうが重たいんだから自分も頑張らなくては、と思いました。あやかちゃんやけいたろうさんやしなこちゃんが、防除をしてくださっていたことを思うと、ありがたいなあと思いました。

 ついこの前、サマータイムの夕方の時間にえびすかぼちゃの補植をした気がします。でも、もうお饅頭型の畝にびっしりと葉っぱが茂っていて、それを飛び越えて畝間まで綺麗な緑をした新しい葉っぱと茎が伸びていて、とても元気そうで嬉しくなりました。かぼちゃも大きくて深い緑色で、あと1か月もしたら収穫できるのかなあと思うと、とてもワクワクします。私は野菜の中で、サツマイモの次にカボチャが来るぐらいカボチャが好きなので、収穫されるのがとても楽しみだなあと思いました。
 葉っぱには、白い粉がふいたようなうどん粉病が少し見られました。ダコニール防除はうどん粉病対策です。だから、うどん粉病の葉っぱは特に、葉っぱ全面に薬を撒くようにしました。
 
 噴霧器のシャコシャコ鳴る音が気持ち良かったし、ミストのような細かい液がパーッと撒かれるのも見ていてとても気持ちが良くて、カボチャが涼んでいるように見えました。この1回でうどん粉病を消滅させるぞ、という気持ちで葉っぱ1枚残らず噴霧するように心がけました。特にうどん粉病が全体に広がっている葉っぱは、少し多めに噴霧しました。すると、驚いたことにうどんこの白いのが洗い流されて、葉っぱが綺麗になっていくように見えました。手で触っても、うどんこの白い粉は取れないのに、すごいなあと思って、葉っぱを綺麗にしていくのがとても楽しかったです。これで、うどん粉病がこれ以上広がらなかったらいいなあと思いました。
 
 すくなカボチャやバターナッツも、それぞれ数株しかないのですが防除をしました。バターナッツは原2畑に植わっていて、そばにはヒマワリが背を伸ばして、今にも開きそうなつぼみがいくつもついていました。バターナッツは、びっくりするほど葉っぱが綺麗な緑をしていて、茂っていて、とても元気なのが見られて嬉しかったです。

 

 午後は、山小屋のササゲの追肥と土寄せをしました。山小屋まで行く道中、車の中のみんなと夏しりとりをしました。これは、座席の列ごとに3チームに分かれて、夏に関わる言葉を考えて答えるしりとりです。しりとりは数えきれないぐらいたくさんしたことがあって、しりとりでよく使える言葉はいっぱい知っているはずだけれど、夏という1点に絞られると、とても難しくなりました。でも、チームの人と一緒に考えることが出来るので、考え悩まずにスムーズに進められてとても楽しかったです。
 
 今日追肥と土寄せをする畑は、青空市場の前の畑の1枚のみでした。畑の奥の方には、ヤギが繋がれていて、とても可愛かったです。
 追肥は第2弾に鶏糞を筋状にやりました。まだ背丈が小さく、土寄せも軽くクワで土を寄せる程度で、土の量よりも株が埋まらないように質を意識しました。ササゲを傷つけないように優しく丁寧に土寄せをしました。10畝ほどを20分ぐらいで終わらせられてとても速かったです。
 
 第1弾にも、2回目の土寄せを行いました。土寄せの目的は、これからの雨風でも株が倒れないようにするためだと教えてもらって、株もとに土が寄せきれなくて、スカスカにならないように気を付けました。第1弾は、とても大きくなっていてツルが何本も伸び始めていました。花も、薄だいだい色のスイートピーのような可愛い花がいくつも見えて、そういえばササゲもあと1か月ぐらいしたら収穫かなあと思って、とても早いなあと思いました。
 
 まえちゃんとみかちゃんが午前に管理機をかけてくれていて、歩いたらずぼっと長靴の跡ができるぐらいフカフカにしてくれて、とても土寄せが楽しかったです。
 帰りの車では、なのはなしりとりをしました。なのはなしりとりも、思った以上に難しかったのですが、とても楽しかったです。「ウィンターコンサート」が出てきたり、「自家消費」とか「グルタミン酸って美味しい味」とか、面白いものがたくさん出てきました。帰ってきて、鳥嘴さんの畑に行くと、桃のブルーシート敷きに何人か人手が欲しいということで、ステップ21に乗れる人数だけ乗って、桃畑を回りました。
 
 選果ハウスでまちちゃんとななほちゃんを乗せて、向かうは夕の子桃畑。ここの畑の2本のブルーシートを敷きました。
 まちちゃんがやり方を教えてくれました。桃の木の葉っぱの先の地面までブルーシートで被えるようにするには、2枚のブルーシートが必要でした。2枚のブルーシートを桃の木に挟むようにして敷き、たゆみが出来ないようにピンと張りました。それだけではなくて、ブルーシートとブルーシートのつなぎ目を、パイプを中に入れ込んで、パイプごとぐるぐる巻きこみました。雨水が1滴も地面に滴らないようにです。ほんの少しでも雨がしみ込んだら桃の甘みが変わるんだなあと思って、本当にシビアなんだなあと思って、ドキドキしました。
 
 次は石生桃畑、この畑は全部の木にブルーシートを敷きました。車から降りて、畑までみんなで全速力で行きました。まだ外は明るいけれど、霜対策の時みたいだなあと思って、スリリングでサバイバルみたいで、とても楽しかったです。
 石生の桃畑は、支柱建てがしてあって、支柱の場所によって、ブルーシートを敷く向きが違っていました。まちちゃんに1本ずつ見てもらって、これはどっちむきにするのか確認しました。
 
 支柱があってどうしてもブルーシートがたゆんでしまうところも、なるべく水が溜まらないように伸ばしました。パイプでブルーシートを繋げないようなところは、洗濯ばさみも使って、穴を1つ残らず塞ぐことが出来ました。
 石生には、なつごころと加納岩白桃があると以前あんなちゃんから教えてもらいました。加納岩白桃は収穫が始まっているんだなあと思って、上を見上げると、袋の底から真っ白な桃のお尻が見えました。とても綺麗で、柔らそうで、とてもびっくりしました。摘果の時は、実が緑で毛がちぱちぱ生えていたのに、こんなに大人になったんだなあと思って見られて嬉しかったです。 

 夕食まで残り15分、というところで開墾26アールに行きました。この畑は幼木が多くて、1枚のブルーシートを敷きました。私はまちちゃんとペアになって、敷きました。まちちゃんがいつも的確な判断をしてくれて、一緒にブルーシートを敷けて嬉しかったです。たくさん敷く木があったけれど、みんなペアになって分かれて敷いていたので、いつの間にか全部終わっていました。
 
 最後5分で池上桃畑に行きました。池上桃畑の木は大きくて、他の畑よりも規模が大きかったです。あんなちゃんも来てくれて、ブルーシートの敷く位置を教えてもらえてとても嬉しかったです。池上桃畑が終わった時には、もう6時になっていたけれど、帰りの車でみんなで「ミッションクリア!」と言っていて、とても達成感がありました。雨前に出来て、桃の救助隊になることができてとても嬉しかったです。

 明日は勤労者体育館で、りゅうさんやお仕事組さんとも一緒に1日遊べるのが嬉しくて、とても楽しみです。