「草刈りデイ」 ゆい

7月12日

○7月11日昨日の日記:草刈りデイ
 今朝は、畑の見回りや草取りをして一日が始まりました。スイカは赤ん坊を複数抱えた妊婦のような状態に見えます。ネギは非常に綺麗になっていて、順調に思われますが、畝間に水がたまり過ぎているので、明日、溝をきって流しておきたいです。
 スイカなど、昨年の資料も参考に、うまくいった育て方は踏襲するのですが、やはり、毎日目で見て、育てていくのが絶対だと思いました。何を求めているか、毎日みたら分かるといいますが、本当にそうで、毎日状態が違うのだなと思います。それに適切な対応ができたら良いです。

 午前午後と、草刈りをしていたのですが、うなぎとり畑の土手、光田んぼの山側斜面、石の下畑の西側斜面など、畑の中ではないので、草丈が高い場所です。しかしここも、今日は自分が全て責任をもって刈るんだ、と思えば、やれるものでした。最後は腕がとてもだるかったけれど、刈り終えたら達成感は一入でした。
 刈っている時に、漆に似ているものがたくさん生えていて、これは漆だったらかぶれてしまうから怖いなと思ったのですが、いざ刈ってみたら、ふわっと香ってくる何か。それはまさに、コンソメパンチの匂いでした。山小屋にも、コンソメパンチの匂いのする木があったなと思いだし、(これは同一植物かな、かなりコンソメパンチ度高い)と思いました。
 刈る度にコンソメパンチの香ばしい匂いに包まれ、(うーん、悪くない)と思いつつも、この植物は刈るのが大変で、私の中ではたくさんのボスの位置づけでした。
 午後の草刈りが非常に難所で、うなぎとり畑の川沿いの土手でした。川は増水していて、安全な場所までを刈り進めました。そしてここにもコンソメパンチが。しかも、川沿いにそびえ立っていました。大きくしてしまうと、立派な木になってしまうのだと思いました。

 この土手では、色々なものに出会いました。まず、蜂の巣に蜂が群がっているのに出くわし、自分は黒っぽい格好をしているので怒らせたらただでは済まないと思い、そっと近くのコンソメパンチだけを刈り、その場をクリアして離れました。
 次は、花。食堂に行けてあったオレンジの百合のような花が、ここにもあるではないかと感激しました。大事に育てたような存在感と高級感があるのに、土手に自生しているなんて。しかも、ちょっと先に進むと、隣の畑の持ち主の方が刈った土手の部分には、無数に咲いているのです。

 土手を刈り終え、土手から畑に続く斜面を刈っていたときのこと。5時まであと少しで、スピードアップして急いでいました。うなぎとり畑周辺は石だらけなので、そこが草刈りするには難しいと思っているのですが、斜面を刈っている時に、カンと音がして石が転がりおちてきました。刃が心配で、嫌だなと思ったのもつかの間、転がり落ちていく掌の2倍ほどある石は、よく見ると亀でした。
 もしかして完全に切ってしまったかと思いながら近寄るとしっかり生きていました。よかったと思いましたが、血が出ていて、少し右足を負傷させていました。可哀想なことをしたと思ったけれど、(持って帰っても、私、亀の手当の仕方は知らないし、その前に荷物が多くて亀を持って帰れないし。どうするんだ、こういうとき?!)と思いましたが、亀が隠れやすくて安全そうなところに置いてきてしまいました。急いでいたけれど、ちょっと亀を抱えてうろうろして、一度はここがいいか、と思って置いた場所から、やっぱりここか、と置き直してみました。亀としては、どっちがよかったのか。
 これでよかったのかな。亀の顔は、私は人間に似ていると、以前から思っていて、それだけに、なんだか、悪いことをした感じが大きかったです。傷が癒えて生き延びてくれるのを、祈ります。

 

○7月12日今日のこと
 スイカに一番良いのは、女の子のランニングシャツです。
 乾きやすいサラシ布、シーツ、などを準備して巻いてきましたが、今日、絶対に最適なのは白いランニングシャツか、Tシャツだと確信しました。
 理由は、裾からすっぽりとスイカを入れれば簡単に防護できるということと、伸縮性のある素材だから、大きくなっても問題なく、窮屈にならないようにまき直しをする必要がないからです。非常に扱いが簡単なのです。これは発見でした。最初、巻く前のイメージでは、絶対に大きめのサラシ布なんかがベストだろうと思っていたのですが、実際にやってみると意外な物が使いやすかったりして、面白かったです。
 中途半端な日記ですが、今日はここで提出します。読んで下さってありがとうございました。