「すっきり晴れて」 りな

7月5日

 今朝、あやこちゃんが深谷さんと古吉野を出発しました。曇り予報だった天気がすっきり晴れて、あやこちゃんの出発の時が明るくて嬉しかったです。でも、寂しい気持ちもありました。
 もうあやこちゃんの紅白歌合戦の姿が見られないことも、何気ないお話もできないんだなあと思うと寂しくなります。でも、あやこちゃんが笑顔で手を振って車で坂を降りていくところを見送っていて、ずっと私達家族のことを思い出してくれるだろうなあと思いました。場所が遠く離れてしまっても、私達の仲間が社会に出て、幸せに暮らすんだ、社会の人に優しさを広げてくれるんだ、と思うと私も頑張らないと! と元気が出ました。

 午前はお仕事組さんもいてくださって、下町川のアスパラの草取りに行けて嬉しかったです。畝には草があまり生えていなくて、今日はカマで畝肩の伸びた草を刈って行きました。
 1人1畝間を担当して、よーいドンで始めました。やよいちゃんがタイムキーパーをしてくれて、毎回何分経ったかを教えてくれました。あるとき、私や数人の名前を読んで、「私の立っているところまで3分で行きついてください」と言ってもらいました。必死に手を動かして、たった3分なのに汗をいっぱいかいて目標に向かってこれ以上出し切れないぐらいに頑張って、やよいちゃんのところまで行くことが出来ました。なのはなコースを全力で走り切ったみたいな気持ちがして、もう疲れ果てた、と思いつつもいつの間にか草刈りのスピードが上がっていて、とても嬉しくなりました。担当していた畝を終わらせることが出来ると、とても達成感があって他の畝のヘルプにも行くことが出来て嬉しかったです。みんなのやる気をかきたてるような声掛けの出来るやよいちゃんがすごいなあと思いました。

 時間が余ってお客様玄関の草取りも進めることが出来て、お客様が心地よく来られるように出来たのが嬉しかったです。

 午後は、田んぼの草取りを大勢の人としました。まず、カーブミラー田んぼに行きました。
 畦にみんなで並んで、田んぼの中を横断して草刈りする畦まで行きました。みんなで田んぼを踏むと、ガスが抜けて、稲の成長がよくなるからです。稲の下葉が少し黄色くなっているのは、ガスが溜まって酸素不足になっているらしく、みんなで田んぼのガスを抜けたことが嬉しかったです。田んぼには水が引いていて泥が見えた状態でした。足を踏むと、泡がブクブクと出てきて、これがガスなんだなと思いました。田んぼには石があまりなくて、とても泥に足を踏み入れるのが楽しかったです。

 稲と稲の間に生えたホタルイもたくさんとることができました。ホタルイが成長していると、引き抜く途中でぷつりと切れて、根っこごと引き抜くのが少しむずかしくなっていました。まだ小さいうちにホタルイを取っておくのがとても重要なことなんだなあと思いました。
 カーブミラー田んぼは26アールもあって、これだけ大人数で行っても、田んぼに入ると1人1人がとても小さく見えました。草刈りも肥料袋いっぱい刈ることが出来て嬉しかったです。
 次は桃横田んぼに行って、溝付近の草取りをしました。草取りが終わった時にはもう4時になっていて、小豆の種まきの作業に行きました。

 半分畑には白大豆が植わっているけれど、奥に小豆が種まきできる小さいスペースが空いていました。今日種を蒔いた小豆の種袋に、丹波大納言という清少納言みたいなカッコいい名前がついていました。
 へそを下にすること、大きい土の塊があれば取り除くことを意識しました。それともうひとつ、発芽しやすいように溝を浅くして、なるべく種を柔らかい土に置くように気をつけました。
 小豆がテカテカ光っていて、宝石のように綺麗でした。どんな豆より小さくてツルツルで、手に取ることも難しかったけれど、慎重にへその向きが下に着くようにしました。
 パックの中で小豆が転げる音しかしない静かな作業だったけれど、みんなが以心伝心しているかのように覆土も水やりももみ殻燻炭も、スムーズに進んで気持ちが良かったです。
 土が少し粘っこくなっているところは、ちゃんと根が伸びるように種の下に培土を敷きました。培土と培土で種を隠すのが、ふかふかの布団をかぶせるようだなあと思いました。
 最後、手を合わせて芽が出ますようにお祈りして、終わりました。明日からの雨で発芽してくれたらいいなあと思いました。

 明日も精一杯頑張りたいです。