「ウィンターコンサート2018鑑賞感想文」 えみ

 今日は、一昨年のウィンターコンサートのDVDをみんなで見させてもらいました。私は2018年のものはまだ一度も見たことがなく、見るのを本当に楽しみにしていたので嬉しかったです。前回去年のものを見た時はまだなのはなに来てすぐのころで、みんなの演技力にただ圧倒させられた感じでした。今回は、話の内容は違うけれど、そこに隠された生き方の答えのヒントのようなものを教えてもらえた気がしました。
 
 それぞれ世間の中で生きにくさを抱えたれいなちゃんやみちこちゃん。その2人を含め、救われたいという強い思いを持った人だけを助けようとするサーカス団長と執事。登場人物たちのやり取りから、深いところまで理解できている自信はないけれど、今まで自分も感じたことのあり共感できる苦しみがありました。
 
 やさしさを持ち、誰かのためによかれという気持ちで何事にも向かう姿勢が本当に大切で、そのために生きていくのが一番綺麗で自分自身も楽なのかなと思いました。人間はだれ一人孤独では生きられない。自分だけのための頑張りはつまらない。だから、生きにくさを抱えたみんなで助け合っていく必要があるのだと思いました。それが今のなのはなファミリーであり、その中にいる限り安心していられます。
 
 「人情でしかこの地球は救えない」まさにこの言葉通りで、今の世界は技術の発展に伴って自分の欲にまみれています。最近は予想もしていなかった自然災害などが度々世界中を襲っているけれど、それらはモラルの崩れてしまった社会そのものがつくり出したものであり、あるいはそんな社会を見かねて神様が人間に下した試練なのかもしれません。どんなに高度な技術を開発しても自然災害そのものはなくならず、唯一人々を救えるのは今誰もが忘れかけられてしまっている人情なのだと感じました。
 
 また、「人生というショーを演じながら生きる」という言葉も印象的でした。自分の人生を神様の与えてくださった一つの舞台と考え、周りの人を笑顔にするために演じながら生きる。それが人生とは何かをシンプルに表すものなのかなと少し感じました。 

 コンサートの中には間に様々なダンスや演奏があったけれど、私は中でもThis is Meが好きだなと思いました。金時太鼓も合わさっていて去年のバージョンよりもさらに迫力がありました。踊っているみんなの目線が力強く、心の奥にぐっとくるものを感じるようでした。また、途中に金時太鼓だけの演奏もあり、太鼓だけでここまでの音楽が作りだせるのがすごいなと思いました。太鼓を叩いている人たちの腕の切り替えの早さや表情がとてもかっこよかったです。

 前回去年のウィンターコンサートを見させてもらったときやアセスメント演奏の度に思ったことなのですが、踊ったり演奏したりしているみんなの姿は普段とは全く違っていてみんなのように見えません。表情が生き生きとしていて誰もが美しいなと思います。多分練習に練習を重ねてきちんと「演じる」特訓をした成果なのかと思うのですが、自分を消して舞台上で表現することに精一杯つくしているみんながかっこよくてきれいだと感じました。

 最近はイベントごとがほとんど中止になってしまってダンスや演奏の練習をする機会がないけれど、この間の父の日に向けたフラダンスのようにまた自分を使って表現するということをしてみたいです。
 何度か同年度のウィンターコンサートのDVDを見たことのある人が前回見た時と違った観点で見ることができた、と言っていました。私はまだなのはなの生活にやっと慣れた段階で色々と理解できていない部分があると思います。これから小説をもっとたくさん読んだり、なのはなのみんなと関わっていったりする中でこう生きていきたいというスタンスを見つけていきたいです。