「作る楽しさ」 りな

7月3日

 午前は陶芸教室にまよちゃんとえみちゃんと行かせてもらいました。陶芸教室で作るのは、スイカのデザインの蚊取り線香たてです。今、夜に居室で蚊取り線香をたいていて、今の時期にぴったりで嬉しかったです。
 
 まえちゃんから、イメージ画像を見せてもらって型紙を作ったらいいよとアドバイスをもらいました。早速、今日の朝食前にまよちゃんとえみちゃんと集まって、型紙づくりに取り掛かりました。

 陶芸教室は何度か行かせてもらったことがあるけれど、事前に型紙を作ったことはなかったなあと思いました。厚紙を敷いて、定規をもって、実際の蚊取り線香を見ながら3人で何センチにしようかなあと考えている時間がとても楽しかったです。焼いたら2割ほど縮むので、2割増しの計算もしました。まよちゃんが描いてくれた展開図を見ながら、長さを当てはめていくのが設計士になったようでとても楽しかったです。

 コミュニティセンターに着いて、赤土か白土かを選びました。赤土がいいのではないか、思ったけれど、竹内先生から色を付けるなら白土のほうがいいよとアドバイスを頂いて、全員白土にしました。まよちゃんが、どの作品も1人が作ったみたいに揃えれたらいいね、と言ってくれて、型紙も3人で共有しました。

 蚊取り線香がすっぽり入るようにと考えると、スイカ柄の1面がとても広くなり、土を広げるのも大変でした。最初は手で伸ばしていたけれど、パン作りで伸ばすときに使うような棒を使わせてもらいました。厚さが同じの細長い木を両側に置くと、粘土の厚さも均等になって表面がとても綺麗につるつるになりました。

 スイカ柄の面は側面になるので、2枚作りました。この側面とつなぐ、底面になる面も作りました。これは、とても長くてたくさんの粘土が必要でした。
伸ばしている間に机の木に引っ付いてしまってとれないということがありました。でも、竹内先生がビニールの敷き紙を敷いて、そのうえでしたらいいよと教えてもらいました。剥がすときも、一回ビニールごとひっくり返してから絆創膏をはがすようにビニールを剥がしたら綺麗に取れるんだと教えていただきました。少し工夫するだけでも、全然違っていて、陶芸には知恵が寄せ集まっているなあと思いました。

 道具も、今日は使ったことのない道具をフル活用しました。先につまようじのような細い出っ張りがついているものは、これまでも何回も使ったことはあるけれど、粘土を切る道具だとは思わなかったです。型紙に合わせて切るとき、これだと綺麗に切り取ることが出来て切れ味がよく研いだ包丁で野菜を切るときよりも気持ちいいんじゃないかと思えるほどでした。

 側面の2枚と底面は、先生にも少し手伝っていただき、4人がかりで支えて貼り付けました。初めて、泥のノリを使わせてもらいました。ドロッとしていて、粘土を水で溶かすよりも粘着があって、水のりのようでもありました。それを付けて、側面の曲線に張り合わせていくと、ぴったり長さが合っていました。展開図がこうして立体となって組み合わされると、とても感動しました。

 低気圧のためか、面の厚さが薄かったためか、ふにゃっと頼りなくへこんでしまいました。だから、側面と底面の張り合わせた内側に粘土を張り付けて頑丈にしました。さらに、中にタオルや丸めた新聞紙やティッシュペーパーを入れて、へこまないで膨らんでいるように固定しました。ここまですると一安心です。組み立ての工程がとても大変だったので、共同作業でしたら1人で作っているよりも何倍も楽しいなあと思いました。

 12時までに3つ形は完成することが出来ました。事前に型紙を作っていたのでとてもスムーズだったと思います。スイカのへたの柄も描いて、大分スイカっぽくなりました。来週は少し乾いて、完成に近づけるための形の成型もやりやすくなっているのではないかと思いました。色も絵の具でつけたいなあと思っていて、色を付けたらもっとスイカに似て可愛い蚊取り線香たてが出来るんじゃないかと、とても楽しみです。

 午後は雨が降っていたのですが、玄関下の整理や、ニンジンの冷凍作業加工など、室内で出来る作業がたくさん進みました。私は、桃の加工の作業に入らせてもらいました。
 選別した嫁用の桃から洗い始めました。家庭科室は、ジャムメンバーのみんなと河上さんがおられました。河上さんが、洗いの見本を見せて下さいました。桃が入ったたらいに水を入れると、一瞬で桃の毛が水に浮いて、水が氷になったように見えてびっくりしました。
 洗いでは、この産毛みたいな細かい毛を取ります。毛を取らなければ、いくら皮をむいても商品に毛が入ってしまうらしく、重要な工程でした。水を変えて2回程度傷がつかないぐらいに洗うと、ツルツルの手触りになりました。
 洗いの時に、少しでもじくが当たったら傷がつくんだよ、と教えてもらって、桃は本当に繊細なんだなあと思って、優しく手入れをするように心がけました。

 洗えた桃は、皮をむきます。皮を剥いた桃は、形の残るコンポートに加工されると聞いて、綺麗に皮を剥いてほしいと河上さんがおっしゃいました。だから、ジャガイモのようにコマ切れに剥ぐのではなく、帯になるように剥いでいきました。
 皮むきは、最初はあまり綺麗に出来なかったけれど、慣れてくるとペースも上がって綺麗に剥けるようになってきてとても嬉しかったです。でも、少しでも傷がついてはいけなくて、難しいなあと思いました。
 隣では、ジャムメンバーのみんなが色とりどりのバンダナをつけて、皮を剥いた桃をコンポートにしてくれていました。河上さんが皮を剥いている私達に、桃の実をちょっとずつ味見をさせて下さったのですが、梅のような甘酸っぱい味がして、さわやかでした。
 皮むきがとても楽しくて、午後いっぱい作業に入らせてもらえてとても嬉しかったです。

 明日も精一杯頑張りたいです。