「つばさ、みほちゃん」 なお

6月26日

〇つばさ、みほちゃん

 みほちゃん、お誕生日おめでとうございます。
 私にとって、2019年ウィンターコンサートは、みほちゃんのツバサが生まれた時、なのはなにしかできない、なのはなだからできる、なのはなファミリーとして表現する意味のある、コンサートとして生まれた、と感じています。
 そこから、みんなで育てて作り上げた物語でした。
 自分のことになってしまうのですが、私自身、演劇を通して、自分の過去や今(そのときどきの、“いま”)と向き合い、殻を破り、前に進んできました。
 だから、みほちゃんがつばさを演じ、つばさがみほちゃんとなったコンサートは、私にとってもとても大切なものとなりました。
 苦しくても、壁があっても、決してあきらめずに役と向き合い、セリフと向き合い、そしてそれをみほちゃんが新たな一歩を踏み出す役となったこと、そしてみんなにとっても一歩を踏み出す物語になりました。
 みんなの物語となったのは、みほちゃんの勇気があったからです。
 
 みほちゃんの、いつも真剣に、真摯にものごとに向かう姿がとてもきれいです。
 まっすぐで、ごまかしがなくて、誠実です。セブンブリッヂのときの、ユーモアあふれる寸劇も、みほちゃんの真面目さがあってこそ、ひきつけられ、面白さも味わいも出てくるのだと思います。
 みほちゃんの真剣な表情と瞳が、私は好きです。みほちゃんの声も好きです。
 みほちゃん、これからもよろしくお願いします。

〇なのはな亭、あるいは、ビストロなのはな

 いま、一番美味しい朝食は?
 それは、炊き立てのごはん、作り立てのお味噌汁、そして取り出したばかりのぬか漬け。

「私たち仕事組が、一番美味しいところを食べてるかも!」
 朝食の席で、思わずこう言ってしまいました。
 なのはなのご飯はもちろん毎日美味しくて、さらにその中でも美味しい時間帯に朝食を食べることができるのが、仕事組かもしれません。
 その日の食卓には、さやねちゃんが朝一番にぬか床から出してきてくれた、キュウリのぬか漬けがありました。私の大好きな、ぬか漬け。
「ちょっとまだ浅漬けなんだ」
 さやねちゃんは言いました。
 私は、浅漬けも、しっかりと漬け込んで酸味のある古漬けも、どちらも大好きです。
 浅漬けならば、一本漬けと同じように、まるまる1本食べられてしまいそうです。

 仕事始めてからも、さやねちゃんとまことちゃんは、連携を取ってぬか床を手入れしています。
 毎日毎日、気持ちを向けて手入れを続けてくれているから、いよいよ夏本番という今、美味しいぬか漬けをいただくことができます。

 夏野菜を待っていたぬか床。
 きゅうりはやはり、ぬか漬け界のナンバーワン、エースでしょうか。
 そのエースを脅かす(と私の舌が感じている)のが、いまやなのはなでもファンの多いセロリ。
 いやいや、まだまだセロリには譲れない、やはり熟練の味わいで、Wエースはナスでしょう。
 何を言っているんだ、こちとらお母さんという強力な応援団長がいるんだ、とは大根。
 紅一点、ぬかの味と相性抜群の濃い味と鮮やかな存在感、登板回数は多くないが、替えのきかないオンリーワン、ニンジン。

 と、なのはなのぬか漬けのことを思うと、あれやこれや、美味しい野菜たちの姿が次々と浮かんできます。
 ぬか漬けは、ぬか床から取り出してすぐいただくのが一番おいしいです。
 できたてが一番おいしいのはどんな料理も同じだと思うのですが、特にぬか漬けは「絶対に出したて!」と言わずにはいられません。
 さやねちゃんは、いつも食事時間から逆算して野菜をつけてくれます。
 仕事組の朝食にも間に合うように漬けてくれて、朝起きて一番に取り出しにいってくれています。
 出したての、最高に美味しいぬか漬けを私たち仕事組はいただきます。
 そして、炊き立てのごはん。味噌汁も、作り立てが、みその風味を感じられて、とても美味しいです。

 こんな贅沢な食事は他にないなと思います。
 なのはな亭、ビスロトなのはな。
 もしも、自分がなのはなで定食屋や、小料理屋をするとしたら、なんて考えます。
 朝定食には、ぬか漬けは絶対につけよう。手作りみその味噌汁も。

 私は、台所に入ることが多いわけではないのだけれど、たまに仕事組の企画で料理をすると、本当の楽しく感じます。
 誰かが美味しいといって食べてくれることを考えたり、美味しい野菜をどうしたら美味しく食べられるかとイメージして、メニューを考えたり。
 食べる人のイメージや、季節、シチュエーションを考えて、メニューを考えるだけで、私はいくらだって心を遊ばせることができます。

 しかし実際につくるとなると、70人分を作るのと家庭の4人分とは全く違って、てんやわんやになります。
 単に量が増えるというだけでなく、たくさんの量を美味しく作るのはとても難しいです。
 美味しくなのはなのみんなでいただく料理を作れるようになりたいです。
 お母さんや河上さんが、仕事組が料理を作ることについて、いろいろを考えてくださて、それがいま私の楽しみです。
 朝食も、昼食も、夕食も、いつ来ても美味しい料理があるなのはな亭(あるいはビストロなのはな)の一料理人になっていきたいです。

 なのはなの歴史あるレシピがあり、新しいメニューも生まれます。
 美味ししい味をきちんとわかるようになりたいです。
 そして、美味しい料理を提供できるようになりたいです。
 なのはなで育てた野菜を引き立て、みんなの力になる料理。作る喜びを感じる料理。
 これから、お休みの日に料理をする機会ができていったら嬉しいなと思います。

 追記:さやねちゃんのきゅうりのぬか漬けは、事務所のみなさんにも好評です!