【山小屋便り6月号】「【GW特集】7つの村を回って、動植物をゲットせよ!! ―― 1日たっぷりと!盛男おじいちゃんの山でウォクラリーを満喫! ――」 えみ

『未開の地 盛盛山を調査せよ! 動植物収集ゲーム』! 盛男おじいちゃんの山を歩く『山小屋ウォークラリー』をさらに面白くゲーム感覚にして、1日をかけて、山の中で7つのゲームで遊びました!

 山小屋キャンプの最終日を締めくくったのは、ウォークラリーでした。今年のウォークラリーは1日がかりということで、実行委員さんたちが何日もかけて準備をしてくれていました。

 この日の朝は、古吉野なのはなで朝食をいただいてからみんなで車に乗ってに向かいました。盛男おじいちゃんの山に到着すると、先発で来ていた実行委員さんたちから声がかかるまで、山小屋の少し下にある森盛庵の前で待機していました。

 あゆちゃんからの、「準備できましたー!」を合図に、みんなは次々と坂道を上がって山小屋の前に整列しました。いったいどんなウォークラリーが用意されているのか、わくわくがとまりません。

 山小屋の隣に止まっていた軽トラのドアが開き、けいたろうさんとりなちゃんがいきなり出てくると、みんな一瞬シーンとなりました。調査員であるけいたろうさんと通訳者のりなちゃんが森に迷い込んできた設定のようでした。2人に続き、どこからともない、「ホォー!」という遠吠えとともに、りゅうさん先頭に何人かの実行委員さんたちが走ってきました。彼らはこの森にすむ原住民ということで、わたしたちにはわからない民族語を話しています。どうやらウォークラリーのルール説明をしてくれているようで、それをりなちゃんが通訳してくれました。今年のウォークラリーのテーマは、「動植物収集ゲーム」。森盛山のあちこちにいる7つの民族村をまわり、様々な動物や植物を集めてくるのがミッションです。各村で獲得した得点も合わさり、チームごとの順位が決まるとのことでした。

■地図を片手に

 チームごとに配られたわらとスズランテープで全員分の衣装を作り終えてから出発です。衣装作りの制限時間は20分。どのチームもわらをねじったり編んだり、切ったりと様々な工夫してスカートや髪飾り、ネックレスなどをつくっていました。

 準備ができると、事前にもらっていた地図を片手に山小屋を出発しました。わたしたちまりこちゃんチームは反時計回りでした。森の中に入っていくと、道のわきにはコシアブラやコゴミなどの山菜がところどころに生えていました。チームごとに収集した山菜も合計得点に加算されます。チームの中で山菜に詳しい子に教えてもらいながら、道の脇をよくよく見ながら進んで行きました。

答えを導く巻物を手に、次の村へと向かいました

 最初に待っていたのは、吹き矢族でした。インディアン風の衣装を身に着けたあけみちゃんとまゆこちゃんがルール説明をしてくれました。1人2吹きまで、目の前の木々の合間にいるウリ坊やクマ、シカ、鷹などをしとめるごとに得点が入ります。中でも高い木の上にいる鷹は高得点。わたしたちのチームでは、ななほちゃんやえつこちゃんが見事命中させていました。

吹き矢族。動物の的めがけてしとめます

 吹き矢族に見送られると、続いて見えてきたのは、中力小麦粉の袋がたくさん吊り下げられた小屋でした。それを見ると、わたしは、「ああ、やっぱり」と変な勘がはたらいてしまいました。そうです。ここでのミッションは、小麦粉が大量に入った箱の中から、顔を突っ込んで小さな飴玉を見つけることでした。制限時間20秒で、両手を後ろに回した状態で探すのがルールでした。あゆちゃんの、「上品にしていたら見つからないよ」というアドバイス通り、チームの中の選ばれし3人も顔を思い切り真っ白にしながら、見事全員飴玉をゲットすることができていました。

チームごとにわらで編んだ、お揃いのアイテムを身につけて、山へ出発です

 続いての絵描き族の村では、1人ひとり線画を描きました。渡された白い紙と鉛筆型に削られた割りばしを使い、みんな思い思いに山の中に生えている木々や葉っぱなどを描いていました。あっという間の20分間でした。

絵描き族の村では、思い思いに線画をスケッチしました

 少し休憩したいなと思っていたところに、ちょうど『デリ』とかかれた看板が見えました。昼食の時間です。アルミホイルの包みを開けると、中から出てきたのはお仕事組さんが朝から準備してくださっていた、特製卵サンドとフルーツサンドでした。

シャキシャキのレタスと卵の相性が最高に良くて、みんな口々に、「毎日食べたいね」と話していました。フルーツサンドもホイップとバナナやミカンなどのフルーツがたっぷり詰まっていて、すごく贅沢で幸せな気分になりました。

スペシャルサンドの昼食をいただきました!

 おいしい紅茶もいただき、お腹が満たされたところで後半の部です。
 預言者の村では、隠された30個のお宝をチームみんなで見つけます。木にまかれたスズランテープを目印に、周辺をくまなく探していきました。動物のイラストや実行委員さんの顔写真がカードのようになっていて、土の下や木の陰にあちこち隠されていました。

 近くにあるはずなのに、見つけるのは意外と大変で、すごく苦戦しました。でも最後に30個全部発掘できた時にはとても嬉しかったです。

■あっという間の5時間

 タケノコ族の村では、まずチーム全員で範囲内に生えているタケノコを40個探し、スズランテープの輪をつけ終えるまでのタイムを競いました。制限時間は20分だったのですが、わたしたちのチームは12分で見つけきることができました。印付けの後は、えりすぐりの2本のタケノコを実際に掘って持って帰りました。わたしは、タケノコは頭が少し地表に出かけているぐらいがおいしいということを今まで知らず、実行委員さんに教えてもらってすごく驚きました。

タケノコ族の村でタケノコ掘り!

 いよいよウォークラリーも終わりに近づいてきました。豪腕族では、そのネーミングから腕相撲対決を予想していたのですが、全く違う類のゲームでした。ルールは簡単で、新聞紙のボールを動物のイラストと得点のついたかごの中に入れるごとに点がもらえます。まえちゃんが頭の上にもっているフクロウの箱に入れることができれば、最高の50点が入るとのことでした。軽いボールは意外とコントロールするのが難しく、あっという間に1人5球投げ切ってしまいました。チームによってはここで1000点以上も稼いでいたそうです。

豪腕族の村。新聞紙のボールを得点のついたカゴめがけて投げ入れ、入った総合得点を獲得できます

 豪腕族に別れを告げてゴールの山小屋に向かって歩き始めると、急に森が開け、それまで時間というものを忘れるぐらい楽しんでいたことに気が付きました。時計を見ると、すでにスタートしてから5時間ほどが経過していました。

 ラストは謎な族によるクイズ大会がありました。チームごとに山小屋の中に入り、出題されるなぞなぞやクイズに正解しただけポイントが加算されます。最後の挽回を狙って、できるだけ多くの問題に答えていきました。

最後は山小屋リビングで待っていた、謎な族!!

 全チームがそろったところで、閉会式が行われました。まずはチームごとに最初に作った民族衣装をお父さんお母さんに見てもらい、どれが1番かを決めてもらうことになっていました。結果は、なんと同率1位。どのチームのものもよかったということでそれぞれに100点が入りました。
 続いては、絵描き族の村で描いた線画をお父さんお母さんに講評してもらいました。出来のいい作品を10個選んでもらい、それを描いた人のいるチームにはさらに100点が追加されます。中には20分で描いたとは思えないぐらい繊細で美しい作品もあり、唖然としてしまいました。

コシアブラやコゴミの山菜も採りました

 集計の結果、今回の動植物収集ゲームの勝者は、なおとさんチームでした。自分のチームが勝てなかったのは少し悔しかったけれど、丸一日思い切り楽しむことができて満足でした。実行委員さん、本当にありがとうございました。次はさらに工夫を加えたよりよいゲームを、またみんなと楽しみたいです。