【山小屋便り6月号】「一粒一粒に気持ちを込めて ―― 白大豆の種蒔きを通して ――」 ゆきな

 白大豆の種まきをしました。7850粒。午後に蒔きたい数を、まりのちゃんが初めに伝えてくれました。白大豆の種まきは他の野菜の種まきとまた違い、数のスケールが大きい。大きいほど、挑戦的な気持ちになって気合いが入ります。それに、種はなのはなで作った白大豆を使っています。「種も自分たちで作ったもの」そう思うと、誇らしいです。

 白大豆は半分畑を苗床として、1つの畝に4から5の溝をつけ、そこに種をまきます。間隔は2センチずつ。そしてポイントは、白大豆のヘソは下にして蒔くこと。そうすることで発芽率が良くなります。

 数が多い分、スピードを早くしなければ目標の時間に追いつきません。だからできるだけ自分の最大の速さで、美しく、芽が出るように白大豆を蒔く。そして、ヘソは下ということを確実にしていきます。

 やっているとコツが分かってきます。白大豆のヘソの両先端からはうっすらと白い線がほぼ入っていること。種を置いたときにその白い線だけが見えるように土に置いたら、丁度ヘソが下になっている状態で種が蒔けます。そのコツを掴むと、ヘソが下であるかを確認しなくても、その線や白大豆の形を見て蒔くことができます。それをひたすらしていくことが面白いです。

 蒔いた種は、畝に規則正しく白い点として浮かび上がっています。畑にちょっとした絵を描いて、いたずらしている気がしてしまいます。今しか見られない光景で、つい誰かに見てほしい、と思いました。

 覆土は、さらさらの土を種が隠れるくらいにかけて、籾殻燻炭をかけます。芽が出やすいような厚さを思いながら、土をかけます。自分の気持ちも穏やかに優しくなります。この時間が好きです。

 水やり、寒冷紗かけも、ヘルプの人が来てくれて半日で終わらせることができました。1つ、また大きなことを成し遂げたように感じて、安心感と嬉しさが湧いてきます。

 

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