「身体で感じること」 ゆい

6月11日

 今日は久しぶりの雨でした。このところの疲れをとるために朝寝坊をしようかと思ったものの、やりたいことがあったので結局早起きしました。雨がやんで、池上三角畑に歩いて見回りにいきました。スイカはとても元気で、綺麗です。昨日、みくちゃんと一部、整枝を行い、害虫捕殺をしました。
 今日は1人でしたが、歩いて帰ってくる途中、雨に濡れた木々や道の匂いが強く香り、梅雨を感じました。池上三角畑周辺の空気が、私は特に好きです。この時期、グミの実や、クワの実がなるのも好きです。
 
 今日は、午前も午後も台所作業をさせてもらいました。午後は、昨日の鹿肉の筋、膜をとってミンチにできるようにする作業だったのですが、まさか自分がとれたての鹿の肉を処理する日がくるとは思ってもみませんでした。
 とれたて野菜をいただくなのはな。そして、ついに、とれたての肉をいただくところまでくるとは。
 筋や膜をとるだけでもとても難しく、大変な作業だと思いましたが、ここまでの状態にするのが、本当にすごいことだと思いました。お父さんがしとめて裁いて、本当に格好いいです。
 まきちゃんが、皮もなめす準備をしてくれていて、今日は作業できなかったけれど、明日以降、また私も何かできたらと思いました。

 お父さんが、動物に向き合うことについてお話をしてくださっていて、私に必要な感覚だろうと思いました。子供の頃は動物が好きだったけれど、いつのまにか、人工的なことだけになって、机の上の勉強だけになって、理屈ばかりで、動物に興味がもてなくなって人間味から離れていった感じがします。もっと確かな感じというのか、動物に対峙することで身体で感じることができていったらいいと思いました。

 
 夜の集合で、お父さんが、希望的観測の話をしてくださいました。どんな状況の時も、希望をもっていることが良く生きる最大の秘訣だと。自己否定はしない。というか、自己肯定も自己否定もしなくてよくて、自分から離れて何をするかを考えるだけ。
 私は、悲観的なキャラクターを変えたいです。
 難しいと感じてしまうのは、正しい希望をもつことです。ここでいつも躓いていると思いました。

 だけど、自分から離れたら、ニュートラルな人間になれるという答えだけはもう持っているのだから、それだけでも救われた気持ちです。
 お父さん、お母さんのお話を聞いていると、自分もなのはなの子供だからなんとかなれるはずと思います。これまでの人生が、悲観的で苦しかったり、暗いのは、自分のせいじゃないです。とにかく自己否定はしない。奢ることもしない。

 何かする。何か結果を出す。人のために動く。自分のことは考えなくていい。そうやって、なのはなのお父さんお母さんの子供らしく生きられるように、どうかなりたいです。