「心の目を開いて」 もえ

6月3日

朝:ねぎの水やり
 あけみちゃんと昨日定植した太ネギの水やりをしました。太ネギは畝に寝かせるように定植して覆土してわらをかけていて、面白い定植の仕方だなと思いました。「定植は垂直に植える」という自分の固定観念が完璧に壊れました。思えば、私は色々なことに凝り固まって物事を考えたりとらわれたり、融通がきかなかったなと思いました。マニュアル通りでなく、ちゃんと心の目で野菜を見られるようになりたいなと思いました。あけみちゃんが畑の近くに咲いている「たちあおい」を教えてくれました。タチアオイの成長で梅雨時期が分かるそうです。

 
午前中:梅林の肥料やり、白大豆の水やり、アスパラガスの草取り、かぼちゃの草取り

 肥料やりをバケツリレーでしました。テンポ良く、てみが進んでいくと気持ちいいな、と思いました。意外と体力がいるのでこれからしっかり体力をつけていきたいと思いました。白大豆と黒大豆というのがあって、植え方の幅の取り方も違うというのを初めて知りました。これがお味噌になるのはすごく不思議だなと思います。なのはなの味噌蔵は秘密基地みたいにひっそりと入り口があるな、と感じていて、いつか入ってみたいなと思いました。アスパラガスは2メートルにもなるというのを教えてもらいました。花も咲いていました。前にアスパラの作業に入らせてもらった5月にはまだ、すごく小さくて30センチくらい(?)だったのに、すごく大きくなっていて驚きました。植物の成長の早さに驚いています。かぼちゃの畝の形がかわいいなと思いました。草取りしているときに根きり虫を見つけました。かぼちゃの畑にも根切り虫がいて驚きました。

 

午後:白大豆の水やり

 植え付けてすぐに水をあげるのが大切とのことでした。「植物は、暑いから、1滴でもすぐに水が欲しい」とお母さんが昨日おっしゃっていて、すごく植物ファーストで優しくて、私もそういう考え方ができるようになりたいと思いました。じょうろの後ろから水をあげることや、土に穴を開けずにちゃんと化成肥料を溶かしながら水をあげることは、簡単そうに見えるのにやってみると難しいなと感じました。苗を定植しているみんなの手つきがすごく優しいなと感じました。「どんな気持ちで定植したかで結果が変わってくる」「スピード重視でやった定植はあまり上手くいかない」とお父さんがおっしゃっていて、定植や植物って奥深いなと感じました。私は今苗を植えたら枯らすと思うので、自分の気持ちが整ってきたら定植の作業がしてみたいなと思いました。防除と肥料のお話が毎晩ありますが、「こういう症状にはこれが効く」「これにはこういう特徴がある」というのが分かってきたら、理科の実験みたいで面白いんだろうなと思いました。これもきっとマニュアル通りではくて心の目を開いて色々試してみることが必要なんだろうな、と思いました。

 

園芸作業
 今日は菊に水やりをしました。菊の葉っぱはよもぎに似ているな、と思いました。せっかくなので、色々お花の名前が覚えられたらいいなと思いました。

 

 私はなのがなに来るまで、よくぶち切れたり怒ったり泣いたりしていたので、自分は色々感じていると思っていました。色々武装して強がって、ちゃんと「大人」をしていると思っていました。でも、なのはなに来て武装するのを止めたら、自分は本当に成長していないところが多くて、かなり子供で、心細くて中身が何もないことに気がついて戸惑っています。これから自分の内側を埋めていきたいと思います。