「達成感」 さき

6月2日 さき
〇山小屋で

 温度計は29度。日差しが強く、植物も人もカラカラになりそうな陽気でした。
やすよちゃんと山小屋でササゲと落花生の水やりをしました。ササゲは鉄粉も施します。

 昨日まりのちゃんが詳細を伝えてくれて、寝ながら脳内シュミレーションをして当日を迎えました。

 山小屋への道中の景色は、のどかな自然が広がり、水が張った田んぼがキラキラと輝いて見えます。それにしても、暑い日だなと思いながらも、どんどん夏に変わっていくのが嬉しいです。

 さっそく、畑に着くと先日定植されたばかりのササゲが養分を欲しているのを感じました。地面はカラカラ、地割れが起きているところもあり、これは早急に水やりをしなくてはと思いました。ササゲは以前話で出ていたように葉っぱが黄変していました。
 
 やすよちゃんと2人で、水やりをしながら鉄粉を同時進行で蒔きました。水をやってから鉄粉を撒いて、風に飛ばされることと、鉄粉が水で流されることをを防ぎます。一株ひと株に栄養を与えながら、「ササゲちゃん、頑張れ!」と応援するような気持ちになりました。

 畑を半分に割って、半分終わってから私たちも水分補給をし、ササゲと交互に水分補給をしました。こんなとき、水がいかに大事かということを実感します。
 道の角の畑は、面積が広く移動など含めて2時間ほどかかりました。最初の畑が終わると、広くて大変な分ものすごい達成感を感じました。

 隣の畑では、ヤギの親子が草を食べているところでした。ヤギのしっぽは短くてとってもかわいいです。アルプスを彷彿とさせる光景を目の当たりにしながら、水やりをする私たち。ヤギと目が合うと、「草美味しいかい?」と心の中でいいました。ひたすらもぐもぐしている様子から、どうやら美味しいようです。そうこうしているうちに、あっという間に5時のサイレンがなりました。

 最後なんとしても、落花生の水やりをしたいと、ラストスパート頑張りました。
人間でさえ、1時間飲まないとのどがカラカラという状態で、野菜たちはもっとカラカラなのだろうなと思うと、「絶対にやりたい!」と思いました。ササゲが1500株と聞いていたので、落花生までいけるか危うかったけど、残り30分で全株に水やりできてよかったです。

 無事、全ての作業を終えて帰るとき、涼しい風が火照った体を冷ましてくれました。
夕暮れ時は、まだ昼間のように暑くて、古吉野に近付くにつれてだんだんと日が落ちていきました。雲の隙間に天使のはしごがかかり、田んぼの水面がユラユラと波打っている様子が美しかったです。
 
 お父さんの話で、植え付け方や手入れの仕方で、同じ作物でも生長に影響するということを最近よく実感します。
 改めて、物事や野菜に向き合うときどんなときも明るく前向きにいようと思います。これから、ササゲと落花生がどうか回復して、たくさん実をつけることを願います。