「なっちゃんが生きる世界」 なお

5月31日

○なっちゃんが生きる世界

 なっちゃん、お誕生日おめでとうございます。日曜日の今日、なっちゃんのお誕生日を一日お祝いできてとても嬉しかったです。なっちゃんと出会ってからの私の人生は、大きく道が拓けていっています。なのはなとの出会いは、それはなっちゃんが作ってくれた出会いです。お母さんが作った菜の花の会があり、菜の花の会の多くの人の中で生きてきたなっちゃんがいて、お父さんとの出会いがあり、なのはなファミリーがあります。なっちゃんが生きてきた場所、道は、私たちが求めてきた生き方の原点があります。
 
 そして、私が税理士を志しボーイングチームとして勉強をしてきた時間の中にも、なっちゃんの存在は真ん中に咲いていました。簿記1級から税理士試験までの足かけ5年。なっちゃんが、ボーイングチームの潤滑油であり、なっちゃんと一緒に訓練をする時間が私たちの勉強への意欲を継続させる力でした。なっちゃんの訓練は、なっちゃんの生きる姿そのものでした。自分の人生をより良く生きるため、そして同じ仲間のために自分の身体を一つの材料として新しい道を拓くなっちゃん。なっちゃんがいるから、私は学び続ける気持ちを切らさずにいることができました。

 

 そして働いている今、なっちゃんと私は同じ居室にいます。仕事でハードだった日も、お休みで思い切りなのはなのみんなと遊んだり、作業をする日も、私はなっちゃんのいる部屋から出発し、なっちゃんのいる部屋に帰ってきます。なっちゃんは、なのはなに来てからずっと私の心を理解して、そっと寄り添ってくれています。なっちゃんは、私がちょっと無理をしているとき、言葉は少ないながらも、自分を大切に、優しくしなくちゃ駄目だよ、と教えてくれます。嬉しいことがあったとき、“聞いて聞いて”と幸せな知らせを共有させてくれます。なっちゃんといると、人は一人で生きているのではないのだ、といつも感じます。

 

 菜の花の都。一人の女の子の元にたくさんの人が集まり、女の子を助け、そして女の子に助けられ、お互い様で生きられる、優しい都。誰も、寂しくない、誰も希望が持てる場所。お父さんが綴った菜の花の詩。なっちゃんの人生。それは私の希望そのものです。
 
 なっちゃんと出会って、私は自分がどんな風に生きていけばいいのか、どんな風に生きることが自立なのかを知ることができました。私も小さな都を作っていくのだと思いました。日本中、世界中に、小さな菜の花の都があったら、どんなに素敵だろうと思います。私も、なっちゃんと同じ“な”がつくなおです。私の作る菜の花の都。
 
 たくさんの人に助けられ、助け、つながって生きているなっちゃん。なっちゃんには、いつえも帰れる小さな家(仲間の存在)があるのだろうと思います。血縁関係を超えて人とつながるという自立の姿を、なっちゃんは示してくれます。そして、どこにでも自由に飛び回り行動力と勇気で、世界を広げていきます。私もなのはなの中にも、社会の中にも、助け合って、優しい関係を作れる場所を、作って自立していきます。
 
『そして誰もが生きられる道を求め続ける花』という菜の花の言葉を、私は心の真ん中に書き記しています。自分が生きる場所で、私は誰もが生きられる道を求め続けていくのです。なっちゃんと出会って見つけた道です。こうしてお誕生日をお祝いして、あらためてなっちゃんと出会えた幸せを感じます。
 なっちゃん、ありがとうございます。大好きです。お誕生日おめでとうございます。