「田植え前夜」 なお

5月28日

〇水の神様、田んぼの神様

 田植え前夜。まえちゃんの祈る思いを感じました。

「うまくいくといいなぁ」
「あとはみずなんだ、みず」

 まえちゃんは、水の管理がうまくいくように田んぼを整備し、種籾の準備をし、播種をしてからの水やり、そして水を入れてからの田んぼのこまめな見回りをしていました。良いお米を作りたい、そのまっすぐな思いを感じました。
 なのはなのお米作りを成功させることで、その経験と知識は毎年のお米作りに生きる財産となります。まえちゃんは、今年のお米のことだけでなく、次の年、そのまた次の年、これからお米を作る人のためを思って、ひとつひとつの工程や作業に、本当に真摯に向かっていました。その姿がとてもきれいです。

 いよいよ、翌日に手植えを控えた夜。まえちゃんは、言葉は少なかったけれど、期待や心配や、嬉しさや不安や、いくつもの思いがあるように見えました。手植えも機械植えも、どうかうまくいきいますように。田植え機が、順調に動きますように。
 真剣に向き合い、できることを尽くしているから、あとは祈るような思いなのだと思います。
 私も、手植えの日は仕事で参加はできないのだけれど、まえちゃんや、お父さんお母さん、なのはなのみんなの気持ちに沿って、うまくいきいますように、と念を送りました。
 植えた後も、まえちゃんが話したように、水の管理が、カギを握ります。気温や、生長具合をみて、ためたり、抜いたり、田んぼによって調節も違います。本当に、良いお米ができるように、と強く願います。

 水の神様がいる、田んぼの神様がいる。

 きっと、まえちゃんやみかちゃん、みんなの姿を見て、泥んこ大会で思い切り田んぼを楽しむなのはなみんなを見て、なのはなの稲を守ってくれると思います。

 まえちゃんが、6月に入って、仕事が落ち着いたら、お米班に入らないかと声をかけてくれました。嬉しかったです。もしも一緒にできるのならば、まえちゃんやみかちゃんたちと同じ深さで向き合うことがスタートです。
 手植えの様子やまたお父さんの機械植えのことをまたお話を聞きたいです。