
5月29日のなのはな
お父さんが田植機に乗り、家族のみんなで育てた稲の苗が、
代掻きを経た田んぼに、真っ直ぐに、力強く植わります。
午前は、石生田んぼ、桃横田んぼの2枚の田んぼで田植えをしました。
石生田んぼは、「石生」という名前のように、石がたくさんあり、石に当たるたび、
田植機の細い車輪は動いてしまい、真っ直ぐに植えるのが難しい田んぼでした。
しかし、お父さんは、細かくハンドルを操り、神経を研ぎ澄まし、
真っ直ぐに進んでゆきました。 この田んぼは、お父さんが代掻きをしました。
泥は滑らかで、水はいい案配に抜けていました。
まえちゃんとみかちゃんが、あらかじめ苗を運んだり、
田植機のメンテナンスや薬剤の準備など、念入りに準備をしてくれていたからこそ、
お父さんは、何の問題もなく、田植えに臨むことができました。
石生田んぼは石があるからゆっくりと進み、桃横田んぼでは、スピードを上げて進みます。
お父さんは、田植機の速度、植える苗の量を、田んぼの状態を見ながら変えます。
畑の作業をしていたみんなが、代わる代わる応援に来てくれました。
お父さんはとても格好良かったです。
そして、みんなで育てた稲の苗が、田んぼに巣立っていくことが嬉しかったです。
稲の苗が、真っ直ぐに並ぶ田んぼは、美しかったです。
(さやね)

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午前はキャベツの手入れをしました。
今回手入れを行ったのは滝川奥の第1弾のキャベツと、滝川横の第2弾のキャベツです。
第1弾は来月初旬には収穫予定なので、最後の追肥の作業となりました。
まずみんなで草取りをしました。草取りは対決方式。
2人ペアになって畝の端から中心に向かって草取りをしていき、
早く相手と出会ったチームが優勝です。
一番早いチームは14分で辿り着きました。
草取りをする前とした後では畑の景観の違いが一目瞭然!
みんなで楽しく草取りができて嬉しかったです。
それから鶏糞の追肥。
みんなで畝に入って一斉に鶏糞を追肥していきます。
畝の片側に1株につき両手2杯を筋状にまいていきます。
次に害虫チェック。
葉の表面と裏、結球部分まで、くまなく見て、害虫がいないかチェックします。
みんなのキャベツを守る大事な作業です。
第1弾はもうすぐ収穫。
大人数で真心込めて手入れしたキャベツを初収穫できる日が待ち遠しいです。

午後はジャガイモの土寄せをしました。
回った畑は崖崩れハウス前と第一鉄塔上。
ジャガイモがしっかり茎を伸ばせるように、たっぷりと土寄せをしていきます。
生長点ぎりぎりまで、鍬でたっぷりを土を集め、立派なカマボコ型になるように土を寄せます。
晴天が続いていたおかげで土はふかふか。
みんなで一斉に土寄せするので、景色がどんどん変わっていくのも、土寄せの楽しみです。
1時間ごとに休憩を取りました。
リーダーのしほちゃんがクイズを出してくれます。
ジャガイモに関するクイズもあって、一層、土寄せにも気持ちが入りました。
引き続き土寄せをしていきます。
腕が多少疲れても、みんなと一緒だから頑張れます。
16時50分、ちょうど良い時間に終わらせることができました。
記念撮影をみんなと一緒にパシャリ。
みんなと一緒だから、大人数だからできるし頑張れる作業です。
1日を通しての、大人数作業がやりがいがあって楽しかったです。
(まち)
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