「なのはなの5月、私の5月」 なお

5月23日

〇なのはなの5月、私の5月

 変わる景色。期待と、緊張。未来を想う気持ち。なのはなの5月は、野菜やお米、桃づくりにとって大切な一か月です。いえ、一年の中で大切でない一か月などないのだけれど、それでも、いまの5月の季節に特別な空気を私は感じます。5初旬に播種があり、みんなでお米の苗を育てて、田植えに向かいます。夏野菜も、暑い季節への移り変わりで、成長とともに様々な手入れや水やりがあり、雑草たちとの追いかけっこのように、常時どこかの畑田んぼで草刈り部隊が必要とされます。桃は、最終の摘果を終え袋がけが始っています。
 
 田んぼは、水の管理がとても大切で、朝夕、見回りにむかうまえちゃんの姿があります。みかちゃんとまえちゃんが、真剣な面持ちで田んぼについて計画立てをしています。代掻きは、永禮さんも来てくださり、お父さんとの2台体制で進められています。泥んこ大会の日は仕事で出場はしなかったのですが、みんなの話や日記には、みんなが全身泥だらけに思い切り自分の心を解放して生き生きと楽しむ様子が語られていました。読みながら、私もその気持ちよさを一緒に味わうことができました。そしてもうすぐ、手植えと機械植えによる、田植えもはじまります。
 
 田んぼの景色が変わり、お米作りや桃の収穫、夏野菜のラッシュに向けての大きな期待と、それに伴う緊張感が、なのはなにはあります。それは、今必要とされている作物を作るということだけでなく、新しい手入れの方法やシステムを確立し、未来に向けてこれまでになかった新しい仕組みや価値観を作り上げていくためのものです。その気持ちが、難しい局面にも向かって乗り越えていく原動力になるのだと思います。

 

 さて、私はというと、やはり5月は勝負の月です。一年の中で私の仕事は、2~5月が繁忙期であります。それに加えて今年は、繁忙期に重なるように、世界的に大変な状況になっています。自分の仕事にもその影響は少なからずあり、通常業務以外の様々なサポートや申請手続きがあり、日々更新される情報をお客様に伝えていく必要があります。

 私は、4月半ばあたりから、いまの時期まで、自分の請け負う仕事の優先順位や、プランをうまく立てられなかったといま感じています。来るもの拒まずというか、私はどうにも行き当たりばったりなところがあります。立てたプランをすぐ放り出して、今聞かれたこと、今必要と言われたことに飛びついて夢中になってしまいます。そして、あとからしわ寄せがきます。それを、ほとんど力業でどうにかしてしまおうという計画性のなさ。うーん、またやってしまったと頭を抱えつつ、月末に向けてスパートをかけているところです。

 2年目とはいえ、やはり5月は計画と、目標設定、どういう順番でいつ締め切りにして進めていくかが本当に重要だと痛感します。自分の仕事の進め方を、責任を果たすという意味において、もっと確かなものにしていきたいと思います。冷や汗かきつつも、私には頑張る原動力があります。みんなと同じです。5月という季節にあるなのはなの空気を感じると、未来に向けてという大きなところでの志が心に宿ります。そして、ひとつひとつの仕事(作業)を、確実に正しく行うことが大きな成果につながるのだという地に足のついた気持ちになります。

 私も、未来につながる仕事をしていきます。それは最近あらためて思うことです。事務所内にも新しい出会い、展開が訪れます。私は、この先の誰かが未来に向かって生きているときに、プラスになる場所を私は作り出したいです。自分が気持ちよく楽しく働ける場所、というだけでは足りません。誰かが未来に希望をもって進むとき、ひとつのステップになれる働き場所、居場所、それを作るのが私の役割で、私の目標です。

 自分自身のまだまだ職業人としても、社会人としても、人間としても、発展途上なのですが、自分の成長とともに、誰かの人生のために新しい場所を作る夢も追いかけていきます。5月の最後の週、私もみんなと一緒に走り切ります。