夏日が続く中、桃は硬核期に入りました。
硬核期は種が完成する時期で、満開50日頃から10日間ほど続きます。
桃がとても敏感になる時期のため、
刺激を与えないよう、摘果はせずに、
また急激な水分変動がないように、
水やりや草刈りで調節しながら気遣います。
夕の子桃畑の川中島白桃。
晩生品種で、じっくり大きくなっていきます。
硬核期間は、袋かけを進めます。
古畑の白鳳は、摘果で実の数を絞ってはいますが、やや多めに残しています。
厳選して良い位置にあって、顔色の良い実に袋をかけていきます。
残った実は、硬核期後に間引きます。
古畑の9年生の白鳳は、
実の大きさが5㎝になりました。
とても順調に育っています。
奥桃畑の5年生の白鳳。
袋を709枚かけました。
この樹は少し元気が良いので、多めに着果させます。
オレンジや黄色の袋は、光透過度が低く、白い桃に仕上がります。
清水白桃