「抱えきれない楽しい気持ちで」 まみ

5月23日

 どろんこ大会がとても楽しかったです。
 どろんこ相撲、どろんこチャンバラ、どろんこ騎馬戦、どろんこリレー。
 みんなと一緒に泥のなかで、掴んで、走って、投げられて。宝物をもらったように、抱えきれない楽しい気持ちでいっぱいになりました。

 お父さん、お母さんが、どろんこ大会の始まりの辞をしてくださいました。盛男おじいちゃんが来賓の挨拶をしてくださいました。
 田んぼに入る前は、やっぱり少しだけ、(本当に入ってしまっていいのかな、入ったらもう戻れない)というような気持ちがあったけれど、暑い太陽の下で、田んぼの泥に入ると、ひんやりした水と泥の感触が、1年に1回の特別で、とても気持ち良かったです。

 勝ったら嬉しくて、負けたら本気でとても悔しくて。
「みんな、やっているうちに負けず嫌いが出てきて、やる気になってくる」
 お父さんがおっしゃいました。私も、泥のなかにいるうちに、自分のなかには、本当は負けず嫌いな気持ちが眠っていることを知りました。

 私は、しほちゃんリーダーの黄色チームで、よしえちゃん、ゆかこちゃん、けいたろうさん、しなこちゃん、なるちゃん、まあちゃん、もえちゃん、りなちゃんと同じチームで戦いました。
 黄色チームのみんなと一緒にいさせてもらえてすごく嬉しかったです。

「みんな、あと4分は遊んでいいです」
 あゆちゃんがそう言うと、みんなが泥のなかへ飛び込んでいました。(どうしよう、行きたいような)と迷っていると、さとみちゃんが畦にカメラを下ろして、
「私も泥んこになりたい。まみちゃん、一緒に行こう」
 と言ってくれました。その言葉に、勇気をもらって
「うん。一緒にいこう」
 田んぼに入って、近くにいた、まよちゃん、もえちゃん、さとみちゃんと手を繋いで、思いっきり前から泥へダイブして、それでは足りなくて、今度は後ろへ飛び込んで。
 最後には、ゆいちゃんと飛び込んで、大きなしぶきが上がりました。