「成長期の成長記」 ななほ

5月19日 火曜日

 昨夜は少しだけお父さんとお母さんとお話させて頂けて嬉しかったです。
 今日は午前の最初にお米の苗の水やりをして、ミラシートをはぐると、芝生のような緑の草原が目の前に広がりました。
 お米だった種が、発芽してもう既に3センチ程の背丈になっていて、ミルキークイーンともち米と紫黒米の差も判別できるほどになっていました。

 朝露なのか、光合成をして発生した水なのかは分からないのですが、稲の上に水滴がたくさんついていて可愛かったです。
 写真を撮っていると、稲たちが「こんにちわ、よく来てくれたね。」と話しかけているようで、柔らかく、包み込まれるような温かい気持ちになりました。
 また水やりをしているみんなの姿や、指揮をしてくれるまえちゃんの笑顔も明るくて、朝から元気な気持ちになりました。

 桃の摘果の作業は土のコンデションの影響で延期となってしまったのですが、午後にあんなちゃんとあけみちゃんとるりこちゃんが進めてくれて、お話も嬉しかったです。
 桃はもう直ぐ硬殻期に入るので、しばらくは、敏感で作業ができなくなってしまうのですが、摘果も最終段階に入っていて、私もドキドキしています。
 今年はどんな桃を作れるのか、頂けるのか楽しみだし、私も自分にできる限りのことはしたいなと思います。

・成長期の成長記?

 今日は主に有志のレポートを進めました。中学校2年から3年の勉強がまるきり抜けているので、漢字や英語が中々思い出せなかったり、
 数学では因数分解と展開などを理解するのに時間が掛かってしまっているのですが、思ったよりも2年間は、長いようで短いなと思いました。
 勉強も2年空いてしまうと、普通では取り戻せない位の勉強量だと思うけれど、教科書では20ページ以内に納まる程度だと思います。
 だから、まずは理解ではなく、問題が解ける状態にして、問題を解く中で徐々に理解して、スクーリングのテストで合格する位の記憶をしたいなと思いました。

 夕方にサラマンダーのハウスMTがあって嬉しかったです。山小屋キャンプなどもあり、2週間ぶりのハウスMTだったので、ずっと楽しみにしていました。
 時間が解決してくれることもあったのですが、15歳という年齢のせいか、成長期と思春期と反抗期の3大悩み問題が発生して、これは仕方がないけれど、色々と分からないことだらけです。
 ついこの間まで、常に元気で明るく、何をしても楽しい状態だったのに、最近は良い意味で平常心がもてるけれど、気持ちの上下が激しく、下がり過ぎることは無いけれど、自分が自分ではないような寂しさがあります。
 誰かと話していないと、このまま忘れられてしまう気がしたり、何か理由という理由はないのに、寂しさや孤独感がずっとありました。

 これについて、「どうしてこうなってしまうのか?」をお父さんに質問させて頂くと、
「ななほは、思春期だからだよ。ちゃんと生理もきて、ホルモンの分泌も行われてきたから、そうなってしまうのも仕方がないよ。」と教えてくれました。
 そんな自分に嫌な気持ちになってしまうのは、私が反抗心をどの方向に向けていいのか分からなかったからなのだと思いました。
 お父さんが「ななほは小さいうちになのはなに来たから、両親ではなく、なのはなのお父さんとお母さんが両親になって、なのはなが家で、お姉さんたちにも反抗したい気持ちがあるんだよ。」と言っていて、笑ってしまいました。

 丁度、生理が来る少し前までは、「私はみんなの事が嫌いじゃないのに!」と思いながら、何故かイライラしたり、ちょっと悪いことをしてみたくなったり、今まで好きじゃなかった事が好きだと思うようになりました。
 また、今までは「叫びたい気持ちになる事がある」で済ませていたけれど、最近は思いっきり、グラウンドや外で叫んでみて、とてもスッキリする事があります。
 自分でもないけれど、特定の誰かでもない、私はきっと思春期にイライラして、「大人になりたいんだー!」と妖怪人間ベムではなく、大人になりたいななほになっていたのだと思いました。

 話は戻るのですが、お父さんのお話を聞いて安心したし、他の質問で「みんなと同じじゃない事に不安を感じる」とか「夜に寝たくない」というのもものすごく共感できました。
 私はずっと個性的な方を望まれていたのかなと思うし、誰かの真似をしたり、同じことをするのをあまり許されてこなかったのですが、ずっとどこかに、「こんな自分じゃいけないんじゃないか」という不安がありました。
 夜に寝たくない気持ちはタイムリーで、眠いけれど、消灯前には目が覚めてしまい、まだ本を読みたいとか、ギターを弾きたいとか、何もしなくていいから起きていたい、布団に入りたくないと思ってしまいます。
 お父さんはそういう感情が出てしまうのは当たり前のこと、ちゃんと成長期を迎えている事と教えてくれて、一度は40歳のおばさんみたいになってしまったけれど、ちゃんと子供になれて良かったなと思いました。

 でも眠たくない気持ちは、逃げ出したいとか、遠くに行って旅をしたいとか、自分の実力を試したいという気持ちにもなりかねないと教えてくれて、 私はなのはなを離れるなんて、これっぽっちも考えていないのですが、反抗期に振り回されず、遊ぶ時は遊んで、寝る時は寝て、健全に行き過ぎた感情をセーブしながら成長していきたいと思いました。
 また、大好きと大嫌いの気持ちについて質問させて頂いて、ずっと疑問だったことがスッキリしました。

 私はどうして自分が動物や人をちゃんと好きになれて、大嫌いなものもちゃんとあるのか分からなかったし、大嫌いなものがあるのが情けないなと思っていました。
 でも、大嫌いな感情があるって言う事は、大好きな感情もあるってことだから、良い事なんだよと教えて頂けて良かったです。
 小さい頃から動物が好きで、ついついお出かけに行くとペットショップに入ってしまい、犬を飼うつもりもないのに、店員さんにお願いさせて犬を抱っこさせて貰っていました。
 犬も私には絶対に噛まないし吠えなくて、祖父や祖母にはいつも「ななほは、犬が本当に好きなんだね。」と言われていました。

 人の事もちゃんと好きになれるけれど、大嫌いなものはなぜかあって、それが嫌だなと思っていたのですが、山もあれば谷もある。
 お父さんがいつも話して下さることだなと思って、ちゃんとした人間味のある心を持ててよかったなと思いました。
 また、最後に兄弟でどうしてこんなに性格や考えが違うのかを質問させて頂いて、兄も兄で物を買うことで爆発的な気持ちを逃がし、満たされる事の無い欲求を満たそうとしていたのだと思いました。
 だから根本は同じだと思うし、性格などは生まれもったものも多いから、お父さんのお話を聞いて今日の質問に限らず、他の事も納得できました。

 ハウスMTの時間が嬉しかったし、どんどん気持ちが大人になって、まだ子供でいたい気もするけれど、なのはなで大人になっていけるのが嬉しいです。