【山小屋便り5月号】「【卓球部】 一球に気持ちを込める卓球部」 るりこ

「卓球!」「ピンポン!」

 お決まりとなった掛け声で体育館5周のランニングから始まる、卓球部。

始動してから約3か月が経ち、初心者の子も含め、部員全員が球に慣れてきました。そして、卓球の本当の面白さ、奥深さ、難しさも感じられるようになってきました。

 私自身、これまで知っていた〝温泉卓球〟のような緩いラリーから離れて、少しずつ、本当の卓球らしいプレイに近づいてきたと感じます。卓球をやればやるほど、「うーん……難しい」と唸ってしまうし、卓球のことを知れば知るほど、「卓球って楽しい!」と思います。毎週日曜の部活動の時間が好きです。

 初めの2か月は基礎となるフォア打ちとバック打ちの正しいフォームを素振り練習で身体に入れました。今ではようやく、実際に台の上で球を打ち合っても、フォームを意識して打てるようにまでなりました。

 この4月からは新たにスマッシュ練習へと段階が上がりました。

 本来、卓球は台に当たって打ち上がる寸前を打ちます。そうでないと、ネットをしてしまったり、オーバーの原因に繋がってしまいます。しかしスマッシュは、球の1番高い打点を捉えて、相手コートに叩き込むように打ち込みます。そのときにテイクバックを大きく取り、右足から左足への体重移動をしっかり取ることも大切です。鋭く決まると爽快感があります。個人的には、スマッシュを試合で使えるようになることが目標です。

■一球の大切さ

 そして最近では、試合時間を多く設けるようにしています。お父さんが、「どうせなら試合をいっぱいやろう」と言ってくださいました。雨の日にはソフトボール部のみんなも一緒に、卓球大会を開くこともあります。

 試合は主にダブルス戦、シングルス戦を行なっています。

 ダブルスは仲間との連携がとても大切だと感じます。もしかしたらシングルスよりも、コースや打つ強さなどが重要なのかもしれないと思いました。いかに相手が打ち返しにくい場所をめがけて返すか。それが返ってきた球は自分ではなく、仲間が取ることになります。仲間のことを思うと、自分が打つ一球の大切を感じます。特に相手が自分たちよりも強いペアだと、そのことを余計に感じるなと思いました。

 点数が決まったときは、ダブルスの仲間がいると喜びが倍増します。それもお互いの連携が上手くいって獲得できた点数は、手を叩き合うほどに嬉しいです。

 これまで私が知っていた卓球は、カコンカコンと打ち合うだけのものでしたが、上級者のちさとちゃんやなおとさん、さきちゃんがプレイする姿をみて、その概念が大きく変わりました。

 3人ともに球に回転をかけたり、思い切りスマッシュを打ち込んだり、さらにそのスマッシュを返したりと、目が追いつかないほどに速い球の行き来に、思わず口を開けて見てしまうくらいです。 正直、何が起きているのかわからないと感じてしまうけれど、プレイをしているちさとちゃんやなおとさんは、相手がこうきたから自分はこう打ち返すというように頭を使って、作戦を練っています。 3人のプレイする姿は本当に格好いいです。

卓球大会では、お父さんとの対決も!

 私は今はまだ、返ってきた球を打ち返すことだけでいっぱいいっぱいの状態ですが、もっと練習を重ねて、いつかはちさとちゃんやなおとさんたちのように頭を使ったゲームができるようになりたいです。

 そうしたらもっともっと、卓球の面白さを感じられるようになるのだろうと思いました。レベルが高い仲間の傍で、共に卓球をやらせてもらえることがとても嬉しいです。