「プラスに書き続ける」 ゆい

5月18日

 夜の集合のとき、なっちゃんが、「産まれたって!」とリビングにいたみんなに報告してくれました。あゆみちゃんが無事に男の子を出産したそうです。
 あゆみちゃんのきらきらした瞳がすぐに思い浮かびます。強くて優しいあゆみちゃんが格好いいと思います。そしてお母さんになったことも格好いいと思います。あゆみちゃんの出産で、なのはなにとってもとてもおめでたい良い日です。あゆみちゃんが、赤ちゃんを連れて出勤してくれるのが楽しみです。

 午前中は、河上さんとなるちゃんと、台所作業に入れてもらいました。久しぶりの台所だったのですが、河上さんがみんなのことを考えてできるだけ多くの品目を食卓にあげられるようにしてくださることなど、とても嬉しくて、勉強になりました。河上さんがいてくださる台所が、改めて大好きだと思いました。
 レタスがたくさん採れているから、シャキシャキのままサラダで出したり、キヌサヤと炒めたり、色んな形で頂けます。
 今日、河上さんが、お家でよく出すという、ごま油や醤油で作ったドレッシングで和えるのを教えてもらいました。ごま油と醤油と酒だけで、とても美味しいと思いました。河上さんが、なるちゃんに、コンソメで味付けするおかずなど、炒める油を変えるだけでも変わるから、とおっしゃっていました。オリーブオイルを使うのか、ごま油を使うのか、炒め油をちょっと変えて、みんなに美味しく楽しんでもらうことができるのだと思いました。

 作業がよく進み、エゴマを炒るようなプラスαのこともできました。エゴマはなくても食事はできるし、レタスサラダはドレッシングだけでも食べることはできるけれど、一手間加えて、ソーセージのピンク色や炒り卵の黄色、ナッツの茶色が入っていたりするだけで、いつも綺麗で美味しくて、複数の栄養素をとれる食事を頂けることが嬉しいです。また、そうやって食べる人のことを考えて手間を惜しまずに提供するのがとても大事なことなのだよな、と思いました。
 私が将来、家庭を持ったとしたら、手間を惜しまずに、食べる人を楽しませる食事の準備を自分でも楽しみたいと思いました。

○午後は本棚の整理
 ずっと気になっていた本の整理を、何人かの子と、することができました。今日はリビングの本棚の整理のみで、図書室のほうはできていませんが、雨の日にまたしたいと思っています。
 リビングには、お父さんが読まれていた本や、お父さんが出張先やアマゾンなどでお父さんが探して「これは面白いからみんなよんだらいいよ」とくださった本、かつて図書委員がお父さんに買い出しにいっていいよといってもらった本などが並んでいます。これらに、赤いシールを貼って、図書室の本と区別がつくようにしました。ななほちゃんがシールをはりながら、「こんな本あったんだ!読みたくなる」と言っていて、本当によく分かるなと思います。

 昨日の掃除での掘り出し物も然りですが、「うわー、これ気になるー」というものが出てくると、本を読むのがまた楽しみになります。本の世界は魅力的で、こんなに、たくさんの本がある自分の家なんて、すごく素敵だと思います。
 印をつけたことで、みんなも本を返却しやすくなったり、大事にしたいという気持ちがもっと大きくなったらいいと思います。今日は整理しながら、修繕すべきものも見つけたり、カバーがとれていたものも見つけることができてよかったです。お父さんが、本は財産という気持ちを教えてくださって、私も本の一冊一冊が宝物に思えます。ちょっとした隙間時間にも読み進めていきたいです。

○その他
 夕方のハウスミーティングで、疑問が1つひとつ解決していくのはとてもすっきりして嬉しいです。しみ、そばかすをどう受け止めたらよいのかという質問では、摂食障害とシミそばかすを厭うような拘りは繋がっていて、お父さんからすると全く気にしなくていいことだ、という話をしてもらい、とても気が楽になりました。確かに、大都会にいて、外での畑仕事などと隔絶されていた時、病的なまでに美容に拘る気持ちがあったりして、それは苦しいことに感じました。
 人の役に立って働こうとするとき、シミそばかすは問題にならなくなると思いました。自分に拘る気持ち、働くことを厭う気持ち、そういう心で、シミそばかすを許せなくなるととても苦しいし、人間本来の生き方とずれるのだろうと思いました。
 アメリカで私のシミそばかすを可愛いと褒めてくれた人が、何人だったか覚えていないけれど、確かにいました。また、「そばかすのない肌は、星のない夜空のようなものだとも言うのだよ」と教えてくれた人もいて、それなら逆に素敵じゃないかと思ったのを思い出しました。

 心を綺麗にすることを心がけなければ、というお話も出ていました。人の良いところみつけをする心。人に知られてもよいと思うことしか考えない心。だから日記には何でも書けますよということ。
 私も同じような内容のことを、お父さんお母さんから話してもらったことがあります。お父さんが今日、話されていたように、良いところみつけをできたら、確かに不調はなくなるのだと思いました。マイナス面を見ることによるストレスがなくなるからです。
 問題は、(よし、良いところみつけをするぞ)ということを思ったあと、それを持続させて、完全に変われるところまでいくことです。そこで躓いてしまうことが多いです。日記を使って、効果が出せるだろうと思います。プラス面を書き続けるのは、具体的な策なので続けられるからです。何かマイナスと思うようなことが起きようと、とにかくプラスを書き続ける、何がなんでもそうする、それなら効果が出せそうです。

 夜には、畑の防除や施肥の新しいシステムの説明がありました。とてもシステマティックで確実になっていくのだという印象で、すごいなと思います。肥料のことなど、自分ももっと理解していかないと遅れていってしまうぞ、と思いました。今日はあやかちゃんが説明をしてくれました。
 お父さんが昨日、気持ちを切らさずに、野菜を見続けることという話をしてくださいました。上手が下手かというより、気持ちを切らさないことと聞いて、自分も、ムラを作らず誠実に、みていこうと思いました。