「潔さ、勇気ある姿」 あけみ

5月16日

○仕事

 日記がとても久しぶりになってしまいすみません。
 ホテルは、5月は営業が休業になり、前から予約が入っていたお客様のみの対応がほとんどになっています。
 緊急事態宣言が解除されて、また変更はあるかもしれないのですが、次の出勤は22日と23日です。
 なのはなでの毎日は、濃密で気持ちもたくさん使うと改めて感じます。
 いいことも失敗もたくさんあるけれど、そんな毎日で鍛えられることはとても多いと感じています。

○桃
 最近、あんなちゃんと一緒に桃の摘果の作業をさせてもらうことが多いです。
 今行っているのは、2巡目の摘果になっています。
 しかし、今年は開花の時期などの天候が不安定だったために実のつきが悪く、摘果もそのため調節をすると教えてもらいました。

 摘果の作業はとても面白いと感じます。
 目の前の桃のことだけを考えて、集中して、スピードをもって行うのが面白いです。
 作業をしていると、あんなちゃんや桃に、大きく許してもらって、大きく受け入れてもらっていると感じます。
 この目の前の桃の木がこの大きさになるまで、あんなちゃんとの物語がたくさんあるのだと感じます。
 その桃の木の実を、私が摘果していくのを、時には修正することを教えてくれながらも、あんなちゃんも桃も静かに信じて見守ってくれます。
 自分が桃だったらこれからどんな風に、枝を伸ばし、しならせ、これから大きな実をつけていくのか、どこに手をいれてほしいのか、未熟ながらも考えるのはとても気持ちを使うけれど、面白いです。

 あんなちゃんは、摘果をしながらも枝を剪定していました。
 そのあんなちゃんの潔さ、勇気がある姿がとても美しいと思いました。

 桃の作業をしながら、以前お父さんが、あんなちゃんの人の評価はとても細かく的確と言っていたのを思い出しました。
 あんなちゃんはいつも、桃を目の前に、正しい認識、評価を常におこなっているのだと改めて感じました。
 そうでなくては、今までのなのはなの甘い桃はできないです。
 正しく評価できることは、優しいことなのだと改めて感じます。
 前に、ハウスミーティングで私は悪平等だと教えてもらいました。
 以前よりは、周りの人達を客観的に評価できるようになった部分はあるけれど、まだまだはっきりと評価できるようにしたいです。
 あゆちゃんみたいな大きなところで視野がもてる女性になりたいです。

 私達は野菜や生き物と向き合いながら、評価をする練習をしているのだとも思いました。

○大衆の反逆
 支配人から借りている『大衆の反逆』を読み進めています。難しくて読み終えるのが遅いのですが、今やっと後半になりました。
 難しい言葉が多いけれど、お父さんお母さんがおしえてくれていることと同じだと思いました。
 今、社会の仕組みも個人ベースでも”モラル”が崩れている、なくなっているということだと思いました。
 生きるということは、本当は自分だけの力で生きているのではなくて、何か大きなものに生かされていてそれぞれに役割があるはずです。
 しかし、それに気づくことなく、自分だけのために、自分だけのことを考えて生きていくと、人は、社会は最終的にだめになっていくとも書かれているように思いました。
 「創造的な生は、厳格な節制と、高い品格と、尊厳の意識を鼓舞する耐えざる刺激が必要なのである、創造的な生はエネルギッシュな生である」
 という部分にもすごく共感ができました。そのためには、2つの状況、自分が支配するか、それともわれわれが完全な支配権を認めたものの支配の世界で生きるかということでした。
 難しくて理解しきれていないことも多いけれど、今必要なのは正しいモラル、新しいモラル、生き方、考え方なのだと思いました。

 頭が悪くて本の内容のほんの少ししか理解が出来ていないのですが、100年前に生きていた人の考えていたことと、今の状況がまったく同じな部分があることが面白いと思いました。
 普遍的な部分を見て、考えていた人は、見つける答えは同じなのだと思いました。

○ダンス
 お父さんお母さん、今日午前中にゆりかちゃんに声をかけてもらって、午後のダンスの基礎連の時間のメニューをすこしだけ考えさせてもらいました。
 すこし前に、しほちゃんと一緒に考えたメニューを主に組みました。
 身体をダンスに慣らすこと、体の可動域を広げること、リズム感覚を鍛えるという3つを目的として考えました。
 自信がなくて、お父さんお母さんに、メニューを確認したいです。(今夜相談に行きたいと思っています。)
 バレエやジャズダンスのような、上品でしなやかな動きは自分の中に知識が少ないので、みかちゃんとかにもバレエを教えてもらう時間があってもいいのかなと思いました。
 でも、やはり踊るのは面白いです。身体で自分の感情を表現できるとき、すごく開放されていくように感じます。
 なのはなでお父さんお母さんに、教えてもらった大切な言葉です。

○めだか
 めだかが4匹孵化しました!
 嬉しいと同時に、すこし緊張します。
 卵の時に、黒い目を2つつけていたのが、メダカとして小さく動いているのはすこし不思議で、とてもかわいいです。

 久しぶりの日記ですみませんでした。
 お父さんお母さん大好きです。