「とうとうこの日が」 まき

 5月16日

 一昨昨日から、あかりちゃんの小屋掃除をのえちゃんがしてくれています。
 掃除の間はあかりちゃんを放しているのですが、のえちゃんから「あかりちゃんを捕まえられない」と相談を受けました。
 私は自分があかりちゃんを捕まえるときには、声をかけていることを伝えました。

 翌日、のえちゃんはしゃがんで、あかりちゃんの名前を呼びながら近づくと、あかりちゃんはおとなしく捕まりました。
 とうとうこの日が来たと思って、嬉しかったです。
 これまでは、ほぼ毎回、体育館の入り口の壁際の隅に追いやって、そこで声をかけながら捕まえていました。
 それが、あかりちゃんは逃げることなく、捕まえることができて嬉しかったです。

 あかりちゃんの小屋掃除をはじめて、3か月程経ちました。
 最近は更に慣れてくれて、今では小屋に手を入れて頭をなでてやると、自分が撫でてほしいところを突き出してくるようになりました。
 ネットで調べたとき、うさぎは抱っこがあまり好きではないことや、高いところが嫌いなことを知り、抱っこして立つときには必ずお尻をもってやったり、抱っこに慣れさせるために、座って抱っこをして慣れさせてきたのですが、膝の上で抱っこすると、いつも私の腕の間に頭を突っ込みじーっとして警戒していました。(可愛いけれど、これは警戒しているそうです)
 だけど今は、膝の上で二本足で立ち、私の顔に近づいたり、よじ登って肩の上に乗ろうとしたり、周辺を興味深そうに見まわし、膝の上から下に降りて、散策を始めます。

 あかりちゃんが心を開いた理由のひとつには、私たちが雌だと思い込んで、雌として対応していたことにあかりちゃんは内心怒っていたのではないかと思いました。
 のえちゃんが小屋掃除をしているとき、のえちゃんの出す空気と、あかりちゃんの空気は結構似ている感じがして、あかりちゃんもリラックスしているように見えました。

  全然別の日なのですが、ひろちゃんが、「あかりちゃんもなのはなに来れてよかったね」と言って、あかりちゃんを見ている眼差しが優しくて、あかりちゃんもなのはなに来れて、みんなに可愛がってもらって、幸せなうさぎだなと思いました。
 ただ1つ、自分が気がかりなのは、あかりちゃんは放すと、パッソの下で穴を掘っているので、本当は、穴を掘って、そこで暮らしたいのだろうと思うのと、思いっきり穴を掘らせてやりたいなと思います。