「お米作りの最初のイベント」 えみ

5月12日

*播種
 今日は今年のお米作りの最初のイベントである播種がありました。私は最初「はしゅ」という言葉を聞いたとき頭の中で漢字変換できず一体どんな作業なのか見当がつきませんでした。昨日の夜、お風呂でちさちゃんに播種とは何のことなのか聞いてみると「お米の種まきだよ。」と教えてくれました。機械で苗床に種をまいていくということで、見ていてずーっと飽きないぐらい面白いとも言っていて今日が楽しみでした。
 午前中は9時からみんなでグラウンドに集まり、作業が始まりました。盛男おじいちゃんや永禮さんもいらっしゃってくれて、家族総出で1つの作業をするというのは何だか特別感がありました。
 播種には専用の機械があり、焼土の詰まった苗床を通すと自動で約120グラムずつ1枚に種がまかれ、上にさらに焼土をかぶせるところまでやってくれます。1年のうち使うのは今日1日だけれど、本当に便利で画期的な機械だなと思いました。播種機をみているとまるで工場の一部のようで見ていて面白かったです。あゆちゃんやあけみちゃんは長時間ずっとそばについて苗床の出し入れをしてくれていてすごいなと思いました。
 私は播種された苗床をグラウンドの苗床置き場まで運んでいく役割でした。全部で630枚あると聞いていて果てしないそうに思えたけれど、たくさん人数いると休み休みだったので全然大変には感じませんでした。苗床を運ぶときはひっくり返してしまわないかとすごく緊張しました。
 テント下で順番を待っている時間、お父さんがお米について色んなことを話してくださいました。今なのはなではみんなで毎日食べても1年困らないぐらいのお米を作れているけれど、ここまで来るのに多くの試行錯誤と他の農家さんの助けがあったのだと知り、こうしてお米作りに関わらせてもらえること自体ありがたいことなのだなと実感しました。
 最後には苗床置き場に並んだ苗床にミラシートをかけるのも手伝わせてもらいました。シートをかける前には苗床を不織布で覆ったのですが、少しのしわもできないようにぴんと張るようにまえちゃんに教えてもらい、どんな作業も美しくすることの大切さがわかりました。いいお米を作るには、稲刈りまでの4か月間1つ1つの工程を完璧にこなす必要があるとお父さんもおっしゃっていて、今まで自分は農業というものを甘く見ていたと思いました。畑作業も田んぼの作業も大変ではあるけれど、頑張れば頑張るほどおいしい野菜やお米がとれるのかと考えると楽しいです。
 今日はみんなで無事播種を終えることができて嬉しかったです。これからの田んぼ作業もうまくいくといいなと思います。