「桃の木」 りな

5月11日            

 今日はみくちゃんのお誕生です。みくちゃんの誕生花は、矢車草で、上品なみくちゃんにぴったりだなあと思いました。
 みくちゃんとは、去年のお父さんのお誕生日会で一緒にさせてもらいました。みくちゃんがリーダーさんで、みくちゃんが作り出す物語が壮大で、想像力が豊かなみくちゃんがすごいと思いました。
 廊下ですれ違う時、にっこりとほほ笑んでくれて、その笑顔がとても素敵だし上品で穏やかなみくちゃんも好きです。でも、芯が強くてリーダーシップのあるみくちゃんもとてもかっこよくて好きです。
 キーボードで、みくちゃんが何曲も弾きこなしてしまうのがすごいと思うし、涙が出てくるぐらい曲が豊かで感情が入っていて、みくちゃんの心もとても広いんだなあといつも思います。
 お風呂で一緒になった時は、面白い話をいっぱいしてくれて、ユーモアのあるみくちゃんと一緒にいるととても楽しいです。
 みくちゃんとこれからも一緒に生活できるのが嬉しいです。お誕生日おめでとうございます。

 今日は、午前午後ともに、桃の摘果の作業に入らせてもらいました。2巡目になります。これまで私は、「摘花」だと思っていたのですが、「摘果」だったのだと気づいてびっくりしたし、とても緊張しました。
 まずは、開墾桃畑に行きました。畑が見えてくると、以前とは見違えるほど葉っぱが茂っていて、桃の木だと気づかないぐらい変わっていました。桃の実は、葉っぱに隠れるようにしてついていて、もうビー玉よりも大きい実もありました。
 あんなちゃんからどの実を落とすのか、基準を教えてもらいました。種が固まる硬核期に摘果をすると、木のショックが大きくて種が上手く作れないそうです。それを聞いて、本当に桃はとても繊細なんだなあと思いました。こんなに大きな木だけれど、生きているんだなあと思いました。5月20日ぐらいからその時期が始まるから、それまでに全部回りたいんだと話してくれました。あと1週間ぐらいしかないけれど、絶対に全部回りきりたいなと思いました。
 今、摘果しなかったら、次摘果するときは実が大きくなって実が落としにくいので、これで最終にするぐらいシビアにしたいと教えてもらい、残った実がいい実かどうか決まるので、責任重大でとても緊張しました。
 実と実の間が大体30センチで、腕ぐらいある長い枝でも、実は2、3個しかつかないのが驚きました。それぐらいまで落とすのが少し怖くて、躊躇してしまいました。
 でも、あんなちゃんが「葉っぱ100枚で1つの実が養われるぐらいなんだよ」と教えてくれて、そんなにも1つの実があるかどうかで消費する栄養が違うんだ、と思って、いい実のことだけを考えて摘果しようと思いました。
 実は大きいものもあったら小さいものも、縦長のものも様々でした。あまりにも小さいものは生育不良で優先的に落としました。大きい桃の実を見つけるたびに、嬉しくなりました。
 桃の実は成長して、この前は可愛い赤ちゃんだったのに、今は上品に見えました。もっと上品に、大人になっていくのだろうなあと思いました。

 次に、山桃畑に行きました。この畑には1本だけあんなちゃんが手入れしている桃の木があります。とても大きくて高いです。みんなで大きな脚立をもって木にとりついても、脚立が小さく見えるほどでした。
 山桃畑の桃は人工授粉をした木で、1巡目の摘果はしていませんでした。だから、実が大小たくさんついていました。中には、1つのところに5つぐらいついていました。
 あんなちゃんが摘果の見本を見せてくれました。摘蕾のように、手を滑らせるように実をもぎ取っていて、とても速かったです。あっという間に大きい実だけが等間隔についていて、枝がすっきりしました。とてもかっこよくて、私もスピードも意識してしようと思いました。
 小さい実を一番最初に落として、大きい実を間隔をあけて付けました。ぴったりぐらいの間隔で大きい実がついていて、桃の木がこの実を残してほしいと言っているようでした。日焼けをすると、少し実が赤くなっていました。葉っぱのついていない先端のほうにあって、岡山夢白桃は色が抜けないそうです。品種によって色んなことが違うのだなあと思いました。
 
 とても暑くて、汗をいっぱいかいたけれど、桃の摘果をしているときはあまり暑さを感じませんでした。古吉野に帰ってきて、つい花壇の木を見上げてしまってななほちゃんと笑っていました。

 明日は播種があると聞いて、とても楽しみです。明日も精一杯頑張りたいです。