「勇気のある大人の女性に」 あやか

5月10日(日)

『母の日の会』

 今日は、母の日です。
 数日前、あゆちゃんから、母の日の会についてのお知らせがありました。
 なおちゃん、まよちゃん、まことちゃん、お仕事組さんが中心となって企画を立ててくれていること。会のなかで、『ビー・ウィズ・ユー』の演奏や、ハナミズキの合唱を行うこと。みんなでお母さんに送る作品を執筆すること。とても素敵な企画で、お祝いができることが楽しみでした。
 母の日のお祝いのこと、お母さんのことを思い描くと、とても幸福な気持ちになりました。

 今日は、夕食の配膳の係に入っていました。ちらし寿司やレタスサラダを盛り付け、会場の体育館へ運びました。
 配膳のとき、体育館では、お母さんがリハーサルをされていて、校長室からは、お父さんの歌声がきこえてきました。ドラム部、ギター教室、バンドメンバーのみんなが、衣装を着て集まってきました。
 つくられていく会場の空気を感じながら、(もうすぐ始まるな)と、わくわくしながら支度をしました。

 母の日の会は、体育館での第一部から始まりました。
 お父さんの歌う全力の『ビー・ウィズ・ユー』が、叫び出したくなるくらい、本当に格好良かったです。お母さんは、お父さんは、いつも全力。格好をつけたりしない。だから格好いい。と話してくださいました。
 ドラム部のみんなが、並んでドラムを叩いている姿が凜々しく、壮観でした。
 お母さんは『育つ雑草』を歌ってくださいました。気持ちがスカッとするような、力強い歌声が、直球で胸に届いてきました。やっぱりお母さんは、素敵だと思いました。

 第二部は、音楽室に場所を移し、『ハナミズキ』の合唱から始まりました。
 上手く歌えるだろうか、と思っていたのですが、お母さんを前に歌い出すと自然と笑顔が溢れてきました。

 みんなで執筆した『お母さんに会えたこと』という作品を、何人かの人が代表して朗読してくれました。それぞれ、お母さんとのエピソード、お母さんへの思いを、それぞれの言葉で綴っていて、涙が滲んできました。
 みんなの朗読をきいていて、私も、お母さんに初めて出会ったときのこと。これまでに掛けていただいた言葉を、思い出していました。
 なのはなにアセスメントに来て、お父さん、お母さんと面談をしたとき、お母さんが、「うちに来たらいいのに」と明るく言ってくださったこと。その言葉をきいて、(ここで治れるかも知れない)という思いを強くしたこと。
 私がなのはなにきたときは、ウィンターコンサートの直前でした。あゆみちゃんが駅まで迎えにきてくれて、古吉野の校舎よりも先に、みんなが練習をしている勝央文化ホールに連れて行かれました。
 そこに、お母さんもいらっしゃいました。「よく来たね」といって、頬を両手で包んでくださいました。そのときの笑顔が、太陽のように明るく、あたたかでした。そのときは不安でいっぱいだったけれど、(ここに来て良かった)という気持ちを、ほのかに抱き、安心しました。
 それ以来、お母さんの太陽のような笑顔に、何度も救っていただいているなと思います。

 最後に『アイ・ワズ・ボーン・トゥー・ラブ・ユー』の演奏。お仕事組さんからの、酒粕アイスのおやつもあり、心満たされる、嬉しい会だったなと思います。

 

 私事ですが、昨日の誕生日で30歳になりました。
 今年は誕生日が母の日と1日違いで、そのことが嬉しかったです。この日を節目に、お母さんのような、上品で美しく、勇気ある大人の女性に一歩近づきたいです。

 お父さん、お母さんに、今、自分が困っていることを、言い当てていただいたと思いました。
 間違ったプライドを捨てて、浮き沈みなく、安定して力を出せるようにします。
 人を信じます。一緒に作業をしてくれる仲間を信じて、任せる部分をつくります。仲間と一緒に、物事を成し遂げていけるようにします。その方が、自分にとっても相手にとっても、優しいと思います。何かを任せられて、役割と責任を持って作業に向かったほうが、やり甲斐も、喜びも大きいからです。

 お母さんが、私の容姿について、おさまるべきところに、おさまってきている。肯定的に思っていていい、と言ってくださいました。
 私には、まだ、自分を好きになれない気持ちがありました。けれど、お母さんがいいと言ってくださるならば、これが自分のあるべき姿と思って、堂々としていようと思います。

 私は、まだ自分を客観的に見ることができません。自分に何が似合うか、よく分からないです。けれど、例えば浴衣や、シュシュや、マスクなど、お母さんが選んでくださったもの、合っていると言ってくださったものは、愛おしく思って、身に付けることが出来ます。
 お母さんを信じています。お母さんのことが、大好きです。今日は、お祝いができて嬉しかったです。