「今日1日」 りな

5月7日 

 今日は早朝から、あんなちゃんとゆいちゃんと一緒に桃の防除に行かせてもらえてとても嬉しかったです。夜は音楽室で寝て、霜対策みたいだなあと思ってワクワクしました。
 5時にはもう外が明るくなっていました。少し風が強くて、あんなちゃんが外の様子を見てくれて、時間が経ってから作業をしました。常設タンクの軽トラには、普段の水やり作業の時よりも大型な機械がたくさんありました。エンジンポンプの大きい版みたいな機械には、ホースが3つもあって、1つはタンクの農薬を吸うもの、2つ目は先に扇風機のようなものがついていて、タンクの中身をずっとかき混ぜるもの、3つ目は出し切れなかった農薬をタンクに戻すものだとあんなちゃんから教えてもらいました。こんなに大きな機械で、水圧が大きくなりすぎないんだろうかと思ったけれど、ちゃんとタンクに戻るホースがあってすごいと思いました。 ホースが浮かんでこないよう、タンクに固定する支えもゆいちゃん手作りだと聞いてとても驚きました。
 最初は石生桃畑に行きました。桃の木は摘果の時より一層葉っぱが茂っていて、桃の実も2センチぐらいになっていました。花のがくがぺろっとめくれて丸い実が出ていて、とても可愛かったです。
 あんなちゃんが噴霧器をもって、桃の木の枝、幹にかけていきました。ミストのような細かい水滴がいっぱい出て、葉っぱを揺らしていました。あんなちゃんがかけたところから、白いガのような虫がパタパタ地面に落ちていきました。これが、カイガラムシなのかなあと思いました。
 ゆいちゃんは、あんなちゃんの補助でホースの引き回しをしていました。ゆいちゃんは、あんなちゃんの手元がしやすいように、ホースが絡まないように、あんなちゃんの足元が邪魔にならないように、全てに気を配ってホースを自由自在に動かしていてすごいと思いました。
 あんなちゃんが噴霧しているところに、くっきりした大きな虹が出ていて、とても綺麗だったなあと思いました。

 午前は播種の準備をさせてもらいました。初めのほうは、ゆいちゃんと育苗トレーを数分体育館の前に並べました。トレーは、青と赤と黄色のビニールテープのものがあり、黄色がうるち米で使うものでした。500以上もあって、運ぶのが大変だったけれど、あっという間に運ぶことが出来ました。ミラーシートや不織布も用意したり、土を詰める用の長机も用意して、明日から本格的に始まるのかあなと思ってワクワクしました。
グラウンドでは、まえちゃん達がグラウンドの整備をしていて、最後少しだけ合流しました。1人1つトンボを持って、グラウンドの砂を慣らす最終チェックでした。グラウンドは草一つ生えていなくて、砂浜のように白くて綺麗でした。でも、目をこらして砂利がキラキラ光っている盛り上がっているところを探して慣らしました。こんなにも播種を育てるのはシビアなんだなあと思いました。
 慣らしが完了して、次は育苗トレーを並べるところを確保しました。るりこちゃんとメジャーをもってピンと張り、90cmごとにまえちゃんがポールを立てるための穴をドリルで開けてくれました。あんなに多かった育苗トレーもグラウンドに並べると、ほんの一部分でした。2条分、ポールまで立てて準備することが出来て嬉しかったです。

 午後はニンジンの草取りをえみちゃんとるりこちゃんとしました。斜畑奥の畑が草がぼうぼうになっていて、草を抜くのがとても気持ち良かったです。でも、蒔き足したニンジンの芽には十分気を付けて、もみ殻燻炭の見える箇所は慎重にしました。畝によって土の硬さが違うことが初めて知って、なんでだろうなあと思いました。ほっと一息つくとき、後ろを振り返るとぱっかり畝が茶色と緑で分かれていて、とてもやる気が出ました。
 予定よりも草取りに時間がかかってしまって、1畝半出来たところで気分転換に追肥をしました。牛肥と過リン酸石灰をやります。私は過リン酸石灰を追肥しました。株間に片手1つまみをやります。最初は1つずつつまんで追肥していたけれど、がぼっとつかんで一瞬手を緩めて肥料をやるほうが速くて、綺麗に追肥できました。手を緩めたり締めたりするのが、生クリームを絞っているみたいでとても楽しかったです。
 ゴールデンウィーク中、ニンジン畑に行けなくて、2,3日空いただけでびっくりするぐらい成長していて驚きました。第1弾は本葉4,5枚の草丈8センチぐらいだったのに、もう本葉6,7枚で本葉が9枚のものもあります。斜畑奥にずば抜けて成長の早いニンジンが1かぶあって、見ると草丈が15cmぐらいありました。
 ゴボウの草取りまでは出来なかったけれど、ゴボウをみると第1弾に本葉1枚目が出ていました。双葉と手触りが全然違って、少し薄くて細かい毛のようなものが生えていてとても可愛かったです。第2弾も、前の第1弾のように双葉がほとんど出てきて嬉しかったです。

 帰りに吉畑奥の道を通ると、吉畑下畑の畝たてがされていました。あまりにも高畝で、私の見た畝の中で一番高いと思いました。畝の端に大きな影が出ていて、影の角度も全く同じでとても綺麗でした。うまのせ型でとんがっていて、古吉野のアルプス山脈だなあと思いました。

 明日も精一杯頑張りたいです。