「NICKフェスティバル」 ななほ

5月5日

・7.7キロの絹さやとサプライズ

 午前にアスパラと絹さやの収穫をしました。リーダーを任されていたので、ドキドキしていたのですが、いつものメンバーでの収穫だったので、自然と流れができていました。
 最初に下町川のアスパラの収穫をし、その後はなのはなのアスパラの収穫と絹さやに分かれて、最後は全員で絹さやの収穫をしました。
 アスパラは昨日の夕方にも収穫に行っていたのですが、半日でもアスパラが大きくなっていて、3.5キロ以上も収穫ができて驚きました。

 そして絹さや。最近は毎日収穫しても、しきれない数の絹さやが実をつけていて、畑についた瞬間から、絹さやとスイートピーのような花が私たちを迎えてくれました。
 みほちゃん、えつこちゃん、よしみちゃんと4人での収穫は初めてで、いつもは6~8人で1時間強くらいで収穫をしているので、時間との闘いでした。
 でも、お父さんがいつも教えて下さる「人生にやり直しはない。」というように、絹さやの収穫もやり直しは無いし、振り返ることもしない。
 最初から、見落としが絶対に無いという気持ちで収穫に臨みました。

 1時間ほどたった時、まりこちゃんとまあちゃんが来てくれて、最後にみんなで『白星』という品種の収穫をしました。
 約15分で収穫を終え、古吉野に戻った時には、ブルー収穫かごの中が絹さやでパンパンになっていて、肩に下げるのですら、重たかったです。
 そして、計量タイム。何と、絹さやが今期一番の収量で、『豊成』が7.7キロも収穫できました。

 それに加え、『白星』もなのはなのみんなが1人10さや食べても大丈夫なくらい、グンと収量が上がり、またみんなと食べ比べができたらいいなと思いました。
 残り時間17分で、最後はヘルプも来てくれて嫁入り作業も進める事ができて、充実した午前が嬉しかったです。
 まゆちゃんに、「ビックニュース! 絹さやがたくさん採れたんだよ。どの位だと思う?」と聞いたら、「え、どの位?」と聞かれ、「あのね、私くらい採れた!」と言ったら、目がテンになっていました。
 何かが違う気がしたので、「あの、そうじゃなくって、私の名前!」と言ったら、今度は「えー。そうなの!」と嬉しそうに笑ってくれて、「7キロってことか。」と納得していました。

 さすがに数十キロも絹さやが採れるわけがないのですが、まゆちゃんらしいなと思ったし、ななほの7.4キロを超して、7.7キロの絹さやが嬉しかったです。
 そして昼食は、子供の日の柏餅ならぬ、ヨモギ餅で食堂に入った瞬間に、「え、やったー!」と叫んでしまいました。
 家族みんなでスペシャルサプライズに盛り上がり、元気のよい大きな「頂きま~す!」と言い、絹さやの収量も発表してくれたり、ヨモギ餅が本当に美味しかったです。
 なのはな特製のエゴマきな粉に、大粒の甘い餡子。そしてみんなで摘んだヨモギにもち米で作ったヨモギ餅が本当に美味しくて、ソフトボール大会に向けての気持ち作りにもなりました!

・ソフトボール大会

 午後のソフトボール大会は、みかちゃんまりこちゃんリーダーの、キャンプチームで戦い、結果的には3位で負けてしまったのですが、私たちの精いっぱいで戦いました。
 前半はずっと勝っていたのですが、けいたろうさんのホームランが出て、逆転勝利されてしまいました。
 後半も負けてしまったのですが、どのチームよりも私たちのチームが元気で、チームプレーも良く、応援は1番でした。

 自分が出ていない試合でも、出ている試合でも、みんなの事を応援して、相手チームの助っ人に入ったみほちゃんは、3点も取ってきて、少し複雑なのですが楽しそうで嬉しかったです。
 私はセカンドのポジションで、少し悔しい時もあったのですが、1度、1塁と2塁に相手がいて、ピンチとなった時のボールを1回でとることができて、そのままアウトにすることができました。
 一瞬、時間が止まった様に感じたのですが、みかちゃんが笑顔で向かってきて、ハグをしてくれて、涙が出る位嬉しかったです。

 みかちゃんが練習の時から、ずっと真剣に私たちに教えてくれて、試合中もどこにボールを返すか、どの位置に立つかなどを詳しく教えてくれて、みかちゃんが汗を流して私たちに必死に伝えてくれる姿に、私も「勝ちたい」と心から思ったし、こんな仲間がいてくれて本当に幸せだと思いました。
 私たちのチームの精いっぱいで戦って、思いっきり走って汗をかいて、いっぱい笑って応援したソフトボール大会が嬉しかったです!
 改めて、今回のチームのみんなが好きになったし、一緒に活動すればする程、相手の好きな所とか、長所や面白い所、優しい所がたくさん見えてきて、みんなの事が大好きになりました。
 ソフトボール大会。また母の日や日曜日などにやりたいなと思うし、また同じチームで勝ちたいなと思います。

・NICKフェスティバル

 夜はお楽しみ、NICKフェスティバル。
 なおちゃんが作ってくれたポスターが、古吉野の至る所に張られ、最初、(ニックって何だろう?)と思ったのですが、よく考えると肉でした。
 そう、夜は美味しい肉をたくさん食べて、ケニー&ユカリーナによる、生ライブ。みんな大好き、BBQでした。

 古吉野のロータリーには、赤白紺の旗が万国旗のように吊るされ、何と、豆腐パックで「FES」と大きな看板が作られていました。
 中庭には、9個のドラム缶がセットされ、いよいよなのはなファミリーNICKフェスティバルが始まります。
「只今、5秒の行列ができています。」「押さないでください、押さないでください。」など、なおちゃん達がフェスティバルのスタッフになりきっていて、本当のフェスティバルに来たみたいでした。

 私は何と、お父さんとお母さんチームでBBQをさせて頂き、本当にスペシャルで、お肉を食べる前から、心が満たされました。
 でもお肉を焼き始めると、本当に美味しい香りがして、お腹が空き、本当に豪華なメニューが嬉しかったです。
 何枚もの牛肉と豚肉の焼き肉に、おにぎり。玉ねぎ串と、大きなウインナー2個に加え、今回の新作メニュー、ブロッコリー玉ねぎチーズのホイル焼きや、なのはな産の豆餅を使った、餅ピザも2つありました。
 それに加え、丸ごとミカンが入ったゼリーに、BBQの定番スイーツ、マショマロ串など、他にも色々な物がプレートにこれでもかと盛られていて、本当に嬉しかったです。

 お肉は柔らかくて、脂がのっていてとろけてしまったり、焼き立てのウインナーは格別でした。
 おにぎりも焼きおにぎりにし、餅ピザはチーズがとろけ、お餅もビヨーンと伸び、本当に贅沢なBBQでした。
 デザート付きで、マショマロも甘くて優しくて、口に入れた瞬間に解けてしまったり、本当にお腹がいっぱいになり、満たされました。

 そして今回の、NICKフェスティバルの中で一番楽しみにしていた、ケニー&ユカリーナ(お父さんとお母さん)による、スペシャル質問ライブ。
 実行委員さんがみんなに呼び掛けてくれて、事前に3つの質問を考え、私たちの質問にお父さんとお母さんが答えてくださいました。
 質問と質問の間には、お父さんとお母さんのリクエスト曲を歌って下さって、何度も涙が出ました。

 私はゴールデンウイークやイベントと限らず、普段から畑の移動時間や、洗濯物当番など、ふとした時にいつもお父さんとお母さんの歌が頭の中に流れていて、いつの間にか歌っています。
「夕暮れ時は、寂しそう。とても1人じゃ、いられない。」お父さんとお母さんが2人で歌う姿に、歌の情景が浮かび、涙が込み上げてきました。
『神田川』、前はいつ聞いたのか分からないのですが、何故か知っていて、どこかで聞いた事があって、お父さんとお母さんが歌い始めた時、じわじわと心に言葉が染みていくのを感じました。

『あの素晴らしい愛をもう1度』はお父さんとお母さんのキーが中々合わないと、お母さんがいっぱい笑っていたのですが、私にはそれも嬉しかったです。
 そして、私の大好きな『トンボ』。ハミングから始まり、歌詞もお父さんとお母さんのハーモニーも大好きです。
 お父さんとお母さんがみんなの為に、全力で、真剣に最後まで歌って下さる姿に感動したし、やっぱり包み込んでもらっているような安心感を感じて、涙が止まりませんでした。
 目を開けているのに、涙が次から次へと流れてきて、「ああ、私はなのはなの子でいいんだ。」「私はずっと、ここにいたい。」と心から思いました。
 お父さん、お母さん、みんなの中に居るから、私が存在して、私はみんなのお陰で生かしてもらっていると感じました。

「ああ、幸せの、トンボよーどこへ、お前は、どこへ、飛んで行く。」、みんなで『トンボ』を歌えた時間も嬉しかったです。
『いちご白書をもう一度』は、最初にお母さんが、「この曲は、お母さんも大好き。昔のお父さんとお母さんみたいだよね。」と言っていて、曲が始まった瞬間に涙が出ました。
「いちご―、白書を―。ふたり、だけのメロディー、どこかでもう一度」、お父さんとお母さんの歌声に、じわじわと何かが込み上げてきました。

『青空ひとりきり』は、あまり聞いたことが無かったのですが、私の大好きな曲になりました。
 この曲の情景がお父さんと重なって、想像の中のお父さんに感動したし、私も同じ気持ちになった事があるなと思って、お父さんの歌声に安心しました。
 また、私は『春だったね』や、『シンシア』。『杏奈』『22歳の別れ』など、他にも大好きな曲がたくさんあって、今日は聞けなかった曲も、また聞きたいなと思いました。
 質問では、お父さんが「アミノ酸について」「芸術について」「コロナ前とコロナ後の日本と世界について」の質問に答えて下さって嬉しかったです。

 芸術についてで、「このお店とあのお店のどちらが美味しいかは誰でもわかるけれど、この絵のどこが美しいかは分かる人と分からない人がいる。」と話して下さいました。
 私は今、なのはなで写真を撮っているけれど、撮り始めた時からお父さんに、「ななほは写真が上手い。ななほの写真は綺麗だ。」と言われました。
 だから私は写真が撮れない訳でもないし、何が美しいかも分かると思うけれど、さとみちゃんのような写真が撮れないのは、私の浅さだと思います。

 さとみちゃんとか、かにちゃんは、絵を見ても感動すると思います。私もカメラを持ち始めた時から、今では写真の質も美しさも違うけれど、深く、濃く、物語がある写真は数少ないです。
 お父さんの話を聞いて、いくら最初からカメラを取れる人とか、絵が上手い人がいたとしても、諦めなければ上達すると思うし、
 日ごろの心持ちで撮るものも、写真の写りも変わるだろうなと思って、私も上を目指して頑張りたいし、深い人間になりたいです。

 お父さんの質問の他に、今回はスペシャルでお母さんも質問に答えてくださいました。
「美しさについて」、お母さんが昔の話や、今、お父さんと一緒に生活して、なのはなのお母さんをして、どう思っているかを話して下さった時間が嬉しかったです。
 改めて、常に誰かに見られている意識を持って、上品に誠実に生きたいし、自分ではなく、神様から与えられた自分として、よりよく生きたいと心から思いました。

 お母さんが質問に答えて下さった後は、お母さんとさやねちゃんのギターによる、『銀の龍の背に乗って』。
「あの青ざめた海のかなたで、今まさに、誰かが、傷んでいる」、出だしからお母さんの優しいけれど、強い声と気持ちに感動しました。
「銀のリュウの背に、乗って。求めに行こう、あるべき世界を―。」やっぱりお母さんはお母さんです。
 お母さんのみんなを思う気持ち、仲間を思う気持ち、お母さんの強さ、優しさ、正義、お母さんの『銀の龍の背に乗って』から、たくさんの勇気と希望を貰いました。
 お母さんの歌が嬉しかったし、さやねちゃんのアコースティックギターの演奏も素敵で、とても嬉しい時間でした。

 そして、最後の曲は、みんなが大好きな『HERO』。
 お父さんとお母さんのハーモニー。お父さんの力強い歌声。そして、みんなで「ヒーロー、ヒーローになる時」、『ヒーロー、」と歌った時間も温かかったです。
『HERO』を聞かせて頂くと、いつまでも私はなのはなの子で、お父さんとお母さんは変わらないと感じます。
 お父さんとお母さんが仲良く、顔を見合わせながら歌う時間。お母さんがお父さんの足をポンポンと叩き、リズムを取っている姿。
 お母さんの顔をくしゃくしゃにした、心からの優しくて、美しい笑顔。お父さんとお母さんのライブが嬉しかったです。

 『HERO』が終わった後、リュウさんから始まり、アンコールコールがかかり、お父さんとお母さんのアンコール曲は『大空と大地の中で』。
「生きることが、辛いとか、苦しいだとか、言う前に」というお父さんの言葉を聞いた瞬間、涙が止まらなくなって、私も歌いながら、ボロボロになりました。
「凍えた両手に、息を吹きかけて。しばれた身体をあたためて」、この曲はお父さんとお母さん、なのはなファミリーの曲です。
 私が一番感動して、お父さんとお母さんに守られているのを感じて、なのはなのみんなを仲間と感じる曲です。

 本当にお父さんとお母さんのライブが嬉しかったです。言葉にできない位の、大きな安心に包まれて、涙が止まりませんでした。
 お父さんとお母さんの事が大好きです。NICKフェスティバルを考えてくれた、実行委員さんに感謝の気持ちでいっぱいだし、実行委員さんの衣装も、BBQも最高に美味しかったです!