「幸せを共有できた時間」 まよ

5月6日

レクリエーションウィーク
 この数日間が自分にとっても幸せでかけがえのない時間となりました。こんなに幸せな時間を他に、過ごしている人がいるのだろうか、そう思えたくらいです。
 みんなが喜んでくれることを思って、実効委員の人たちの数々の遊びの準備があって、だから自分が楽しむことができました。みんなに喜んでもらうこと、楽しんでもらうことを目的として準備して、実際にみんなが楽しんでいること、利他心の気持ちを互いに渡しあい、幸せを共有できた時間。こんなにも豊かで贅沢なことはないと改めて感じました。
 幼い頃から、遊びが嫌いでした。遊べなかったです。
 今回のキャンプがこれまでで一番、楽しかったです。遊ぶのが楽しい! と思いました。
 自分が、嫌だな、緊張するな、と思うことを、どうしたら初めての子でも楽しむことができるのか、知識の有る無し、能力の差も関係なく楽しむことができるようにするには、どう準備すればよいのか。という視点で考えるととても楽しくなりました。
 できてもできなくても、みんなが自由な気持ちで安心して楽しむことができる、そんな空気を実行委員のみんながそれぞれの遊びの中で作ってくれたんだと思います。
 
 昨日のライブでお父さんお母さんのお話を聞いた後だったから、特に、今日のウォークラリーが倍に楽しめました。コロナについての最後の質問、だったと思いますが、世の中は今後、利他心で優しい世界に変わっていくでしょうか。というような質問だったと思います。それに対して、お父さんが、変わっていくかどうかは問題ではないと言いました。それよりも、優しい世の中を作るために自分が、仲間と一緒につくっていく「過程」が重要だというお話でした。改めて「過程」なんだと思いました。自分の人生なんて、大きな時代の流れからしたら一瞬の出来事なのだから、「好き」だと思うことをやればいいしどんな人生でもいい。これからは、理屈ではなくて人間が、軽視してきた情緒の部分をもっと大切にする時代になっていくということ。大きな、自然の存在を感じて、感じたまま流れていけばいいのだと思い安心した気持ちになりました。
 
 ウォークラリーは、初めに藁で民族衣装を作りました。この前畑の日除け対策で学んだ編み方で藁をスズランテープで網み、ベストをつくりました。編むのはやっぱり楽しく、ペアになって仕上げていくのも安心しました。
 吹矢は、私は今年初めて上達を感じました。以前はまず矢が的に当たりませんでしたが、当たるイメージをもち、集中することが楽しく感じました。山の中でやると特に、風の音や山のしんとした空気を感じて、みんなで静かに息を殺して集中するのが楽しく感じました。
 線画もすると、ちらと聴いていて楽しみにしていました。自然の中でデッサンをすることは自分は好きでやっていたのですが、墨と割りばしで作った筆を使い、みんなで決められた時間内で描くというのがすごく楽しかったです。時間が25分、と言われたので迷う時間はないな、と思い私はお母さんを描いているお父さん、山の木々を描くお母さんを後ろから見て、その前に広がる真っ直ぐに立つ木々を描きました。逆光の中で、とても綺麗に見えて暖かい空気があってそれを描くことがとても幸せに感じました。傍にみんなの描く息遣いを感じながら、集中する時間がすごく贅沢でした。
 
 台所チームのお仕事組のみんなが段取りしてくれた昼食のデリバリーサンドイッチが、本当に美味しくて、みんなで朝準備するのもとても楽しかったです。山の中の綺麗な空気の中でチームのみんなで御座を敷いて頂きました。なおちゃんやまことちゃんが拘ってカットしてくれた卵がゴロゴロ入ったサンドイッチとフルーツサンド。美味しかったです。
「謎っしゃいませ」の部屋では、けいたろうさん、まちちゃん、りゅうさんがなぞなぞとクイズを出してくれて、簡単なのや難しいのもあったけれどお父さんがどんどん答えてくれて、みんなで相談していいというルールのお蔭もあって安心して楽しむことができてすごく嬉しかったです。
 山小屋に帰ってきたら、同じチームのゆかこちゃんゆずちゃんと一緒にハンモックに揺られて光が透ける紅葉の葉を見ながら、みんなでまた作りたいデザートなどの話をしました。
 本当に幸せな時間で、ありがたかったです。