「レタスと心を通わせて」 えつこ

5月1日

 昨晩は、興奮して眠れませんでした。待っていたときがついにやってきました。
 梅林奥々畑で仲間と共に、風にも負けず霜にも負けずに力強く育ったレタスたち。
 ついに、畑から台所へ、台所から食卓へと旅だちました。
 れいこちゃんを中心として、Cチームのみんなで、レタスと心を通わせてきました。
 畑のシステムが変わってからは、るりこちゃんと一緒に毎日見回りをしました。私は、レタスの担当を通して、もっとちゃんと生きなくてはいけないと、思いました。

 はりきりすぎて、本当は玄関前集合なのに、畑に走って行ってしまいました。
 れいこちゃんとるりこちゃんを待たせてしまったことが申し訳なかったけれど、れいこちゃんが、「はりきりすぎてしまったんだね」と笑顔で言って許してくれました。
 れいこちゃん優しすぎる、と涙が出そうになりました。
 私は、Cチームでの活動を通して、れいこちゃんとるりこちゃんへの尊敬の気持ちが深まりました。
 受け身の姿勢でいて、れいこちゃんと同じ密度でレタスのことを考えられていなくて、れいこちゃんを孤独にさせてしまったことを深く反省した日もありました。
 毎日見回りをしても、なかなか球が肥大しないことが不安になったこともありました。
 でも、レタスは、ゆっくりでも一生懸命に成長していました。
 毎日レタスを見ていると、なかなか大きくならないと思っていたら、ある日急激に大きくなることがありました。
 私たちが回復をして人間として成長するときも、こんな感じなのだろうかと、思いました。

 夕食の時間に、みんなでレタスを食べる、という小さな目標が叶いました。
 みんながおいしい、とコメントしてくれました。Cチームのみんなと見守ってきたレタスが成長して、みんなに喜んでもらえました。
 いつか、子どもを産んで、子どもが自立したときもこんな気持ちになるのだろうか、と思いました。
 私のちっぽげな力でもみんなの喜びに繋がることがあるのなら、もっと全力で色んなことに向かいたいと、思いました。
 そんな生き方が、自分も楽しくて周りにも喜んでもらえてお互い様だと思いました。

 ハウスミーティングでお父さんが教えてくれたように、レタスを信じます。
 レタスの成長を見れることが、とても幸せです。
 今日は初収穫でしたが、はやく収穫したいと思いすぎて、完全に締まっていないレタスを収穫してしまったという反省があります。
 一番美味しい時期のレタスをみんなに届けたいです。
 うさぎ椀たっぷりに盛られたおいしいレタスをみんなと食べる!という目標に向かって、自分にできることを頑張ります。