「私たちでできる可能な範囲を」 りな

4月27日            

 午前はれいこちゃん、あけみちゃん、しなこちゃんとレタスと里芋の手入れをしました。レタスは、マグネシウム不足らしくて、マグネシウム分のある苦土石灰を追肥しました。 マグネシウムとか、窒素とか、リンとか野菜にとってどういう効果があるのかまだあまり分かっていないけれど、調べた時にそれぞれ相乗効果も反対の効果もあって、面白いなあと思いました。
 れいこちゃんとしなこちゃんがレタスの追肥をしている間に、私はあけみちゃんとミニトマトの電気ショックをしました。がけ崩れハウス北棟の『キラーズ』という黄色い品種だけ、ネキリ虫による被害が出ているとれいこちゃんから聞いて、被害が大きくなる前に電気ショックが出来て嬉しかったです。
 あけみちゃんが電気ショッカーで、私はホースで畝全体を水で濡らしました。草が敷かれていて、保水性があってたくさん水をやっても全然畝間に流れませんでした。また、水で濡らしたところをあけみちゃんが追ってくれたので、電気ショックの効果が大きかったです。
 あけみちゃんが「ぶるぶる振動してる!」と教えてくれました。畝の端はなぜか振動が大きくて、私も少しだけさせてもらいました。すると、本当に骨に響くぐらいの振動があってびっくりしました。
 畝の半分は、お父さんの集合のお話でもあったように、笹が敷かれていました。笹だと敷き草よりも白くて見た目も綺麗だなあと思いました。

 苗は大玉トマトの定植したときとそっくりでした。でも、大玉トマトは今茎も太くなって大きくなっているので、ミニトマトももう少ししたらこんなぐらい大きくなるのだろうなと思って嬉しくなりました。

 そのあとは、れいこちゃんとしなこちゃんと合流して、第一鉄塔畑の里芋の印直しと土寄せをしました。
 里芋が植わってから畑に入るのは初めてかもしれないと思いました。サトイモは22畝あって、全てに敷き草が敷かれていました。どこに植わっているか分かるように、畝に篠竹が刺さっていました。でも、その印が微妙にずれているので、1つ1つ確認して土寄せするのと同時に印を直していきました。
 里芋は浅植えで、角みたいな芽が出ている芋がたくさんありました。それらを芽の頂点の高さまで土を寄せていきました。
 印がついているところを手で探って芋を探しても見つからない所がありました。そのときは、少し印がずれていて、本当に植わっている場所を探しました。芋から芽が出ているときは見つけるのが簡単だったけれど、出ていないときは里芋の色が土と同化して見分けがつかなかったです。
 1つ印をつけたら、そこから目安で50センチのところを探しました。なれるまで時間がかかって、最初の畝は遅かったけれど、どんどん速くなっていって、ほんの少し芽が出ていても見つけられるようになって嬉しかったです。
 れいこちゃんが「こうして1つ1つの芋を見つけてあげると気持ちが届く気がするんだ」と言ってくれて、とても心が温まりました。こうしてどんな作業にも野菜に対して真心をもってしているれいこちゃんが綺麗だと思ったし、私もそうありたいと思いました。
 芽がとても大きくて、もう少し葉っぱが出そうという芋も見つけることが出来て嬉しかったです。

 1人5畝ぐらいして、ちょうど目標の時間の12時に終わりました。次は、梅林手前のレタスの中耕と土寄せをしました。梅林手前の畑は、土がゴロゴロしていてやはりレタスも茎が見えがちでした。手で土の塊をほぐし、れいこちゃんとしなこちゃんが追肥してくれた苦土石灰を土となじませて砕いた土を寄せました。
 まだレタスが小さい時に株もとに入れたダストや、追肥をした牛肥が周りの土を柔らかくしているようなきがしました。でも、まだまだ土は硬くて、拳ぐらいの土のかたまりもありました。
 ちょうど作業を昼食前に終わらせることが出来て、れいこちゃんが「全部予定していた作業が終わって嬉しかった」と笑顔で言ってくれて嬉しかったです。あと、梅林手前畑でトマトを露地栽培するんだと教えてくれて、楽しみだなあと思いました。

 午後は山小屋キャンプの準備で、昨日と引き続きつきちゃんともえちゃんと一緒に考えていました。おかあさんやおとうさんに相談しに行かせてもらったときに、お父さんから「どういうイメージを持つかによって変わる」ことを教えてもらって、私達は漠然としかイメージが持ててなかったんだと気が付きました。これからは、時間や全体の流れを見て、どんなぐらいの規模にするかをしっかりイメージして、夢ではない私達で出来る可能な範囲をいっぱい使って考えるようにしたいと思いました。

 お父さんお母さんのアドバイスを聞いてから、霧がすかっと晴れたように気持ちが軽くなりました。こうなったら、藁で試作するしかありません。スズランテープとはさみと藁の束を持って、玄関下でつきちゃんともえちゃんと試作してみました。
 すだれづくりのように、スズランテープで小さく束にした藁を片端だけ編んでいきました。すると、スカートのように先が広がった形になりました。ある程度の長さになって一回体に合わせてみました。すると、ロングスカート以上に長さがあって、胸ぐらいからワンピースのように着たらちょうど靴が見えるか見えないかぐらいでした。なんだか北極とか寒いところにいる原始人みたいだなあと思って、完成度の高さに驚いたし嬉しかったです。藁をしめ縄みたいにクルクルして、それを輪にすると、冠にすることも出来たし、みつあみをしてブレスレットにすることもできました。3人で20分ほどでこれだけ作れたので、実際はもっと人数がいるので出来そうです。また、山のものも使っていいことになっているので、もっとカラフルで可愛い衣装が出来るかもしれないなと楽しみです。

 5時から6時でトウモロコシの霜対策に行きました。トウモロコシの第1弾は、霜にやられているものもありました。トウモロコシ第1弾は、種まきをさせてもらった苗で、心がきゅうっと痛くなりました。これ以上霜に当てたくない、守りたいなと思いました。
 トウモロコシの上から敷き草をかぶせました。こんもりと山にして、ある草全部トウモロコシにかぶせました。見るからに暖かそうで、ほっとしました。

 明日も精一杯頑張りたいです。