「人のためにどうありたいか」 やよい

4月22日

 午前は、ひろこちゃんと二人で水やり作業を行いました。
 メニューは斜畑奥、斜畑手前、発見畑手前の人参と、発見畑に4畝中、3畝に植わるゴボウ、全収穫がせまる吉畑奥、吉畑下のホウレンソウです。
 ホウレンソウは全収穫までになるべく多くの株が収穫基準を満たして欲しいという思いから、ある液肥をあたえました。
  畑は全5枚ありました。
 まずは、ゴボウ3畝と、人参1畝が植わる発見畑手前から水やりを行いました。私が、ホースで水やりをして、ひろこちゃんが補助をしてくれました。
 ひろこちゃんはタイムキーパーをしつつ、段取りで立てたタイムスケジュールの実際の蘭にメモを取ってくれました。
 前日に水やりチームのちさとちゃん、ゆりかちゃん、やすよちゃんとタイムスケジュールを決めていました。

 吉畑奥に設置されるタンクから、発見畑手前、斜畑手前、奥、下とへつながるこのホースは、なのはなで一番なのではないか、と思うくらい水の出がよいです。
 今日も、種蒔きされた野菜には水の勢いが強いために、蛇口を前回に開いたところから、二回蛇口を閉めて、勢いを殺して水やりをしました。
 私がゴボウの水やりを終えると、ひろこちゃんが上に畑に行って、実際に何リットルへったか見に行ってくれました。
  ゴボウは20分で100Lの目標だったのですが、結果として15分で150Lもあたえることができていました。人参は30分で350L目標でしたが、25分で430Lあたえることができていました。
 午前、午後と二回あたえるのには少し多かったかもしれないのですが、この畑は本当に水の出がよくて、夏の盛りも短時間で多くの水をあたえることができて、とても効率的に水やりできると思って、とても嬉しかったです。
 そのあとのホウレンソウの水やりも予定通りスムーズに行うことができて、予定よりも15分早く終わって、最後に一回だけ補充することもできました。

 二人という少人数で午前だけで、全5枚の畑と3種類の野菜に水やりをすることができることって、凄いなと強く感じました。
 この高低差という仕組みは、機械もいらないし、ドライバーさんも必要ないし、誰でも簡単にかつ効率的に水やりができるとてもユニークで優しい仕組みだといつも感じるなと思います。
 この仕組みがある中で作業させてもらえることが本当に有り難いことだと思いました。
 私は夏の本番が来るまでに、なるべく水やり作業に入って、経験を積み重ねたいと考えています。
 夏本番になると、いろいろな作業が行われるので、見回りも忙しくなるだろうし、今の経験をしておいて、夏本番の水やりがピークになるころに、自分の経験を生かして、作業に入る人にきちんと伝えられるようにしたいと思うことと、自分の経験がシステム作りにきっと役に立つと思いました。

 午後は主に、作業の見回りを行いました。
 新しいシステムになってから、自分が見回る作業はほとんど一つくらいだったのですが、今日は、三つみまわる作業がありました。
 スイカの元肥入れ、畝立て、マルチ張りと、ナスの支柱の修正と、水やりです。
 作業を見て、こうしたらもっと早くできるなと思うことや、自分が気になることだけいくつか伝えたり、水やりだったら補助の人にエンジンポンプの止め方、機動の仕方などを伝えたりしました。
 はじめて、このシステムの「潤滑油になる」という役割にほんの少しだけで、近づけたように思って、嬉しかったです。

 4時30分頃にスイカの畝立て、マルチ張りをしている池上三角畑に行ったとき、すでに銀色のマルチが張られていて、1m幅の高いベット畝が西側に傾斜が付けられて、その上にこれでもかというほどにピンと張られた銀色のマルチシートがとても美しかったです。

 

 お父さんの夜の集合のお話が心に突き刺さるように感じました。
 お父さんは、自分を臆病な人間だと思うけれど、いつもそのときの全力で、目の前の人、物事にベストを尽くしていること。できる限りの力を尽くすこと。そして、絶対に諦めないこと。
 いつも全力を尽くすから、神様にいいように生きさせてほしいと、約束するような気持ちを持っていること。
 どんなときでも、自分が目の前のことにそのときにできる全力を尽くすこと、そういう生き方をしているとき、世の中に必要とされているか、自分は能力が低いとか、結果がどうとか、人からどう評価されているかとか考えている余裕はないこと。

 いつも答えを強く求めていること。求めるものを手に入れるために、自ら行動にうつし、手に入れていくこと。
 お父さんの手に入れたい物も、全力を尽くすことのすべてに「人のために」ということが根源になっていると思いました。
 お父さんが、記者として働いていたときのこと話してくださって、私はお父さんが記者として、厳しい条件の中で、諦めずに逃げずに全力でがむしゃらに走り続けた体験を聞かせていただくたびに私は、自分がひっかかっていることがスパンとなくなるような気持ち、背中を強く押されて、目の前が開けるように感じます。

 その当時のお父さんと、私とではまったく環境が違うのですが、私が今いる環境で私なりのベストを尽くせるようになりたいです。
 私は、人のためという考えをちゃんと入れて、ベストを尽くしたならば、自分は何ができるだろうかと思いました。
 なのはなファミリーの中で、いつも、前向きで、爽やかで、威厳と尊厳があって、頼りがいがある人になりたいと思いました。
 今はそんな人にはほど遠いかもかもしれないけれど、お父さんのように、今自分がいる環境で、周りの人のために、努力していきたいと思いました。
 そうやって、お父さん、お母さんのように、常に人のために前に進もうと思ったとき、日々の失敗に対する反省なんて、とても小さな取るに足らないものであると思いました。
 失敗を何度もしてしまっても、言い訳したりせず「はい、分かりました。すみませんでした。」の二つ返事をして、次はどうするべきかという答えをしっかりと入れて、潔く自分を修正していける人間になりたいと思いました。
 反省したとたん時間は止まってしまうと思いました。七転び八起きの人間になりたいと思いました。
 頭の中から、自分はどう思われているか、自分はその人の対してどう思うか、という自分の感情に支配されず、「自分は人のためにどうありたいか」という気持ちに染まった人になりたいです。