【山小屋便り4月号】「 お互いを高め合う卓球部 ―― 基礎練習から実践練習へ ――」 なおと

 日曜日と聞いて、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。休日? 協会に行く日? それともサザエさん? ……なのはなファミリーでその質問をしたら、こんな答えが返ってくるでしょう。

「なのはなカレーと、部活動!」

 そう、毎週日曜日は部活動の日です。みんながそれぞれの部で、楽しいひとときを過ごします。

 私はこの冬から卓球部に所属しています。卓球部は、部長のちさとちゃんと副部長のさきちゃんを中心に18人で活動中です。18人というと、結構な大所帯で、体育館はとてもにぎやか。私はこの卓球部が毎週楽しみです。

 午後2時、体育館に続々と卓球部員が集まってきます。一体今日はなにをするんだろうと、期待の満ちた顔で卓球台や用具の準備をします。ちさとちゃんが毎回工夫を凝らしたメニューを用意してきてくれるのです。

 卓球部は始動したばかりで、初心者も多いのですが、基礎からちさとちゃんが教えてくれるので安心。まずはボールをポンポンと地面に落とさないよう打ち続ける、玉突き。そして、みんなでフォア打ちのフォーム確認やフットワーク練習。球を打ち始めるのはそれからです。

 ちさとちゃんやさきちゃんのフォームはとてもきれいです。常に同じリズム、同じ場所でボール打っていて全く乱れません。ボールの来る位置に合わせて自分の1番打ちやすい場所に動くことで、安定してラリーを続けることができるのです。そんな2人がフォア打ちをしていると、カコンカコンと、ビートを刻む打楽器のような心地よさがあります。

  私が卓球部で1番楽しいのは、やっぱり試合している時です。この間、ダブルスの試合をした時、私はけいたろうさんとペアになりました。けいたろうさんは守備的なプレイで、相手の攻撃を何度も何度も凌いでいきます。

 私の横回転を掛けた攻撃的レシーブと絶妙なコンビネーションを発揮し、見事優勝! そして試合後けいたろうさんははにかんだ笑顔で、「いやあ、なおとさんのおかげですよ」といつものジェントルマン精神を見せてくれました。

 シングルス戦では、ちさとちゃんとの試合が燃えます。ちさとちゃんは、ツッツキとスマッシュの名手です。私の下回転サーブを切れ味の鋭いツッツキでフォアとバックに巧みに打ち分けてくるので、ドライブで3球目を攻撃するのがとても難しいのです。そして甘い球を返すと、必殺のスマッシュが待っていて、為す術もありません。対戦成績は勝ったり負けたりの五分で、切磋琢磨の良いライバル関係です。

 お互い試合をすると、次やるときはああしてみようこうしてみようと策を練ってくるので、一戦一戦が毎回違ったものになり、その緊張感がたまらなくて、ああ、卓球って楽しいなあと感じることができるのです。

 そんななのはな卓球部、次はどんな活動になるのでしょうか。日曜日が楽しみです。