「非日常をすぐ傍で」 ゆきな

4月19日

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 はるかちゃんのお誕生日でした。はるかちゃんの仕事の速さ・頭の回転に毎回驚かされます。そして、メリハリの良さも鋭いところがあって、自分もそうありたいと思うことが多いです。

 はるかちゃんは、看護学校に通っています。でも、夕方にはヒョコッと配膳にいたり、朝食当番にいたり、園芸の種袋を持って外に行く姿を見ます。勉強と、それが一段落したら、次はなのはなでやりたいこと、みんなとできることをしています。いつもいつの間にいたの、というぐらい、自然にいて、学校に通っているけれど一緒にいるみたいです。

 お誕生日おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。

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 2019年のウィンターコンサートを見させていただきました。心の準備をしないまま見てしまって、呆然とした感じだったけれども、5秒ぐらい経って、身体からゾワッとこみ上げてくるものがありました。足を床につく瞬間、手を上げる瞬間が揃っていているとそれだけで、圧倒されるものがありました。みんなの表情が笑っているけれども、挑戦的な強い思いがあって、非日常をすぐ傍で感じました。みんなが1つの生き物になっている、そのことが分かりました。

 あのとき、みんなであゆちゃんと練習した時間、身体の筋肉がもう限界ではないかと思ったときもあったし、これ以上幸せなことはないのではないかとおもったときもありました。あの時間全部が、今見ている演奏に繋がっている、表情や揃った動きを見て思いました。この1回に向かったこと全部に意味があった、と改めて感じました。

 りなちゃんの、少年レオナルドの瞳が水晶のように透き通って光っているのをみたら、涙が流れてきました。

 

 優しい心を持っているから、今の競争がある世の中に生きにくさや、周りの人がよそよそしく感じて、苦しくてしょうがない。それは私たちも同じ道を通ってきました。コンサートは、アカリ、キョウコ、ツバサ、精霊の物語でもあるけれど、私たちの物語でもあります。
 レオナルドは、モラルが崩れると、地球環境も崩れてしまう。そのことを発見しました。それはお父さん、お母さんが気づかれたことで、まだ知らない人がたくさんいます。
 自分の生きにくさ・モラルと地球環境の結びつきを知ったからには、知った者の使命と責任があると思います。

 
 アカリはれいこちゃんです。畑のチームリーダーをして迷い無く「こうだ!」と思ったら進んで行く大胆さや正義感も、ダンスを踊るときの見せたいところで一瞬止まる、魅せる意識が高い美しさも、れいこちゃんであり、していることは違うけれどもアカリそのものに思えました。私、諦めない、そう希望を持って生きている姿を見ると、今のれいこちゃんに見えて、日々の心持ちそのものがステージにも表れる、そのことが強く感じました。

 『シャンデリア』は初めて前から見ました。精霊たちの正義感、競争で落とすことがない優しい気持ち、それを守るようにアカリを囲んだこと。自分たちはこの精霊たちと同じように生きていくんだ、と誓うように歌ったこと。見守っていてください、と祈ったこと。そのとき、みんなで向かった気持ちを思い出しました。その気持ちを忘れてはいけない、と思いました。ずっと見ていたいような思いでした。あのときと同じように、祈るような気持ちで誠実にいたいと思いました。