「責任を持って謙虚に」 りな

4月17日

 昨夜のお母さんの「イライラと感謝の気持ちは共存しない」という言葉が心に残りました。私も気持ちが焦っていたり疲れているときは結構イライラして、トイレットペーパーがなかったり、歯磨き粉がなかったり小さな事も、誰のせいでもないのに腹がたってしまいます。これは本当はイライラしたくないし、怒りたくないし、おおらかな人でいたいです。
 お父さんは、人は誰でもよくあろうとする、とおっしゃられるけれど、私にもきっと感謝の気持ちはあるはずだと思いました。だから、これからは感謝の気持ちを見つけて、この気持ちをもっと自分の中にため込んでいこうと思いました。
 今日も少しだけ感謝の気持ちがありました。それは、担当野菜であるゴボウの種まきをみんながしてくれたことです。作業から帰ってきたときに、まきちゃんが「種まき終わったよ」と声をかけてくれてとても嬉しかったです。甘えをなくして、責任感を持って、謙虚であることが大切だと思いました。

 午前は、れいこちゃんとまなかちゃんと一緒に陶芸教室に行かせてもらいました。行く道で、古畑の桃の木を見ると、上には葉っぱが、下には花があり、ちょうどぱっかんと色が分かれていてとても綺麗でした。2色見られるのはきっと今だけなんだなと思うと、景色を目に焼き付けました。
陶芸教室では、コロナウイルス対策で、来られている方と背中合わせになりました。今日するのは、前回に形を作った味噌玉を入れるお皿の仕上げです。これは、目玉焼きの入ったフライパンを小さくしたような形で、お皿の真ん中に桃の花を掘りました。1人1人形が少しずつ違って、手作りな感じが可愛いです。

 その前に、前々回に作って、みんなに大好評だった小鳥の箸置きを1人5個作ることになりました。今小鳥は60羽いて、もう少しいたら全員に1羽配られるからです。見本の紙はなかったけれど、前の手の感覚を再現しながら、頭の中で想像を膨らませました。
焼いたら思った以上に小さくなることが分かったので、次は存在感が出るように大きめに作りました。1羽目は、丸い羽をつけました。くちばしを作るとき、この前はどうしても頭の真ん中がへこんでしまい、れいこちゃんやちさちゃんはどうしてこんなに綺麗にくちばしを作ることができるのだろうと疑問に思っていたけれど、今日は頭もへこまずに上手に出来ました。縦につまむようにしてくちばしを作っていたからへこみが出来ていたので、横にもつまんでバランスよくすればよかったのです。こんな簡単なことだったけれど、前よりも進歩していて嬉しかったです。
 横向きの小鳥や、笑っている小鳥も作りました。おなかを丸くぽってりとさせたらかわいらしいこと、くちばしの近くに真ん丸な目を描いたら愛らしいことが分かりました。
ちょうど目標にしていた時間に5羽作ることができて、この子たちもはやくみんなに見せたいなと思いました。

 味噌玉のお皿は、乾いて石のように固くなっていました。色も形もそのままなのに、取っ手の部分が支えなしで立っていて、手に取って持つとずっしり重たくて、それだけでも気持ちが高まりました。
 土に水をつけると少しだけ柔らかくなって削ったりすることができました。でも、形を変えることは出来なくて、ただ削ったりさすったりして形を滑らかにしました。
 口の部分を平らにするため専用の、U字に針金がついている道具がありました。それを使って、表面を削り、平らにしました。でも、削ったら削っただけお皿が浅くなりそうで、少し手作り感も残しました。

 れいこちゃんがスポンジで表面をこすっていて、なにをしているんだろうと思っていたら、これは表面を滑らかにするものらしいです。スポンジに水を浸して水を切り、こすったらちょうどいい水加減で土の表面を溶かし、ひび割れを埋めます。なぞるところがみるみるうちにツルツルになって、気持ちが良かったです。
 桃の花を掘ったところは、慎重に触りました。土が柔らかい時に掘ったら、掘った土が盛り上がって表面がぼこぼこになってしまったけれど、ある程度硬くなったら掘っても削りカスが出るだけで、とても綺麗に掘ることが出来ました。
 前回2個作って、2個とも修正が出来たので、3個目にとりかかりました。時間が限られていたので、極めることはできなかったけれど、滑らかに作ることができて嬉しかったです。
 帰り道、梅林の畑でピンクジャンバーを着たみんなが作業をしていて、私もはやく作業したい!と思いました。

 午後は、永禮さんや大勢のみんなと一緒にサツマイモの畝たてをしました。サツマイモの植わる夕の子東の畑は、昨日の午前元肥入れをしたばかりで、もうトラクターがかけられていて驚きました。
 畝は33畝、1人1畝担当で、1人が2,5畝作ったら終わるとリーダーのしほちゃんから聞き、絶対に2,5畝は作ろうと思いました。
 早速畝に入って、畝たてにとりかかりました。決して気合を入れすぎず、ペース配分を考えながら出来る範囲で精いっぱいしました。クワ半分を上げるとしほちゃんから聞いて、畝の筋だけを見てあとは感覚で畝たてしました。
 心の中で1、2、とテンポを刻んでいました。そうすると、動きにリズムが出来て潔く進むことが出来ます。クワを同じところで何回も動かさないけれど、その分1回の上げる土の量をどれだけ多くできるか試していました。
 そんなふうに無心で畝を立てていて、ふと作ってきた畝を見ると、びっくりするぐらい真っ直ぐで嬉しかったです。この調子で真っ直ぐに行こうと思って妙に気合を入れると少し曲がってしまいました。
 そうしているうちに、休憩になって永禮さんが用意して下さったなぞなぞタイムになりました。なぞなぞの問題を聞いても、頭の中で漠然と読み返すだけで分からなかったけれど、リフレッシュになってそのあとの畝たては驚くほどスピードが上がっていました。
 1辺終わらすのはとてもあっという間でした。誰の力も借りないので頼ることがなくて、そのかわりに達成感が何倍にもありました。私1人でこんな高畝に出来るんだ、そう誇りに思えました。
2畝終わらして、3畝目は土が粘土質でゴロゴロしていました。土がクワの刃にくっついて力がかかったけれど、2,7畝ぐらい作ることができて、嬉しかったです。
 サツマイモの畝たてがひと段落したところで、何人かと下町川のアスパラ畑の草取りに行きました。アスパラの収穫が始まったと聞いていて、畑に着くと本当にアスパラがニョキニョキ伸びていて、長いものだと15cmはありました。
 1人が1畝の母になって完璧に綺麗にしようとのりよちゃんが言いました。草は少ししか生えていなかったですが、やっかいなクローバーがありました。
 畝には4センチほど牛肥が積もっていて、バケツリレーの元肥入れを思い出しました。牛肥の上に手を置くと、チクッとして、焦げたパン粉のようだなあと思いました。
クローバーがなかなか抜けなくて、1畝終わらせることは出来なかったけれど、たくさんの作業を進められて嬉しかったです。

 ゴボウの種まきが無事終わって、明日の雨が恵みの雨になってくれたらいいなあと思いました。ウィンターコンサートのDVD鑑賞もとても楽しみです。明日も精一杯頑張りたいです。