「悲観主義に逃げない」 みほ

4月14日

 今朝は、やよいちゃんと小松菜の見回りに行きました。ここ2日ハウス閉めの時に、害虫被害を見つけて、「もう1回防除をやりたい、土寄せ、間引きもしたい」とやよいちゃんに言ったところ、本当に必要か一緒に見に行こうと言ってくれました。
 畑に着いて小松菜を見るなりやよいちゃんが「大きくてきれいだね」と言ってくれました。ハウス閉めで見回りをしている時は、害虫の食われ穴だらけのところばかり見えていたのに、やよいちゃんと一緒に見ると確かに、すごくきれいで立派な小松菜が誇らしげに生えていました。やよいちゃんが全体を見ることを教えてくれました。私が、「害虫被害が数株あると、そこには害虫チェックで見つかりきらない害虫がいて、明日にはもっと被害が広がっているような気がしてしまって。」とやよいちゃんに言いました。そしたらやよいちゃんが「私も最初悲観的にしか見れなくてね、コンサート前なのに毎日20人くらいでブロッコリーの害虫チェックしていたんだよ。悲観的に見ていると悲観的にしか見れなくなってしまう。最近はだいぶ普通に見れるようになってきたけれど。」と話してくれました。小松菜の害虫による被害が0にならないことが、最近ずっと苦しく思っていました。でも、小松菜は立派できれいでした。

 最近、私はずっと物事を悲観的にしか見れていなかったと思いました。作業でも、生活でも自分のいたらないところ、出来ていないところ、上手くいかないところばかりに目がいって、それでいっぱいいっぱいになっていました。自分は悲観的になり過ぎていたと思って、悲観的な部分から目を離すと、すごく気持ちが楽になりました。またやよいちゃんと野菜に気持ちを救ってもらいました。今日、明るい気持ちで過ごせました。
 
 10月頃、お父さんに聞いてみようで質問させてもらったことで、お父さんが「叱られるのが怖い人は、叱られる前に叱られないように手を打っている。」と教えてもらったことがありました。私がすごく悲観的になってしまうのも、できていないことを人に指摘される前に自分で否定することで自分を守っているんだと気がつきました。気がついたから、もう私は悲観主義には逃げません。物事を見るべきように正しく見ます。

 最近嬉しいことがありました。ブドウの新芽が膨らんでピンクに大きくなっていました。えりさちゃんとたまに見回りに行くのですが、なかなか全然変化がなくて「この木は生きているのだろうか」と心配していました。ブドウの大きく膨らんだ芽を見て本当に嬉しくなりました。

 今日は収獲と嫁入り準備の作業に入らせてもらいました。ラデッシュが宝石みたいで本当にきれいでした。きぬさやも今期初収獲させてもらいました。小松菜やラデッシュが立派に生えているのを見ると、お父さんがハウスミーティングの時に虫や魚から虫や魚のプライドを感じた話を思い出しました。午後は竹取りの作業に入らせてもらいました。
 午前はしほちゃんと「出荷準備の作業がやることどんどん進んで楽しいね」と笑い合って、午後は竹取りでまちちゃんやあけみちゃんと竹を運ぶのが楽しくて笑い合って、毎日こうやって、いろんな人と充実した楽しい作業が進む喜びを共有させてもらって私は本当に幸せだなと思いました。